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2012年5月23日 (水)

新旧ロックダンスカスタムの比較

このエントリーで簡単な初使用感を書いたものの書き忘れたこともあったので、パシャパシャ比較と一緒にまた書いておきます。

 

比較するのは

ロックダンスカスタム-DAIWA「morethan BRANZINO 13M【ROCK DANCE CUSTOM】

AGSロックダンスカスタム-DAIWA「morethan BRANZINO AGS 130M【AGS ROCK DANCE CUSTOM】

の2本になります。

 

まずは先日も書いたこちら。

Rdcchk_1

手前ちの初代ロックダンスカスタムのグリップエンドは、キャスト時に引き手で握りやすいようにエンド部が太くなっているんですが、現行の方はほっそりしていて握った感が余りありません。

また、初代は装飾リングの位置もエンドから離れていて握り易かったのに、現行はリングの位置が丁度握るところにあるので、キャスト時に気になって邪魔。

正直、使ってみて改悪だと思いました。

 

段々上に向かっていきます。

グリップのセパレート部分。

Rdcchk_2

両方ともCRTクロスになってますが、現行はゴールドでピカピカしています。

ナットの位置がズレていますが、長さはほぼ同じ。

 

そして、購入前は改悪だ!とぶつぶつ書いてたリールシート部分。

Rdcchk_3

初代のショアジギロッドのような頑強なシートから、他のブランジーノのML以上のモデルと同じ樹脂製のチープなシートになってしまいました。

反対側はこんな感じ。

Rdcchk_4

ちょっと斜めから撮影してしまったので手前の初代の方が太く見えますが、頑丈さは初代の方が上の様な気がします。

また、アルミのままで良かったと思うナットがEVA付きになって外径が大きくなり、ここで書いたように中指と薬指の間にフットを挟んで持つ場合は激しく邪魔に感じます。

私は、この辺のロングロッドやLB付きリールを使う場合は、薬指と小指の間で挟んで持つので問題ありませんでした。

心配していたナットの緩みもなく、樹脂製リールシートも内部で振動が増強されているかの様にいろんな情報を伝えてくれて良い感度だと思いました。

ただ、フッキングするときにロッドを立てるのなら問題ないものの、リールが縦の状態で横方向にフッキングすると、しっかり締めていてもリールが斜めにガタつくことがありました。

リールはダイワ「'12 イグジスト 3012Hですが、これはリールシートの径というか横幅が狭くなっているからかもしれませんが、初代では無かったことなのでちょっと気になります。

 

フォアグリップ。

Rdcchk_5

こちらも初代に比べて細くなっています。

 

バットの根元。

Rdcchk_6

元径は同じ15.9mm

クロスが巻かれている部分が初代より長くなり、3DXが透けて見えてるのが美しい。

 

続いては3pcの真ん中の部分、#2 ミドルセクションです。

元ガイドはこんな感じ。

Rdcchk_7

ダブルフットのAGSに感心してしまいます。

 

続いて、その上のガイド部分。

Rdcchk_8

初代は元から3つめまでがダブルフットだったのが、現行では元ガイドのみがダブルフットになっています。

強度的にも問題ないということなのでしょう。

 

続いては3pcの先端の部分、#1 トップセクションです。

一番元側のガイドはこんな感じ。

Rdcchk_9

このサイズになるとAGSの方が大きめになってきます。

 

トップガイド。

Rdcchk_a

こちらはカーボン製ではないもののガイド自体の長さが随分短くなっており、それなりの風の中でもライントラブルはありませんでした。

ちなみに先径は、初代が1.8mmなのに対し、現行は1.9mmになっています。

売り文句のままですが振り抜き感が気持ち良く、キャスト後のブレが少なくなっているのも感じることができました。

 

・・・

 

続いては、気になった各セクション毎の重量比較です。

まずは初代#3 バットセクション

Rdcchk_w1

157g

※参考にされる場合は、1g未満が表示されないのと、使用後だったので硬く絞った濡れタオルで拭き拭きした後、ボナンザで拭き拭きしたことを考慮して下さい。

 

現行#3 バットセクション

Rdcchk_w2

155g

リールシート周りや細くなったグリップ等でもっと軽くなってると思ってたんですが、その差は僅か2gでした。

 

続いて、初代#2 ミドルセクション

Rdcchk_w3

64g

この部分だけはガイドがブラーンとなって机に付いてしまうので、こんな測り方になっています。

 

そして現行#2 ミドルセクション

Rdcchk_w4

57g

その差7gと結構違います。

 

続いて、初代#1 トップセクション

Rdcchk_w5

17g

 

最後は現行#1 トップセクション

Rdcchk_w6

17g

ブランクの先径が初代の1.8mmから1.9mmになっても、重量は変わりませんでした。

他のセクションも初代より肉厚になってるみたいです。

 

そして各セクションの重量を合計してみると・・・

初代 : 157 + 64 + 17 = 238g

仕様が240gなので、誤差は2gとなります。

現行 : 155 + 57 + 17 = 229g

仕様が220gなので、誤差が大きいようです。

ただ、体感では先の方が随分軽くなってる様に感じたので、ティップセクションに差が無かったのには驚きました。

ベリー部が若干軽いだけで、あれだけ振り抜き感が軽くなるんでしょうか。

 

また、初代だとランカーハンターをフルキャストする時に、スイングスピードを上げ過ぎると若干心配になっていたのが現行では気にならなくなっていたりして、適合ルアーウェイト等に変更はないものの、友草さんが言っていたようにブランク自体が強くなっているのも感じられました。

若干気になる部分はあるものの、当たり前かもしれませんが初代より現行モデルは良くなっていると感じました。

特にブランクスは、現行の方が私好みです。

 

また何か気になることがあれば、追記か新規エントリーをしたいと思います

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