ブレーキがおかしい
ここでちょっと書いたベイトリールのブレーキの事ですが、先日メンテしてみるとやっぱりおかしいっぽいのが判明しました。
症状が出てるのはDAIWAの「STEEZ 103HL」です。
「アンタレスDC7LV」なんかと違うのは分かりますが、ブレーキ性能が違うとはいえ「STEEZ 100HL」とも結構違うのです。
マグをどこにしてもブレーキにそれほど変化はなく、簡単にバックラしてしまう状態でした
下手なのかも・・・と思いつつも、DCに慣れたとはいえ最初はこんなではなかったということで簡単にブレーキ側を開けてスプールを見てみると、インダクトローラーを飛び出させる為に遠心力で開くであろう赤いプラスチックのパーツがグリスっぽいもので固着しているようでした。
ちなみに100HLのスプールの方も確認してみると、そちらにはグリスもなにも塗られてなくて簡単に移動する様です。
時々メンテするときに、汚れを取ったりベアリングにオイルを注してはいたものの、ここまでは見ませんでした
明らかに原因はこれっぽいです。
これが動かないと回転してもインダクトローラーが飛び出さず、マグの設定を何にしててもブレーキは効きません
ということで、この部分にオイルを吹いてグリグリして対応しました。
明らかな手抜き
その状態で昨日の帰りに行った野池で、「STEEZ 651MLRB(BLITZ)」に「STEEZ 103HL」、「DEF BASS FLUORO(14lb)」にピーナッツをつけてキャスティングしてみたところ、完璧
普通のキャストはもちろん、バックハンドやピッチングも問題なくでき、いきなり上手くなったと錯覚する程になりました
なんかブレーキが効きすぎているような気がしますが、これが本来の103のマグフォースVなんでしょう。
そして暫くの間、キャスティングが楽しいので釣れなくてもいいやと思いながらマシンガンキャストしていると、急にまた症状が出始めました。
さっきまでのブレーキが効きすぎっぽいものの気持ち良くキャストできていたのが一転、簡単にバックラする様に
またブレーキ側を開けてみると、同じようにプラスチック部分の動きが悪くなってるっぽい
それに、その部品が触れる部分にまで遠心力でオイルが飛んでるようで、それも影響しているのかもしれません。
ということで今回は殆ど全バラしてメンテしてみました。
スプールのインダクトローラー部分もCリングを外してバラして洗浄し、不要なグリスやオイル等もない100HLのスプールみたいな感じにしました。
でも微妙に調整されてる様なブレーキ部分にグリスアップした覚えもないので、購入時から塗られてたんだと思うんですが、それが固着するのっておかしいですね
まぁこれで直ればいいんですが、直らなかったらメーカーにメンテに出そうと思います。
ただメンテに出したとして、何がどう直ってくるんでしょう?
「特に異常なし」という、「お前が下手なだけ」と同意な返事が返ってきたりして
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