morethan BRANZINO AGS 89.5MML【FINGER TIP CUSTOM】
このエントリーでも書いた、あるお方からの助言・・・ウェーディングに96はしんどいよ
頭の中でそのお言葉がグルグル回り続けます
そんなことがあった数分後、最近、周りのシーバサーさん達がどんどんタックルを新調していることにも影響されて勢いで注文してしまったロッド・・・本当は最初から欲しくて堪らなくて、既にiCloudに置いてある欲しいものリストに記載していたロッド・・・
そんな時に、周りの皆さんのタックル新調ラッシュとJさんのお言葉が背中を押してくれたのです。
ありがとうございます!!
でも、少し計画性のあった衝動買いにしては高価すぎます。
私は先日から贅沢は敵!と心に誓い、節約宣言や続 節約宣言をしながら節約に節約を重ねてきました。
いつもはピアスとかをプレゼントしている嫁さんの誕生日にも、その数日前に欲しがってたアイロンを買ったということでプレゼントは無し
クリスマスにも、その数日前に欲しがってたWii Uを居間に設置したということで末っ子へのクリスマスプレゼントも無し
そんな感じに節約してきた私に購入を決意させてくれたのも、上に書いた周りの状況とその日のJokerさんのお言葉によるもの。
そう、タイミングなのです。
良くタイミングだね!と言われることに、結婚なんてものもあります。
昨日も最近車を替えた某Sさんが、「なんで結婚なんかしてしまったんだろう(´・ω・`)ショボーン」と言っていました。
でも私は、「今の嫁さんと結婚できて本当に良かった。こんなにいい嫁さんは他には居ない。」と思っています。
↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑
ここ大事 嫁さん見てる~
そんな感じで、検索サイトからこのロッドの事を調べに来た方が、ここまで読む間に「戻る」ボタンを押してしまいそうな前置きはこの位にして、早速いつもの様にまだ使ってもないのに見た目だけで語るエントリーをしたいと思います。
今回購入したのは・・・
DAIWA「morethan BRANZINO AGS 89.5MML【FINGER TIP CUSTOM】」
これまでの節約の反動もあり、今回だけは特別に奮発しちゃいました。
メーカーの売り文句はこんな感じ。
ランカーを獲ることに徹したLBDリール対応ロッド。
シーバスゲームにLBDリールを使用する最大のメリットは、ラインテンションのメリハリを武器にシーバスを柔軟なやりとりで誘導しランディングに持ち込めることにある。
そのためには強いバットと取り回しのいい長さ、そしてテンションフリーを素早く伝えるためのEXファストアクションが必要になってくる。
あくまでランカーを獲ることに徹し、バット部は強靭なMMLパワー、ロングキャストとテクニカルなロッド操作を絶妙なバランスで実現する8’9.5”レングス、ティップ部はかすかなバイトもまるで指先にアタリが伝わってくるかのような高感度ソリッド素材メガトップを採用。
また、EXファストテーパーの特性を生かし、ロッドに張り付くようなラインカーブを描くよう、通常より多い9個のガイドを配置。
軽量AGSだから、ガイド数が増えてもロッドバランスを損なうことなく、シャープな使い心地とロングキャストを実現。
グリップも肘に当ててファイトしやすい扇状のセミトライアングル・グリップを採用。
もちろんフロントドラグリールを使用しても、その性能をいかんなく発揮。
繊細メガトップはバチ抜けパターンにも高次元に対応。
上のタグには無い下2行の文句。
LBDリール用ロッドだとは言うものの、LBDリールを使う人だけじゃなくFDリールの人にも勧めておこうという、とってつけた感が見え隠れしている様に感じられるのは気のせいでしょうか。
それではいつもの様に、グリップエンドからティップに向かってパシャパシャしていきます。
グリップエンド。
ブランジーノの他のロッドと違い、エンド付近のゴールドの装飾リングも無くシンプルな作りになっています。
売り文句にもある「グリップも肘に当ててファイトしやすい扇状のセミトライアングル・グリップを採用。」
上部が平らになってて肘に当てやすいのかと思ったら、上部が尖ってる形状。
これを肘に当てるとどうなんだろう?と思いつつ実際に握って肘に当ててみると、なるほど!と思える形状でした。
セパレート部分にはDAIWAロゴ。
ゴールドのCRTクロスではなく、短くて細い。
気になるグリップ部分。
個人的には余り好きじゃないAGS 130MやAGS 115MHのリールシートとは違い、このタイプのリールシートは初めてになります。
エギングロッドの、DAIWA「エメラルダス EX AGS」と同じタイプの様です。
リールフットが付く部分はこんな感じ。
この出っ張りが何となくステキ。
フードも他のリールシートと違ってカタカタせず、それを抑えるナット兼グリップの方もきつめで緩みそうにありません。
バット部分にはmorethanロゴと機種名。
裏面にはスペック表記とAGSロゴと、MADE IN JAPANの文字。
仕様
標準全長:8'9-1/2"ft(2.68m)
仕舞寸法:138cm
継数:2本
標準自重:135g
先径:1.1mm / 元径:12.4mm
LURE WT:7~35g / LINE:8~16lb
強度や性能に影響しないのか、発売された時期的なものなのか、このモデルには3DXやXトルクは採用されていません。
AGSのバットガイドです。
※AGS
フレーム素材に軽量かつ高剛性のカーボンを採用し、大幅な軽量化を達成した画期的なガイドシステム。
手持ちの他の2機種とは違い、バットガイドもシングルフット。
バットセクションにはこのガイドだけになります。
スレッドは全てダブルラッピング。
他の手持ちのロッドはほとんどが3pcなので、グリップのあるセクションにガイドが付いているのが何だか新鮮。
ジョイント部分はこんな感じ。
V-JOINTロゴと真っすぐに繋げ易いジョイントマークがあります。
トップセクションです。
※マイクロピッチテーピング
素材本来の良さを引き出すには、余計な手を加えることなく、ただ素材を鍛え上げるのが一番。モアザン・ブランジーノだけの仕様となるブランクの無塗装かつ無研磨での仕上げ、さらに強靭なパワーを生み出すようマイクロピッチテーピングを施してある。
ティップ部分。
4つめのガイドから上はツルツルになっているので、メガトップになっている様です。
※メガトップ
MEGA TOUGHNESS TOPの略。
メガトップはカーボンソリッドである。世の中に普通にある素材である。だが、一般的なソリッドとは根本的に違う。その違いは、どこまでも均一な組成。名付けて「超分散」。
ご存知のようにソリッドはカーボン繊維を樹脂で固めて作るものだが、一般的な高強度カーボンは繊維と樹脂が部分的に凝集していたり、方向によって繊維と樹脂量が変わることが多く、均一に分散していないため、カーボンの性能に強弱が出てしまい素材の性能が安定して発揮できない。それがメガトップにはほとんどない。メガトップの断面には、美しいほどに分散した繊維と樹脂が見てとれる。均一な組成はカーボンの性能をロスなく発揮し、強度に優れた穂先を生み出す。
このセクションにはガイドが8つ付いていて、グリップ側のセクションと合わせると、この長さのロッドでは多めとなる9個のガイドが付いていることになります。
また、ティップ部分のガイド径が小さく、同じクラスのロッドでは通っていたグッドスナップ #2が通りませんでした。
各セクションの重量を計測してみました。
仕様の標準自重とどのくらいの差があるんでしょう・・・
#2 バットセクション
#1 トップセクション
AGS フィンガーティップカスタムは 115.3 + 18.4 = 133.7g ということで、標準自重の135gとの差はわずか1.3gでした。
このロッドに装着するリールですが、本来なら同時期に発売されたDAIWA「モアザン ブランジーノ 2508SH-LBD」を装着するのが見た目にもバランス的にも良いのかもしれません。
でも私は、これを装着することにしました。
DAIWA「'12 トーナメント ISO 競技 LBD」
リールスタンドを付けたりダブルハンドル化したことによって重量は260.6gになりましたが、それでも素の状態のmtb 2508SH-LBDより軽かったりします。
またウェーディング等で使う場合、マグシールドやパッキンで防水能力が高いのもこのリールを選んだ理由のひとつです。
そしてこれまで、タックル愛称シナンジュといえばAGS 130MにISO 競技 LBDの組み合わせでしたが・・・今回からAGS 89.5MMLにISO 競技 LBDの組み合わせがシナンジュとなります。
やっぱりAGS 130M用のリールが2つあるとどっちかに偏ってしまうので、AGS 130Mの方はνガンダム(※)を基本にするようにしました。正直ややこしくなってきたので、その辺はどうでもいいんですけどね。
グリップの握り心地は、フットを中指と薬指で挟むようにするとナット部分に小指が来るのでちょっと違和感があります。
でも私の握り方の薬指と小指でフットを挟むようにすると、丁度ぽっこりしたところで小指が支えられるような感じになってとても握り易く感じました。
この方がキャスト時にレバーが邪魔にもならないですし、上でも書いたようにエギングロッドと同じシート、グリップなので、ロッドアクションがやり易い握り方に合わせているのかもしれません。しらんけどまた部屋でロッドを繋いでみてリールを付けて握った感じでは、12時間ずっとシェイキングし続けられそうな軽さとバランスでした。しらんけど
部屋で少し曲げてみた感じでは、メーカーサイトで見ていたベントカーブが凄いファーストだったのとソリッドティップということで、相当ティップは柔らかいんだろうと勝手に想像してたんですけど、ティップも結構ハリがあって全体的に強めな感じ。
MMLだったりルアーウェイト表記を見るとそれなりなパワーなんですけどね。
初めてのメガトップですが、ロッドを繋いだ状態でティップでカーテンをサワサワしてみたところ、手元までビンビンとその振動が伝わってきました。
これならこれまで取れなかったバイトが取れそうな気がします。しらんけど
どちらにしろ、いい感じです
あとは、押入れに在庫のあったDAIWA「ネオベルトA」でロッドを束ねて実釣行で使われる時を待ってもらいます。
束ねるときも、3pcだとトライアングルの様にいい感じに束ねられるのが、2pcだとなんか心許ない感じです。
今回は見た目と部屋で少しチョコチョコしてみただけのエントリーですが、また実際に使ってみた後で、改めて個人的な感想をエントリーしたいと思います。
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