小沼さんの説明を見てみた
はい、また書きます。
もうそろそろウザイと思われている方も多いかと思いますが、チラシの裏に書くのならここ書こうと思ってまた書きます。
もういいよ・・・と思われる方は、こちら(※音が出ます)へどうぞ
フィッシングショー大阪から数日が経ち、気になるタックルの紹介動画なんかも多く見られるようになりました。
その中で、私も凄く期待しつつ予約しているリール、ダイワ「モアザンLBD 2510PE-SH」の紹介動画も出始めました。
今回は、その中の2つを見ての感想を書きます。
最初に書いておきますが、あくまでも個人的な感想です。
そして小沼さん批判でもありませんが、ん?と思うところは指摘します。
動画を見ると、軽さが感度に繋がるという説明から始まります。
ごもっともだと思います。
レバーの長さについても、個人的には(私の握り方だと)短い(というかトーナメントISOの長さがいい)と思いますが、小沼さんの握り方だと丁度いいとも思います。
巻き感度に拘る部分も間違いありません。
流速の釣りをする場合、巻きの重さ軽さとして伝わってくる情報は非常に大切です。
こちらの動画を見ての感想は、全てその通り!というものでした。
続いては別の動画を見てみました。
こちらはリーリングによるハンドルの巻き感度の説明から始まります。
同じように流れを感じる巻き感度については、間違いないと思います。
次は、ローター逆転時の滑らかさについての説明があります。
レバードリフトやレバーフォール時に滑らかに逆転する必要があるとの説明です。
確かにローターが軽くなったりハンドル自体も軽くなってるようなので、これまでのものよりは滑らかな逆転になっているとは思います。
ただ、説明の中でもハンドルの重さで逆転がカクカクしているのを見ると、そこまで逆転に拘るのならバランスハンドルやダブルハンドルの方がいいのでは?とも思いますが、やはり重くなることよりは逆転時のカクカクの方がマシということでしょうか。
つづいては、遂に雑誌ではなく小沼さんの説明で聞くことのできた、あえてインフィニットストッパー非搭載についての説明です。
まずは、インフィニットストッパーを搭載しないことによって5g軽くなるという説明。
確かに現行の機構からインフィニットストッパーを搭載することによって、そのくらい重くなるのかもしれません。
この辺は納得。
次に、小沼さんがよくやっている、レバーをオンの状態にして使うという説明になりました。
レバーがオンの状態というのは、ローターが逆転する状態という意味です。
その中で再びインフィニットストッパー非搭載の話になり、そのローターが逆転する状態で使う場合、インフィニットストッパーが搭載されていると逆転の遊びがなくなる。とか、トップウォータールアーを使う時のロッドアクションとリーリングの説明でも、インフィニットストッパーがあるとハンドルが綺麗に止まらない、という説明をされてますが・・・レバーオンで使うのならインフィニットストッパーは関係無いんじゃ?と思えてなりません。
これまでのダイワのLBDリールでも、レバーオンなら逆転するので遊びとか関係ないですし、ローラークラッチを搭載してきた'13 エクスセンス LBにしても、レバーオンならハンドルの遊びとかはまったく関係ないことです。
当然、レバーオンでもレバーを握りっぱなしで使うのならレバーオフの状態と同じなので少し意味は分かるんですが、あの説明とか小沼さんの使い方だとレバー握りっぱなしでもないですからね。
それか、当然フッキング時にはレバーを握ってのフッキングになるので、その時の僅かな遊びのことを言っているのかな?
それなら意味は分かりますが、ただ、あの構造上、毎回遊びが出るわけではないんですよね。
それにフッキング前の吸い込みの説明っぽいので、それは小沼さんのレバーオンでのローター逆転で吸い込ませるテクニックを使えばいいですし、レバーを握り込みながらのフッキングになるので、その辺のローターが止まるまでのラグでも十分の様な気がします。しらんけど
まさか勘違いということはないと思いますが、小沼さんの様な使い方をせずにレバーオフの状態で使ったときの説明なのかな?
あと思ったのが、インフィニットストッパー搭載での5gに拘るのなら、小沼さんの使い方を重視したりとことん軽さや逆転の滑らかさを重視して、既存のLBDリールに搭載されている逆転防止機構を全て取っ払って、ローターを止めるのはレバーブレーキのみってリールを出した方がいいんじゃないですかね?
その方が、更に何gも軽く出来るような気がします。
ただそこまですると、魚が掛っても巻く時はレバーを緩めて巻く必要も出てきますが、更にローター周りも軽くなり、リールも軽くなり、故障頻度も下がるので良いことばかりな気がしないでもありません。
使いこなせる方が減るのは別にして・・・
でも、LBDリールのエキスパート専用とか、モアザンLBD競技なんて名前で出せば、売れるんじゃないですかね・・・
ついでにワンウェイオシレーション機構も外せば、ほんの少しは軽くなるんじゃないですかね・・・
いろいろとありますが、結局のところは、これまでのLBDリールと何にも変わってない(マグシールドBBは除く)ってことですよね
小沼さんが「あえて」という言い方をしてるのも、もしかしたらシマノがローラークラッチ搭載で巻く時の遊びを無くした'13 エクスセンス LBを出してきたので、それに対しての言葉かもしれません。
小沼さんからしてみれば、シマノのシーバス用LBDリール = 泉さんでしょうし。
そんなことを思いました。
両方の動画を見ての感想は、逆転の滑らかさの説明はされていたものの、ワンウェイオシレーションについての説明は一切無かったこと。
ダイワの技術者だとドヤ顔で説明することが、小沼さんからの説明はありませんでした。
ある意味、少しホッとした感じもしました。
むしろ否定してくれると、さすが小沼さん感満載だったんですけどね。
少し疑問に思う部分もあったものの、そんなところです。
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