TA-DA3200ESの感想
設置が終わったSONYのAVアンプ「TA-DA3200ES」ですが、設定と試聴をしてみました。
まずは何の設定もせずに普通に聴いてみました。
音が鳴りました。
初期不良ではないようです(笑)
その後マニュアルを開き、メモリークリーニング、スピーカーのインピーダンスの設定を行いました。
そして、「ペアマッチング方式自動音場補正機能DCACを搭載」してるので、その設定をやってみることにしました。
設定には添付してる音場補正マイクを使用します。
このマイク、広い部屋でも使えるようにケーブルが非常に長いんですが、意味もなくムカついてしまいます(笑)
私の部屋ではその長いケーブルのうち、2m程を使いました・・・
サラウンドスピーカーは備え付けではなく、タンスが開かなかったりと邪魔になるのでスタンドを着けており、普段はメタルラックの前に置いてて使うときだけ定位置に設置するようにしています。
そのサラウンドスピーカーを定位置に設置し、昔にビデオカメラを買ったときにおまけで付けてくれた三脚があったので、それを使っていつも聴く位置の頭の位置にマイクをセットしました。
この三脚を使うのは、これが初めての様な気がしないでもありません(笑)
テレビとはHDMIで接続してるので入力切替をHDMI1にし、アンプのリモコンでON SCREENを押すと設定画面が出てきました。
この画面から自動音場補正を行います。
説明書に書いてるようにサブウーファーのボリュームやクロスオーバー周波数の準備を行い、「FULL FLAT」の設定で調整を開始してみました。
最初はスピーカーが順番にピンコロピンコロ鳴りました。
続いてサブウーファーがいきなり大きい音で鳴ったのでびっくりし、その後のサブウーファーのチェックで「ドドドド」鳴ってる時に部屋のあちらこちらが思いっきり共振してたので涙を流していると設定が終わりました。
ここで結線ミスや測定不能等でエラーとなる場合があるようですが、なんとか無事に終わって良かったです・・・
そしていよいよ試聴です。
まずはこれを聴いてみました。
このCDは前の環境と比較する為、今まで聴いてたのと同じプレーヤーで確認してみました。
スピーカーとプレーヤーは変わってないので、アンプのみが変わったということになります。
比較するために前のアンプを取り外す前に聴いてはいましたが、一晩寝てしまったらすっかり忘れてしまいました(笑)
正確な比較はできませんが、前聴いた時よりもハイハットが痛くなく、全体が丸くなったような気がします。
前の時はサブウーファーのレベルやクロスオーバー周波数を調整したり、アンプのActive EQやSpeaker EQ等の補正機能も有効にし、TONEを弄ったりしてできるだけ居間の環境の音に近づくように頑張っていました。
今回のは上でやった自動補正しかやっていませんし、「FULL FLAT」の設定が効いているのか全体が丸くなった様な感じがします。
また、音量を結構上げても前のように煩くは感じません。
「気がします・・・感じがします・・・」としか言えません(笑)
続いてこれです。
1曲目のパンする重低音までナチュラルになってて、ちょっと迫力に欠けます。
それ以外は元気になったように聴こえ、1音1音がくっきりとした印象を受けました。
続いてこれです。
ここから、プレーヤーをPLAYSTATION 3に換えてみました。
アンプとの接続はHDMIで、映像を別の出力にするといったこともしていません。
まず1曲目の歌いだしの「ペチャ」っていう部分でビックリしました。
今までこっちの環境では何度も聴いた曲なんですが、今までは気にもしなかったのに今回は何故か気になりました。
同じ曲の他の部分も他の曲もどれも纏まりが良くなり、ボーカルも伸びやかになったように感じます。
それがいい音なのかどうかは別にして、ある意味凄いと思いました。
その後、PS3と比較するためにプレーヤーを交換してみましたが、やっぱりこっちの方がいい音に聴こえます。
最初の「ペチャ」もPS3よりも生々しく聴こえました。
ちなみに、PS3はHDMI接続、こっちは同軸デジタルで接続しています。
そして最後に、今回の為に購入したこれを聴いてみました。
このCDはCDの2ch、SACDの2ch、SACDのMulti chが収められているハイブリッドディスクとなっています。
SACD部分についてはPS3でしか聴けないので、全部PS3で確認することにしました。
まずはCDの2chを聴いてみましたが、余り感動しません。
そして、SACDの2chを聴いてみました。
・・・違いが判りません(笑)
仕方が無いので、SACDのMulti chを聴いてみました。
感動しました!
・・・音がどうかではなく、サラウンド感に(笑)
じっくりと聴き比べたわけではないので微妙な差はあるのかもしれませんが、私の環境ではSACDの優位性は殆ど判らないくらいの差しかないようです。
ただ、アンプが変わったことによる音の変化は感じることができました。
PS3の設定で無線LANを無効にしたりHDMIから映像を出さないようにするといい音になるとあるサイトで見ましたが、ケーブルの繋ぎ換えが大変なのと、せっかく綺麗に映ってる映像の画質を落としてまでPS3でいい音を聴こうとは思いませんのでこれでいいんです・・・でもどのくらい変わるのかは試してみたいですね。
・・・変わってるのが判らなかったら、さらに悲しいのでやめておこう(笑)
といった感じで、去年の人間ドッグで「難聴ぎみ」と診断された私が感想を書いてみましたが、参考にしないで下さい(笑)
また使ってて気付いたことがあれば、書きたいと思います・・・
« TA-DA3200ES設置 | トップページ | PSPまで買ってしまった »
コメント