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2009年4月26日 (日)

BD版AKIRA買ってみた

先日の購入したFF7ACCに続き、またBDソフトを購入しました。

Akirabd 今回購入したのは、Blu-ray Disk版「AKIRA」です。

日本語ドルビー True HDの192kHz 24bit/5.1ch収録がどんなものなのかと、例のハイパーソニック・エフェクトに興味があったので購入してみました。

ただ、うちのしょぼめの環境で再生しきれるのかが問題です

まずプレーヤーは「PLAYSTATION 3」です。
PS3ではDTS-HD MA同様ドルビー True HDがPS3側でデコードされ、リニアPCMに変換されて出力されることになります。

そしてアンプは、PS3を購入したのとほぼ同時に購入した、SONYの「TA-DA3200ES」です。
HDMIの規格がちょっと古かったり、デコードの種類が少なかったりするものの、LPCMで受ける分には十分の様な気がします。

メインのスピーカーは、ここで紹介したSONYの「SS-K10ED」です。
こちらは「System 501」という単品コンポ用のスピーカーなんですが、サイズ的にピッタリだったので購入しました。
仕様の方は、12cmのウーファーと2.5cmのトゥイーターの2WAYで、トゥイーターの方はドーム型のカーボン・グラファイト・コンポジット振動板を採用し、SACDの魅力を十分に引き出す70kHzの高域再生を実現したほか、可聴帯域の音も余裕を持って正確に再生できるそうです。
再生周波数帯域は45Hz~70,000Hzとなっています。

それ以外のスピーカーはその前から使ってたKENWOODのもので、センタースピーカーが「CS-7070-ML」、リアスピーカーが「RS-7070-ML」となり、どちらもワイドレンジ・トゥイーター&デュアルウーファーの3スピーカーの2WAYのものになります。
再生周波数帯域はメインスピーカーの「SS-K10ED」からは劣り、75Hz~30,000Hzとなります。

サブウーファーも同じくKENWOODの「SW-37HT-ML」で、再生周波数特性は40Hz~200Hzとなります。

これらを「TA-DA3200ES」の「ペアマッチング方式自動音場補正機能DCACを搭載」機能を使ってキャリブレーションを行い、ちょっと自分好みに値を修正したもので再生してみました。

再生時の環境はほぼこんな感じになります。
実質4畳半の部屋の半分程のテリトリーを使い、縦横2m程の範囲に32インチのフルHDテレビを含めた全てのスピーカー類が納まった小ぢんまりとしたサラウンド環境ですが、距離が距離なので、こんな環境でも音圧的には映画館を凌ぎます

この環境で、久しぶりにSWを除く全てのスピーカーのネットも外して視聴してみました。

このAKIRA自体は数回見ましたが、初めて見たのが約20年ほど前の友人宅で、当時サラウンドシステムがあまり一般的ではなかったときにそこそこ立派なサラウンドシステムを組んでた環境で見たので、感動したのを覚えています。
あれから約20年、サラウンドを含めた殆どがデジタルとなった今、同じ作品を見ることになります。

早速ソフトを入れて再生してみました。
アンプにはLINEAR PCM [192kHz]と表示されています。
PS3でどんなデコード処理が行われているのかはわかりませんが、再生時の情報を見ると音声はDD True HDの192kHzでビットレートは平均15Mbpsの可変の様です。
とてもクリアな音声です。

でもBDソフトなら大体どれでもクリアな音声なので、大した違いは無いのかな?と思ってサブメニューから普通のDD 5.1ch 48kHzを選択してみると、アンプの表示はLINEAR PCM [48kHz]に変わりました。
PS3の情報を見ると、48kHz 640kbpsの様です。
この時点では余り差は感じなかったものの、最初から見直してみるとその差は明らかでした。

まず、始まってすぐの風の音が違います。
実際にソースにこれだけの違いがあるのか、PS3でのデコード処理による差なのかは分かりませんが、驚くくらいの差がありました。
その後のAKIRAタイトル前のボーンって音も明らかに違います。
ある意味微妙なシステムでこれだけの差を感じられると正直驚いてしまいますが、ここで書いたDTS-HD MA対応ソフトを見たときにも同じように感じたので、やっぱりそれだけの差があるってことなんでしょうね

192kHzのTrue HDと一般的なDDの差は分かりました。
ただ、ハイパーソニック・エフェクトが再生仕切れているのかが分かりません。

こちらのBD「AKIRA」でハーパーソニック・エフェクトを体験するためのサイトを見ると、100kHzに迫る超高周波数成分の再生ができる環境が必要と書かれています。

うちのシステムでは、メインスピーカーが仕様上70kHzまで再生できることになってるくらいで、あとはそこまでの再生能力がありません。
しかし、同じサイトに書いている確認方法を取ったところ、音声については音圧の差以外にも結構な違いを感じることができました。
こちらはプラシーボではなく、ブラインドテストでも簡単に確認できるほどの差があります。

しかし、サイトに書いているハイパーソニック・エフェクトによって基幹脳が活性化される事によっての画質の向上は正直はっきりとは感じられませんでした。
途中で「父さん、音うるさい」と娘が数回注意しにきたり、末っ子が来てバタバタしたりしてたのもありますが、じっくり視聴すると違ってくるのかもしれません

あと気付いたのが、他のソフトなら音量を上げるとうるさいと感じるのが普通ですが、このソフトは音量を上げてもうるさいと感じません
部屋の外で他のテレビを見てる娘はうるさいと感じてる様ですが、2m四方の範囲にスピーカーが集まった環境で、アンプのボリュームを-18.0dBで視聴しても特にうるさく感じないのです。
これにはちょっと驚きました
夜じゃなければもっと音量を上げても大丈夫なような気がします。

とりあえず視聴してみた感想はこんな感じですが、また連休中の昼間にでも落ち着いてゆっくり視聴してみようと思います。
最近仕事も忙しいので、ハイパーソニック・エフェクトでストレス発散とかできると最高なんですが

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コメント

ご指摘ありがとうございます。
耳は大切ですね。
気をつけます。

耳は大事にしたほうがいいですよ

音楽関係好きな方に多いですが
そのうちデカイ音しか聞き取れなくなる 最後には聞こえなくなります ホントニ

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