ハンドル長について考えてみた
今週はほぼ毎日残業だったりして、ちょっとお疲れ気味
そんな中、仕事中にちょくちょく考えていたことを、書いたり纏めたりしてみたいと思います
ナウなヤングが時々適当な思いを語るシリーズの今回は
ハンドル長について です
いろんな魚種や釣り方を考慮するとややこしくなるので
今回は、クランキンにおいてのハンドル長について考えてみます
・・・
まず基本となるのは、自分に合ったハンドル長
このBlogでも何度か書いていますが
クランキンをする上で私の手に合っているハンドル長は、約45mmのものになります
今装着しているハンドルに合わせてそう思っているのではなく、これまでに使ってきたリール等を考慮した結果
巻き抵抗があまりない中、ゆっくり巻く、普通に巻く、早く巻く
巻き抵抗がそこそこな中、ゆっくり巻く、普通に巻く、早く巻く
巻き抵抗がある中、ゆっくり巻く、普通に巻く、早く巻く
これらを全て満たして一番しっくりくるのが、そのハンドル長なのです
また、こちらも前から書いているとおり
私がクランキンのリールで好む最大巻上げ長は、約60cm/1回転のもの
巻上げ長から見るとローギヤだということがわかりますが、上でも書いた様に
巻き抵抗があまりない中、ゆっくり巻く、普通に巻く、早く巻く
巻き抵抗がそこそこな中、ゆっくり巻く、普通に巻く、早く巻く
巻き抵抗がある中、ゆっくり巻く、普通に巻く、早く巻く
これらを全て満たして一番しっくりくるのが、その最大巻上げ長なのです
この巻上げ長を基準に見てみると
今使っている'09 アルデバランMgはそのままであり、ポイズン アルティマ用に準備済みの'13 メタニウムは、ライン量を減らして巻上げ長を合わせるつもりです
そして、あの時はメタニウムを選んだものの何となく気になるナニとソレは、どちらもそのままで好みの巻上げ長になっています
ただ、どれも標準のハンドル長が違っているのです
巻上げ長が若干違う'13 メタニウム(ノーマルギヤ)は、42mm
なのに、最大巻上げ長がほぼ同じリールで比べてみると
'09 アルデバランMg(ノーマルギヤ)の標準は40mm
ナニは38mmで、ソレは42mm
これは何故なんでしょう?
最大巻上げ長が同じということは、同じだけハンドルを回せば同じだけラインを巻けるということ
ギヤ比はリールによって違いますが、こちらも違っているスプール径の関係でそうなります
なのでギヤ比が違っていても、ラインを同じだけ巻く時のハンドルの回転数も、スプール径とラインがどれだけ出ているかによって若干変わりはしますが、ほぼ同じになります
同じように、同じ速度でルアーを引こうと思った場合のハンドル回転速度も、ほぼ同じになります
なのに何故ハンドル長が違うのかというと
巻き抵抗によってハンドルに掛る抵抗も当然違ってきますので、その辺を考慮した長さになっているんだと思われますしらんけど
ただ、ハンドルの長いもので巻き抵抗が弱いものを引く事だってありますし
逆に、ハンドルが短いもので巻き抵抗が強いものを引く事だってあります
いつも同じ引き抵抗のルアーばかり巻くわけではないということです
そうなると、どちらも同じように巻ける方が良いとは思いませんか?
ハンドル長が変わっても1回転は同じ360度ですが、同じ1/2回転(180度)でも指が動く範囲はそこそこ違ってきます
暫く使っていると慣れるとは思いますが、タックルを持ち替えたりした場合、これだと同じように綺麗に巻けるはずがないと思うのです
これを自転車に喩えてみると、スプール径はタイヤ径、ギヤ比はそのままギヤ比
そしてハンドル長は、クランク長になります
既製の自転車にそのまま乗る場合は別にして、クランク長というものは、その自転車に乗る人に合わせて決められます
BB位置や自転車の種類によっても変わりますが、基本、自分の脚が漕ぎやすいクランク長にすることが、綺麗にクランクを回せる事に繋がるのです
ここに拘る人は既製の自転車であっても、好みによってクランク長を変更したりします
なのに、なぜリールのハンドル長は自分の手に合わせずにバラバラでいいんでしょう?
手の方が許容範囲が広いから?
たかが数mmの違いで、合う合わないなんてないと思っているから?
たかが糸を巻くだけで、そこまで拘る必要は無いと思っているから?
確かに、上で挙げたリールは変速機付き自転車のようにギヤ比を変えることが出来ないため、巻きが重い軽いでハンドル回転数を一定にしたままスプール回転数を変更することはできません
また
ハンドルを巻く時の指の移動量を揃えるのではなく
ハンドルを巻く時の抵抗を揃えたい
という理由があるのも分かります
ただ、それはギヤ比が違う場合にハンドル長で調整する場合であって、最大巻上げ長が同じリールの場合は、ハンドルを巻く時の抵抗を揃える為にも、同じハンドル長にした方がいいと思うのです
上でも書いた様に
引き抵抗が重めのルアーを引けば重い、軽めのルアーを引けば軽い
ではなく
こっちのリールで引き抵抗が重めのルアーを引いても、こっちのリールで引き抵抗が軽めのルアーを引いたのと同じような巻き抵抗でハンドルを巻きたい
※ハンドル長の違いに合わせた引き抵抗の違うルアーで調整
というのであれば、話は別です
ただ、私個人としては
リールが変わっても、同じように重い軽いを感じられる方がいい
と思っています
引き抵抗が小さいものは軽く、引き抵抗が大きいものは重く
ちっこいタイニークランクからでっかいディープクランクまで、その巻きの重さをしっかり同じように感じたいのです
リールの方も最大巻上げ長が約60cmということと、そこに45mmのハンドルを付けていることから、これで引き抵抗の大きなディープクランクを引くのが辛いということもほぼありません
むしろ、引き抵抗の小さなクランクを引く場合の感度の方が心配になる位です
でも、他の釣りで培ったスーパーセンシティブな指のおかげでその辺の問題がないことも、このハンドル長が好みということに繋がっているのです
あと、同じ巻上げ長のリールであっても、リールのギヤサイズやギヤ性能、ベアリング数や構造によるフリクションの関係で、若干違ってくるのはしかたがありません
そういった理由から、最大巻上げ長が同じようなリールを使う場合、ハンドル長を揃える事によって
・ハンドルを回すときの指の移動量が揃う
・ハンドルを回すときの巻き抵抗も揃う
となります
また、ハンドルの素材や形状を揃えることによって
・ハンドルを回すときの握り心地や感度も揃う
となります
良いことばかりじゃないですか?
結局のところ何が言いたいのかというと
最大巻上げ長が同じリールの場合は、ハンドル長も自分の好みの長さで揃えた方が綺麗に巻けるに決まっている
ということなのです
無理に巻き抵抗が増えるようにハンドル長を短くして揃える場合は別ですが
・遅巻き~早巻きともに巻きやすく
・力も入れやすく
・指に伝わる力も感じやすい
という自分に合ったハンドル長が、最高なのです
とくに3つめは重要かもしれません
ローギヤで巻き抵抗が弱いルアーを引く場合、ただでさえ何をしているのか分からないところにハンドルを長くすると、さらに巻き抵抗への感度が悪くなります
その辺も考慮し、自分に合ったハンドル長を知るのが大切だと思います
最初にも書いたように、魚種や釣り方やリールや使うルアーが変われば、好みの最大巻上げ長やハンドル長も変わります
今回書いたのは、個人的にクランキンの場合はそう思うということです
そういった理由から、同じように巻きたいというのがあるので
クランキン用リールのハンドル長とハンドルの素材、形状は、全て同じもので揃える
という事に決めました
タックルを持ち替えてリールが変わっても、同じように巻けば同じようにルアーを引ける
これはとても大切なことだと思います
ただ、「巻く(クランク)」という行為ではありますが、その「巻く(クランク)」ということを大切にしたいからこそ
私はそこまで拘るのですしらんけど
そんな感じで、この次の次くらいのエントリーに続きます。
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smpgetさん、おはようございます。
ロッド感度と巻き感度のどちらが大事かは釣りによって違ってきますが、どちらもいいに越したことはないですよね。
向こう合わせの釣りだとしても掛らないことが多々あるわけで、そんな時にフッっとした前当りが分かればフッキングする時間がコンマ数秒でも長くなります。
人間は感じて反応するまで超人以外であれば0.2秒程掛りますので、心の準備ができていないとさらに遅くなります。
その時にん?と感じられば心の準備ができますので、ある意味超反応することも可能です。
しらんけど
クランクも、私の脚がロックウェル並だったので問題ありません(`・ω・´)
ごめんなさい、うそです
投稿: mru | 2014年3月 1日 (土) 07時10分
確かに巻ける巻けないで感度ちがいますよね(^-^;
確かになんのきなしにやってる脳内修正できてるのでも感度はかなり違います(゚ー゚;
最近教えることがあり考えたときあります>なぜあたりがわからないのか?なに
が違うのか?…一回一回転全部感度ある人と一回のうちポイントでしか感じて
いないひと?年寄りで長年やってる方の竿先ぶれぶれは安定?慣れていない
人の竿ぶれは修正したほうが・・・まあ好きなように楽しければ( ̄▽ ̄)
しかしここまで高いBB車両ならショートクランクの方がいいのでは?
だいたい当方のコメントは意味が不明なので、レス不要です
投稿: smpget | 2014年2月28日 (金) 10時52分