EVC5,EasyWriter装着
まだ1000kmも走ってないアトレーワゴンですが、給排気系を換えてみるとさらにVSVの脈動が気になりだしたので、それを改善する為にタイトルのものを購入して装着してみました。
HKSの「EVC5」と「EasyWriter」です。
「EVC5」はブーストコントローラーキットで、「EasyWriter」はPCと接続して設定を確認したり弄ったりできるキットになっています。
GTOにもEVCを付けていましたが、あれはEVC2だったのかな?
忘れかけてる記憶からすると、GTOの標準ブーストが0.5だったのを0.8と1.0に設定して使っていました。
ボタンセットじゃなくダイアルで調整する最高でも純正の250%までだったかと思うので、最高でも1.2ちょっとだったのかな?
それでもステッピングモーターによるブーストの安定は最高でした。
「EVC5」の内容はこんな感じです。
モニタとバルブ部、あとは配管の6mm,4mmパイプや三又、各種ケーブルが入っています。
説明書を見ると分かりますが、こちらはタービンとアクチュエーターの標準配管が6mmの構成になっていますので、軽なんかの4mmの場合はバルブに接続する際に4mm-6mmのジョイナーやホースバンドが必要になります。
こちらは「EasyWriter」の内容です。
シリアルポートに接続するシリアル-4pinモジュラーケーブル、そのケーブルとEVC5のモニタを繋ぐケーブル、そしてソフトのCD-ROMと説明書が入っていました。
これで何ができるのかも余り調べずに買ってしまいましたが、このセットを見るといろいろ考えられてるのが分かりました。
ちなみにCD-ROM内のバージョンは1.11でした。
そして上のEasyWriterとPCを接続する際に必要となるUSBシリアル変換アダプターも購入しました。
最近のPCってRS-232Cのポートが付いてないですからね・・・特にノートやネットブックは
ちなみにこれはHKS推奨のI・Oデータの「USB-RSAQ5」です。
USBのケーブルと先っぽ、あとは説明書とドライバーCDが付いていました。
こちらはMacでも使えるようで、今回の目的以外にもいろいろと使い道がありそうです。
早速EeePCにインストールしてみました。
EeePCには光学ドライブが無いので、外付けドライブを付けて上の変換ケーブルのドライバーとEasyWriterをインストールしました。
EasyWriterを起動してみるとこんな感じになります。
なんかお洒落ですね
右上のHKSロゴからアップデートサイトに行くことができますが、通常バージョンはCD-ROMに入ってたVer 1.11が最新でした。
まずはバルブ部の取付です。
エアクリーナーを交換しててこの辺のスペースが広かったので、ここに装着しました。
バルブも昔のに比べて大きくなっていますね。
配管はアクチュエーターから、タービンから、サージタンクからの3本を接続します。
アクチュエーターとタービンからの配管には4mm-6mm変換ジョイナーを使って変換し、タービンからとサージタンクからのパイプにはフィルターを使います。
続いてECUの配線からエンジン回転数とアクセル開度を取ります。
こちらはみんカラでお世話になってる方から配線図を頂いたので、それを参考に結線しました。
あとはヒューズボックスのE/Gから電源、アースをヒューズボックス下のEマークの付いたボルトから取り、これで大体の配線の準備は完了しました。
シート下のエンジンルームからのバルブの配線は、シートの中間からマット下の更に下を通してセンターまで持って行きました。
この状態でとりあえずEeePCに入れたEasyWriterを試してみました。
シリアルポートの変更だけで何の問題も無くすんなりとデータが入ってきました。
あとはそのデータをこれまた頂いたデータをベースに変更して送り込み、写真にあるようにログを取得しながら走ってみました。
なんかこんなグラフを見てると、凄いチューナーにでもなったような気がして嬉しいですね
大体の納得ができたら、モニタを取り付けるためにケーブルを綺麗に仕舞います。
ただEasyWriterのモニタ側の配線がモニタを固定すると着脱できなくなるので、センターの下側にこんな感じで装着してみました。
これなら下から覗き込んでモジュラーを挿せますし、揺れてカタカタ言うこともないので設定が終わって使うことがなくなっても大丈夫そうです
モニタはやっぱりここに装着しました。
取付にはHKSのオプションのスタンドを使いましたが、別にEVC5専用というわけでもないので何でも良さそうです
おまけにスタンドに付いてたHKSロゴがくすんでたので、爪でコリコリしてるとHKSロゴシール自体が剥がれてしまいました
取り付けにはスタンドに添付してた両面シールではなく、3Mの超強力の両面テープを1cm四方に切って使いました。
これ以上大きくして貼ると剥げなくなりそうな位強いので、剥がれる心配もなさそうです
あとこんなものも買ってみました。
ネットで情報を調べてると、モニタのダイアルを操作するのにこのパッキンが最適とのことだったので
黒いゴムの方がピッタリとダイアルにはまって操作性は良くなったものの、ちょっと見た目が気に入らなかったので外しました
とこんな感じでセッティングできたEVC5ですが、EasyWriterを使ってログを取って設定を変更しては走り・・・というのを昨日ずっとやってました。
でも最後の方には何をやってるのかすら分からなくなったので、マップの見た目が良くなるような設定にしてとりあえず満足しました
VSVの脈動も無くなり、ステッピングモーターによる細かい制御が素晴らしいです。
ただ、例のブローオフバルブが開く症状によってプツツツツツ・・・と言うこともあり、一旦開いた後に踏み込むときちんと閉まるのにちょっとラグがあったりするのが気になります。
それでも今までは感じなかった背中を押されるような加速もそれなりに感じられるようになり、低回転のアクセルちょい踏みでは乗りやすく、アクセルベタ踏みでは下から盛り上がる感じにもなって良い感じになりました。
モードもAの低燃費マップと、Bのそれなりマップを作ったので、この切り替えでもいろいろと楽しめそうです。
また設定が煮詰まったら設定の紹介でもしたいと思います
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