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先週水曜から入院してる末っ子ですが、これまでに更新した検査内容を見て気付いた方もいたかもしれませんが、「川崎病」という病気です。

入院する前から熱が高くなり、当日体に発疹がでたり首のリンパが腫れたり手足が赤くなったりしてたので「手足口病」と「おたふく風邪」が一緒に来たのかな？と思って掛かりつけの小児科に連れて行くと、「これはやっかいな病気なのでうちでは面倒みれません、大きい病院に行ってください」と言われ、そのまま県立の総合病院に行くと緊急入院となりました。

その後、目が赤い、唇も腫れる、舌も真っ赤という症状も現れ、6つの症状が揃って完全型川崎病と診断されました。
ただこの川崎病、今の医療技術を持ってしても原因やはっきりとした治療方法が見つかってないようで、先生からインターネットで私が調べたのと同じレベルの説明を受けました。
40度以上の熱もそうですが、怖いのは合併症での心臓の冠動脈瘤・・・これが約10%の確立で出るらしく、大きな瘤が出来てしまうと一生障害として残るらしく、運動障害等にもなるようです。

治療としては、上記の数種類の症状が確認されて川崎病と診断されてから、血液製剤である「ヒト免疫グロブリン」の大量投与が始まりました。
一時期問題になった血液製剤ですので、その後いろんな処理はされているものの今後何があるか判らないので誓約書みたいなものを書かされ、その時に先生から説明も受けました。
「もしこのグロブリンで症状が良くならなければ、再度グロブリンを投与し、それでもダメならステロイド、それでもダメなら体中の血を全部入れ替える（血漿交換）必要があり、ここでは対処できないのでもっと大きな病院に変わってもらわないといけません」と・・・本当の事なのでしょうが、とても心配になりました。

その後数日間このガンマグロブリンを投与していると、体の発疹も消え、手のひらや足の裏の赤いのもなくなってきました。
熱も40度以上あったものが、38度、37度と下がってきまして、効果あったと思ったんですが、血液検査をすると「症状から見て思ったほど結果は良くない」との事。
それでも一時期の悪かった時から比べると良くなってる？との説明を受け、暫く同じ処置が続きました。

そして数日後、熱も随分下がり、心臓のエコー検査です。
最初に点滴をうつ際にも暴れたり注射が嫌いだったりするので、病室に看護婦さんや先生が来ただけで暴れだすので、簡単に心エコーも取らせてもらえません。
そのため、初日は取ったもののちゃんと取れなかったので、次の日は睡眠薬を使って眠らせて撮りました。
結果は異常なし・・・ここで相当安心しました。

そしてさらに数日後、血液検査でも良い状態になり、ようやく点滴の針が取り除かれました。
この時点で食欲も戻り、普段と変わらない状態になりました。

まだ数ヶ月間は血を固まりにくくするアスピリンを飲み続けなければいけないので、それを飲んでる事による注意も必要だったり毎週の定期検査があったりしますが、とりあえず無事に治ってるようですし、心臓にも異常が無いようで本当に良かったです。

実際はとても心配でいろんなHPやブログを見て川崎病について勉強し、あるHPでは励まされたり、あるHPでは余計心配になったりと自分の中でも大変でした。
でも診断が遅れて処置も遅れたりしてる例もある中、うちの子が行ってた小児科では直ぐに「やっかいな病気」と診断してくれて大きな病院に行くように指示してくれたり、総合病院でも「診断結果の後、直ぐに治療できるほうがいいので入院しましょう」と診断されたので良かったのだと思います。

本当に普段は風邪もまったくひかない元気な5歳時の平均体重を持つ3歳成り立てな子供ですが(笑)、突然の意味不明な病気にびっくりさせられました。
今後も検診等で嫁さんも大変だと思いますが、力を合わせて頑張っていきたいと思います。