あの頃のシマノ
押し入れシリーズ第一弾で「TEAM DAIWA-S」の事を書いたので、ついでにその頃のシマノのタックルを紹介したいと思います。
まずはリールです。
こちらは今でもシリーズとして続いている、Scorpionの「Quickfire」。
クラッチのオンオフが親指で簡単にできるクイックラッチがついており、着水後の即バイトにも対応することができました。
ブレーキシステムは遠心のSVSで、効きがナチュラルだったのを思い出します。
何より、この純白がいいですね。
そう、この純白リールが似合うロッドはこれしかありません。
一世を風靡したシマノのインラインロッド、「IG-HISPEED」。
純白のロッドに純白のリール、それにインラインなので普通のロッドの様にガイドがなく、今でもこれを使ってるとバス釣りしてるちびっ子が寄って来て取り囲まれ、「なんじゃこれー」って珍しそうに見られます。
スペックはこんな感じ。
このロッドは1652Rですが、これを買う前に1654Rを買ってしまい、釣れたバスの殆どがズル引きみたいになってつまらなかったのを思い出します。
その後、その1654Rを友達に売ってこの1652Rに買い換えたものの、これも案外硬くて大体のバスがズル引きになります。
でもガイドが無い分藪こぎなんかはとても楽ですし、ぶんぶん振り回してもライントラブルは本当に皆無でした。
このロッドに上の純白のクイックファイアーを付けると、そりゃカッコイイタックルの完成です。
でも、当時はダイワもインラインロッドを出してきたのに、今では両社共にバス用インラインロッドはありませんね・・・
インラインなので途中からロッドの中にラインを入れて先出すようになるんですが、この前久しぶりにラインを通す時にとても苦労しました。
幾ら頑張ってもラインが通らないのです。
それもそのはず、ロッド内のインナーガイドは曲がりやライン抵抗を考慮してギザギザ形状になっており、そのギザギザの穴からラインが外に出てしまって詰まるのです。
結局2時間以上頑張ってもラインが通らず、「昔はこんなのどうやって通したんだ!」って10年以上前の記憶を辿っても何も思い出しません。
諦めかけてタックルボックスを覘いてみると、シマノと書かれた小さなポーチを発見・・・
その中にはラインを通すためのワイヤーが入っていました。
そしてそのワイヤーを使うと、わずか30秒程度で簡単にラインが通りました。
・・・と、そんな感じのロッドです。
当時放送されていた番組で村田基さんが使っていたので結構売れたとは思いますが、未だに使ってる人は少ないんじゃないのかな?
どんな高級タックルより目立つのはこちらだと思うので、目立ちたい人にはオススメです。
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