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2009年12月17日 (木)

HD 5870 Vapor-X

先日購入して快適に使っているDELLの「Studio XPS 9000」ですが、今回、グラフィックカードを標準(BTO)のNVIDIA「GeForce GTX 260 1792MB」から新しいものに交換してみました。

これまでも標準のカードでデュアルモニタにして使ってましたが、いつの間にかモニタも3つになってしまったので、どうせならXbox 360だけじゃなくPCでも3画面使いたいと思って新しいビデオカードを購入しました。

今回購入したのは、Sapphireの「Radeon HD 5870 Vapor-X」です。

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上の外箱を開けると、こんな感じで長いカードが入っています。

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カードが入っている段の下にはさらに薄い箱があり、こちらには電源変換ケーブルや映像端子変換コネクタ、ドライバディスクにDiRT 2のシリアルコードが書かれたカードなんかが入っていました。

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カードはこんな感じで、リファレンスではない特製の冷却ユニットが付いています。

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映像端子は、DVIが2つにDisplay Port、HDMI端子が付いています。

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早速「Studio XPS 9000」のケースを開けてビデオカードの交換を行います。

交換前には一応現時点のイメージを退避し、NVIDIAドライバのアンインストールと、Driver Sweeperを使って残っているファイル等の削除をしました。

この画像のカードは標準の「GeForce GTX 260 1792MB」です。
これでもそこそこ大きいですね

GTX 260には、HDMI端子に変換すると音声が出るようにする為の細いケーブルと6ピン電源ケーブルが1本づつ刺さっており、ケース内には予備の6ピン電源ケーブルが1つ転がっているので、標準で6ピン電源ケーブルが2本使えるようになっています。

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作業がやり易いようにサウンドカードを外してからGTX 260を抜きましたが、DELL特製の垂れ下り防止用プレートが付いていたので抜く時にちょっと気を使いました

元のカードを抜いて新しい5870を挿し、このカードに必要な6ピン電源ケーブルを2本挿せば交換は完了です。

ケースにはまだ余裕がありますし、電源ケーブルの長さにも余裕があったので、簡単に装着することができました。

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真横から見るとこんな感じです。

下向きになるファンの下側にも十分なスペースがありますし、カード前面にあたるケースのフロント側には冷却ファンも付いているのでよく考えられていると思います

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外していたサウンドカードを装着してケースの横棒やカード抑えも付けた状態で、とりあえずこの状態で通電してみます。

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映像ケーブルはメインモニタのDELL「2709W」とのみDisplay Portで接続し、この時点では他のモニタとは接続していません。

ちょっと電源容量が心配だったのと、グラフィックカードの初期不良にも脅えながらの通電でしたが、無事BIOS画面を経てWindows 7の画面が表示されました

その後、現在最新のCatalyst 9.11をインストールします。

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無事にドライバも入ってメインモニタの解像度がWUXGAになった所で、この時購入していたケーブルを使ってサイドモニタのDELL「ST2410」とも接続しました。

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ちなみに画像左のDPケーブルはメインモニタに使ったケーブルで、左側になる本体から遠めのサイドモニタに右のDVIケーブルを使いました。

こうなりました

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PCでは初めての3画面環境です

実際にどんな使い方ができるのかやってみました。

左のモニタでWindows Media Centerで録画済の番組やテレビを見ることができ、センターではブラウザでネットができます。

そして右側ではPCのファイル操作ができたりしますので、広いデスクトップで快適にいろんな作業ができるようになりました。

まぁ、今回の例は無理やりではありますが

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ちなみに上のモニタはMacBookで、今回の3画面とは関係無く、ここで書いたようにAppleの「Time Capsule 1TB」が故障しちゃったので、平行してこの作業をしてた時に撮影したものです・・・

大体の環境が出来上がったらケースを閉めて机も元通りにし、細かな設定をやってみました。

Eyefinityでの3画面の組み合わせもいろいろできるようで、画面のグループ化を使うと3つのモニタを1枚の大きなモニタとして使うこともできます。

この場合は縦の解像度こそサイドのモニタに合わせられるものの、解像度は5760x1080になります

しかし、CCCであえてクロックを落として省電力にしようとしたりクロックを上げたりすると、アイドル時に無駄にメモリクロックが落ちてしまうためか、ウインドウの移動等で画面がちらちらする様になりました

クロックを上げたり下げたりせずにデフォルトで使うとアイドル時にメモリクロックが下がり過ぎることも無く、3画面ともちらちらせずに使えるようになりました

あとはテストも兼ねてベンチで長時間負荷を掛けながら回してみたものの、特に問題も無さそうでした。

アイドル時は想像以上に静かですし、3画面環境をゲームだけじゃなくPCでも使えるようになったのは嬉しいです

見た目もお洒落ですし、とてもいいカードだと思いました。

そして取り外された「GeForce GTX 260 1792MB」と垂れ下がり防止用のプレートたちは、「Radeon HD 5870 Vapor-X」の空き箱に入って長い眠りに付きます

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その後、添付していたDiRT2をインストールしてプレイしてみたので、こちらに続きます

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