先日到着した新しいUPSを設置しました。
今回購入した、OMRONの「BU150SW」です。(メーカーサイトはこちら)
外箱を開けるとこんな感じになっています。
普通は本体だけが袋に入って発泡スチロールで押さえられてる様な気がするんですが、これは発泡スチロールに本体が入った状態で袋に入れられていたので出すときちょっと大変でした。
こちらは、机の裏に隠れてたOMRON「BN140SX」です。
暑くなる部屋での使用や使い方の問題か、頻繁に連続の警告音が鳴るようになったので今回交換となります。
上に乗ってるのはNASとNAS用のバックアップHDD、後ろの黒いのがGbEハブ。
仕様上縦置きでしか設置することができず、両方の側面に通気穴があるので設置する際には両側にもスペースが必要になります。
こちらが交換した新しいUPSのOMRON「BU150SW」です。
さっきまで白かったNASやHubの土台が黒くなりました。
1400VAから1500VAのUPSになったんですが、常時インバーター給電方式の為かサイズは小さくなっています。
黒だから締まって見える・・・とかでもなさそうです。
上で書いた縦置き設置しか出来ない「BN140SX」とは違い、「BU150SW」は横置き設置もできる様です。
その場合は通気穴が無い本体左側面を下にして設置するようになるんですが、側面にはゴム足も無いし、こんな縦も横も余り変わらないような形状の物を横置きにする事ってあるんでしょうか・・・
ただそのおかげでこんな設置方法の場合でも向こう側を壁にピッタリくっつけることができるので、設置スペースが少なく済むようになります・・・が、私の場合は数本のケーブルを向こう側に押し込んでいるのでどちらにしてもくっつける事が出来ません。
本体の前面パネルはこんな感じです。
数個のランプしか無い「BN140SX」とは違い、「BU150SW」には状態表示の出来るデジタル表示器があります。
またメインスイッチには簡単に押せないようにプラスチックのカバーが付いてて、鉄騎のコントローラーを思い出してしまいました。
左側に出ている太いケーブルが今回のUPSのケーブルですが、先端には15Aプラグが付いており、20Aプラグも標準で添付していました。
ただ、OMRONのHPを見てここで書いた事は間違いだったようで、この「BU150SW」も「BN140SX」同様、20Aプラグにしないと仕様上の1500VA/1050Wは無理なようです。
同じOMRON製でもメーカーHPの、こちらの「BN150S」の仕様には※20Aプラグ使用時といった注意書きがあるのに、今回購入したこちらの「BU150SW」の仕様に注意書きが無いのはどうなんでしょう。
ただ、プラグを変えないと仕様上の最大出力容量が出せないと知っていた「BN140SX」のHP上の仕様にも注意書きがない時点で気付くべきでした・・・
とはいえ、15Aプラグを使用しても1100VA/950Wもの出力容量がありますので特に支障は無さそうです。
ブレーカーや自室まで来ている電線はここで書いた電源工事の際に20Aにしてもらっているので、本体前面の設定スイッチを20Aモードに切り替えれば1500VA/1050Wで使えるのかな?
それともブレーカーや電線が20A対応でも、プラグが15Aだとダメなのかな?
そもそも、20Aの電源のコンセント形状が15Aなのがダメなのかな?
・・・と、ぶつぶつ言ってても仕方がないのと危険も伴うため、製品出荷時状態の15A用「定格出力容量(1100VA/950W)」で使うことにします。
これでも容量が足りなくなる事はないと思いますし。
裏面はこんな感じです。
これより容量の小さいモデルには電源出力コンセントが6つもあるのに、「BU150SW」には5つしかありません。
これまで使ってた「BN140SX」にも6つのコンセントがありましたが、5つしか使ってなかったので結局丁度ということになります。
他にはほぼ常時回転しているファンやバッテリ増設時に接続するコネクターなんかもありますが、最近のUPSには付いてるUSB端子がないのでPCとの接続はRS-232C端子となります。
ネットワーク経由で管理できるボードもオプションで用意されているようですが、今回も管理はしないので不要です。
何かを常時運転でもするようになったら考えようと思います。
取り外されて他の部屋に放置された「BN140SX」です。
これまでの約4年間、良く頑張ってくれました。
最後の方は頻繁に警告音が鳴る様になったものの、UPSとしての仕事はちゃんと果たしてくれてたので安心して使用することができました。
ずっと机の裏に隠れていたため見た目は新品同様ですが・・・お疲れ様でした。
最後に、電源出力コンセントの電圧をテスターで測ってみました。
こちらは今日で引退となる「BN140SX」を測ってみたときのものですが、AC電源を接続しての通常運転時でも99Vとなっています。
専用電源を引いた私の部屋とは違う子供部屋の為か、微妙に100Vに達していません。
このUPSも出力電圧調整機能を持ってはいるものの、調整間隔が広いのでこういった微妙な電圧の場合はどうにもならない様です。
そしてこちらがAC電源を外してのバックアップ運転中のものになります。
電圧はさらに下がって98.2Vとなってしまいました。
この辺は各UPSが持っている電圧調整機能の性能次第かもしれませんが、ラインインタラクティブ方式ではこんなものかもしれませんね。
そして写真を撮り忘れましたが、同じことを今回購入した常時インバータ給電方式の「BU150SW」でもやってみました。
結果は、通常運転中が100.4V(+-0.1程)、そしてバックアップ運転中も100.4V(+-0.1V程)となりました。
ちなみにこの部屋のACコンセントの電圧は102.2Vと電源工事をした時と同じく他の部屋より若干高めになってはいますが、こうやって入力電圧に影響されないのが常時インバータ給電方式の素晴らしい所ですね。
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