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2014年2月21日 (金)

'13 メタニウム

このエントリーでぶつぶつ書いていた件ですが、仕事中に悩みに悩んだ結果・・・

クランキン用(ポイズン アルティマ 170M用)のリールが決定しました

そんなエントリーをこの前書きました。
ただ今度は、そんなリールに装着するハンドルに悩みはじめました

そんな中、荷物が到着

どのリールにしたのかはタイトルを見た時点でバレバレですが・・・

13mtnm_1
シマノ「POISON ULTIMA 170M」に載せるリールは、シマノ「'13 Metanium」に決定しました。

いろいろ考えてみたところ、小気味良く使うには、軽めで握りやすい方がいい。
ロングキャストだけじゃなくショートピッチキャストまで行う場合は、パーミングしたままキャストし易いリールがいい。
軽めのクランクを狙った場所にポイポイするには、スプール径も大きくないものがいい。

という感想の他に、やっぱり・・・

ロッドに合わせるリールは、そのロッドの開発・テストをしているときに、一緒に使っているものがその時点での最高の組み合わせである!

という個人的な思いが決め手になりました。

いろんな番組やシマノの'14 BASSカタログを見ると、加藤さんがアルティマ 170Mに組み合わせて使っているのがメタニウムHG。
小野さんの組み合わせも同じ。

ただ、ハンドル位置やギヤ比については個人の好みがあるので、そこまで合わせる必要はありません。

ということで、今回の'13 メタニウムはノーマルでもHGでもなく・・・

13mtnm_2
エクストラハイギヤモデル(XG)を選択。

巻物にはノーマルギヤがいいと、誰が決めたんでしょう?

確かに巻き抵抗の大きなディープクランクや重めのスピナーベイトを巻く場合はそうかもしれませんが、今回のロッド(ポイズン アルティマ 170M)はそういうロッドではありません。
シャローからミッド系の小,中型クランクを、小気味良く巻くのに適したロッドです。しらんけど

そこで、出来ればハンドルに伝わる振動以外に巻きに対しての抵抗にも敏感になりたい。と思って今回のXGにしました。

同じ'13 メタニウムの最大巻上げ長は
・ノーマルギヤ:66cm
・ハイギヤ:79cm
・エクストラハイギヤ:91cm

このXGの91cmは相当長いと思いがちですが、ほぼ巻物ばかりのシーバスゲームで使っているスピニングリールの最大巻上げ長と変わらないのです。

ほぼメインとして使っているmtb 2508SH-LBDの最大巻上げ長は、91cm
そう、今回のメタニウム XGの最大巻上げ長と同じです。

考えてみると、シーバスでも、確かに最初はハイギヤのリールでのトロ巻きは難しかった。
(ゆっくり巻くことはできるものの、綺麗に巻けない)

引き抵抗がほとんどないルアーの場合には、特に気を遣ったりもしました。
(ある程度の巻き抵抗がないと、余計に綺麗に巻けない)

ただ慣れてくると、ほとんどハンドルを回していないようなトロ巻きもできるようになり、アップやダウンに投げ分けたり、流れや風にルアーやラインを流した状態であっても、そこそこ綺麗なトロ巻きができるようになっていったのです。

トロ巻き以外でも問題は無く、キャスト後のスラック回収に、スラックを出してのドリフト時にバイトがあったときの高速スラック回収からのフッキング、メタルバイブの早巻き等・・・そういったことをする場合のシーバスゲームにはハイギヤのリールは欠かせません。

そんな感じで、ここ数年ハイギヤのスピニングリールでいろんなルアーを巻いてきたからか、巻物にはローギヤ!という理屈に疑問を感じ始めたのです。

ハイギヤでも綺麗なトロ巻きができるようになった(特にダブルハンドルの場合)
引き抵抗が大きなルアーの場合にはやっぱりしんどいものの、抵抗がそこまで大きくないルアーの場合には巻きが重い軽いといった情報が伝わりやすい。

ただ、ハイギヤとノーマルギヤを比較すると、ハンドルを回す手のおかしな動きはハイギヤの方が伝えてしまいやすく、ノーマルギヤだとある程度緩和されます。
これを緩和するにはハンドルを長くすればいいわけですが、メタニウム XGにはノーマルやHGより6mm長い48mmのハンドルが付いているので、こちらも特に問題はなさそうです。

微妙な巻上げ長はスプールに巻くラインの量でも調整できますし、やはりXGにしたのは正解だったと今の時点では思っています。

 

あとは、ハンドルの見た目や巻き感度が気になるということで・・・

13mtnm_3
いつものLIVRE「CRANK 90」を同時に購入。

このエントリーで書いた様にハンドルもどれにするか迷ったんですが、やっぱり無難なこちらにしました。

また、ハンドルの見た目よりリール本体の見た目は?という意見もありますが、私は何気に気に入っています。
今回のリールを買う前には、店頭でこのリールを余り見ないようにしたり、他の方が持たれている場合にも、持たせて貰ったりも一切しませんでした。
それは、リールが届いたときの感動が薄れてしまったりするのと、また迷いが出たりするといけないからです。

結果的には、見た目も気に入り、握り心地も良し、巻き心地も(部屋回しの時点では)とても良しと、素晴らしいリールだと思いました。

ハンドルのカラーは、ガンメタ/ゴールド
こちらはEASY CUSTOMではなく、標準のものになります

そんなハンドルを早速装着。

13mtnm_4
メタニウムがギラ・ドーガっぽくてカッチョイイ!

こちょこちょっ

13mtnm_5
装着完了。

ベストマッチ!

ノーマルのハンドル長との差も気にならず、指を掛けたときにコリッとしない丸形のフォルテノブもやっぱり良い感じ。

13mtnm_6
カッチョイイ!

ハンドルのカラーをガンメタ/ゴールドにしたのは、'13 メタニウムのカラーに合わせたのはもちろんのこと。

13mtnm_7
ポイズン アルティマのリールシートとアルティマメタルグリップのカラーに合わせた結果でもあります。

これでリールは準備できたので、4月末発売っぽいシマノ「ポイズン アルティマ 170M」が待ち遠しいです。

 

あと、上で紹介した'13 メタニウム XG LEFTとは別に、ノーマルギヤの'13 メタニウム LEFTも一緒に届きました

13mtnm_8
(*´艸`)

こちらにも、カラーもまったく同じLIVRE「CRANK 90」を装着し、XGと並べてみました。

13mtnm_9
どっちもアルティマに似合いそう。

13mtnm_a
フットに付いているシールを確認すると、XGの方はLL-Sでノーマルの方はLH-S
XGは2013年12月製造分、ノーマルは2013年8月製造分の様で、ボディにJAPANという文字も見えますが、末尾のSは日本のシマノ工場で製造されたことを意味します。

ノーマル状態で量るのを忘れていましたが、ハンドル交換した状態での自重を量ってみました。

13mtnm_b
XGの方は、189g

13mtnm_c
ノーマルの方も同じく189gでした。

どちらも仕様での自重は170gになっているので、ハンドル交換によって19g増えたことになります。

ただ、見た目の良さや握り心地に巻き感度
リール単体でもこれだけカッチョイイのが、更にアルティマに載せたときに超絶カッチョイイとなることを想像すると

何の問題も無い

と個人的には思います。

 

既にお分かりかもしれませんが、上に書いたほとんどのことは半分ネタです。

クランキンのリールは、ローギヤが好みです。
ローギヤが好みというか、巻上げ長60cm弱位のものが好きです。

こちらのメタニウムの最大巻上げ長は66cmですが、糸巻き量がそこそこあるのでラインを少なめにすれば同じ位の巻上げ長になります。

ただ、ローギヤだからといって、ゆっくりしか巻かないわけではありません。
いろんな理由からシーバスとは違い、クランキンの場合には速く巻く場合にもローギヤが合っていると思っていいます。

その理由は、上で少し書いた余分な事をクランクに伝えたくないからというもの。
確かにハイギヤの方がいろいろとハンドルに伝わってくる情報が多い反面、ハンドルから出た余分な情報がクランクに多く伝わってしまうのもハイギヤなのです。
クランクを同じ速度で巻く場合、ローギヤの方がハイギヤよりハンドルを速く回さないといけませんが、それでも綺麗に巻ける範囲であればローギヤの方がいいのです。
自分が綺麗に巻ける速度の許容範囲を超えてしまい、ハンドルを巻く動きがロッドを揺らしてしまうようであれば、それはそのリールの巻上げ量が自分に合っていないということ。

その辺を考慮してでも、自分には最大巻上げ長が60cm位のリールがクランキンには合っていると思うのです。

そんな感じで、実際にシマノ「ポイズン アルティマ 170M」に載せるリールは、こちらのノーマルギヤのシマノ「'13 メタニウム LEFT」になります。

では、上の方のシマノ「'13 メタニウム XG LEFT」は何に載せるのかというと・・・このエントリーを見ると何となく分かるかもしれません・・・

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