LC-32GS20の感想
先日購入したシャープのフルスペック液晶アクオス「LC-32GS20」を暫く使ってみましたので、その感想でも書きたいと思います。
まずテレビとしてですが、地上波アナログ、地上波デジタル、BSデジタルのどれもが先日まで使ってたソニーのプラズマベガ「KDE-P42HV2」より汚くなった印象を受けました。
プラズマと液晶の違いの差なのか解像度の違いなのか映像エンジンの違いなのかはわかりませんが、画面のざらつきが気になります。
でも、意識すれば気になるかな?という程度ですし、余りじっくりとテレビを見るわけではないので特に問題ありません。
続いてS映像端子に接続したHDDレコーダーやスカパーチューナーの映像ですが、前のテレビの時もさっぱりでしたが余計にさっぱりです。
でも、元から期待してなかったので許せます。
続いてi.Linkで接続している「Rec-POT」ですが、こちらは当たり前のように綺麗に映ります。
そしてゲーム機の映像についてですが、PS3はHDMIケーブルでSONYのAVアンプ「TA-DA3200ES」を通して接続し、XBOX360とWiiとPS2はD端子のセレクターを通してAQUOSのD端子に接続しています。
音声はPS3は映像と同じくHDMIでの接続となり、D端子セレクターを通している方はステレオピンプラグになるんですが、XBOX360だけは勿体無いので光ケーブルをAVアンプに接続しています。
PS3以外の接続方法は前のテレビの時と同じなんですが、前のテレビではクッキリと映っていたXBOX360の映像がなんだかぼやけてしまいました。
これは解像度とスケーラのせいだと思いますが、XBOX360の出力設定をD3、D4にしてみてもあまり変化はありませんでした。
ちょっとショックです・・・
そしてWiiとPS2ですが、こちらはD2での入力となるのでもっと悲惨です。
かなりショックです。
でも、PS3だけは綺麗に映ります。
フルHDのメニュー画面やムービーもDot by Dotで綺麗に映りますし、こういった720Pのゲームも綺麗に映ります。
CRTあたりと違って画素数固定でスケーラが絡んでしまう分仕方ないとは思いますが、やはりショックです・・・
新しいテレビを購入たのに、「ショックです」ばかり言ってるような気がしますね。
最後にDVI端子に接続したPCの映像ですが、思ってたより綺麗に映りました。
解像度はDVI-D接続の1920*1080で、AQUOS側でDot by Dot表示にしています。
この画面はフロント、バックともに1920*1080ドットに設定したPC版FFXIの画面ですが、こういったゲームなら遅延や残像も気にならずにプレイすることが可能です。
でもフロントの解像度を落とすとDot by Dotで全画面にならないので、文字が若干小さいのが気になります。
特にHP/MPの表示が小さく、おまけにテキスト領域のログが出る部分からの距離が遠いので戦闘するときには注意が必要です。
試しにこの解像度で人の多い場所をうろついてみましたが、PCの性能的には特に問題なさそうでした。
ただ、ゲームではなく事務処理のような事をしようとすると、気になることが何点かありました。
まず、リフレッシュレートの関係か画面がチラチラするのが気になります。
バックライトが点滅してるような感じですが、前がプラズマだったからか余計に気になります。
また、赤や黄なんかの色がちょっとおかしく、デザインの仕事をしてる方には向かないと思います・・・って、デザインの仕事してる方が使うとは思いませんが。
そんな感じで、PC接続やHDMI接続ができ、おまけにフルスペック液晶パネルで長時間のプレイでも焼き付きの心配が無くなって嬉しい反面、低解像度入力の映像はさっぱりな表示になってしまいました。
もう少しスケーラ含めた映像エンジンが進化し、S端子やD端子等のアナログ入力もパネルの解像度に関係なくクッキリと映ってくれるようになると嬉しいんですが・・・
ジャギが目立ってでも、ぼやけずに1ドット1ドットがはっきり見えるようにクッキリと映ってくれる方が好みなので、技術者さんはそのように頑張ってください。
「ショック・・・」と何度も書いてしまいましたが、結論としては買って良かったと思ってます。
また暫く使ってみて、気になったことがあれば書きたいと思います。
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