メリークリスマス
今年も残すところあと1週間となった2014年、新しいステラが登場しました。
新しいもの好きな私としては、欲しかった。
でも考えてみると、購入する理由が何となく欲しい以外に無かった。
シーバスにはレバーブレーキ付きが良い。
おっきなやつにはSWが良い。
バスはクランキンなのでベイトが良い。
そんなこんなで、買わずじまいだった'14 ステラ
しかし先日こんなことがあり、ある人を少し悪者に仕立て上げることで何とかライトソルトウォータータックルを購入することの承諾を親愛なる奥様から得ることができました。
そして、1日ほどいろいろと考えて選択したタックルのうち、リールが到着。
嫁さんの前では緊張してナスキーだと言ってしまったこちら
シマノ「'14 ステラ C2500HGS」
いつもと同じ様にパシャパシャが続きます。
綺麗だけど使わないケース。
ハイギヤなのでハンドルはゴールド。
ハンドルノブは、縦の時に握るとコリっとする平たいもの。
フットのシールはME-Sなので、シマノ日本工場にて2014年5月に製造されたようです。
ちなみに、この前お帰りなさいませしたSWは、2台とも出来たてホヤホヤのMJ-Sでした。
Gフリーボディ構造でお尻上がりになり、好みが分かれることになったバディ。
それほど違和感はありません。
純正ハンドルが無い状態で量ってみたところ・・・
176.6g
同じく使うことのない裏面のハンドルスクリューキャップも外して量ってみたところ・・・
174.9g
スプールに貼られていたシールも剥いでいるので、そのシールとハンドルスクリューキャップで1.7gだということが分かります。
ハンドル単体では、24.5g
一番上のハンドルだけが無い状態の重量と足すと、このリールの自重は201.1gとなります。
仕様での自重は205gとなっているので、約4gも軽い。
このリールに装着しようと思って準備しているのは・・・
LIVRE「Wing 80」とLIVRE「Custom Balancer」
私も以前メバルタックルを使っていたことがあり、ハイギヤのリールでのスローリトリーブの大変さをそれなりに分かっているつもりです。
シーバスタックルで使う様なルアーの場合はそれなりな引き抵抗もあるのでハイギヤのリールで巻いてもそこまでの問題はないんですが、引き抵抗がほぼ無い軽いメバル用のジグヘッドをハイギヤのリールで綺麗にデッドスローで引くのは相当難しいものがあります。
難しさというか、なんか無理なことをしてるという気持ちが充満してきて、巻いているとムキーっ!!となってしまうのです。
時期的に、寒いというのも関係しているのかもしれません。
当時はハイギヤとパワーギヤの両タックルを使っていたので、その差は歴然でした。
ただ、使っていた中でどっちのリールの方が良いかというと、そのスローロールを除けばハイギヤの方が使い勝手が良かったというのがあります。
そこで、綺麗に巻く為にはどうしたら良いのかを考え、シーバスタックルでも愛用しているダブルハンドルにすることにしました。
シーバスタックルの場合は、綺麗に巻くことはもちろん、沖の方でラインにだけ変化のあるバイトがあったときに一気にハンドルを弾いてラインスラックを取ってフッキングすることもできますし、レバーブレーキを使ったローター逆転時のブレも大幅に減らすことができます。
綺麗に巻くためには人間工学的にハンドル長も短い方が良いと思い、標準(45mm)よりも5mm短いLIVRE「Wing 80」を選択しました。
また、このWing80の標準ハンドルノブはFino(フィーノ)ですが、平たいのは縦の時に握るとコリっとするのが嫌なので、丸型のmf(メゾフォルテ)に変更しています。
このハンドルにしたのは見た目の良さも当然ありますが、これまで使ってきた他のLIVREのハンドルから、巻き感度の良さも考慮してのことになります。
そんな考えもあって選択したダブルハンドルのLIVRE「Wing 80」、そしてリールの左右の重量バランスやタックルバランスを考慮して選択したLIVRE「Custom Balancer」。
その両方を装着した状態がこちら。
超絶かっちょいい!!
こっち側から見ると、ハンドル形状、カラーもバッチリ。
ノブの形状とカラーも、これで良かったと思います。
反対側には、LIVRE「Custom Balancer」を装着。
こっち側から見ると、チタンカラーのシルバーが目立ち気味。
ハンドル側もベースをガンメタじゃなくチタンにすれば良かったかも・・・それより、やっぱりちゃんとEASY CUSTOMにして、スカートをガンメタ、メインプレートをチタンにした方が良かったかも・・・とも思いましたが、暫く見ているとこれはこれでいいかもと思う様になりました。
まだロッドが来ていないので、リール単体でのバランスを確認。
LIVRE「Wing 80」が、ノブを標準のFinoからmfに変更しているので少し重くなり、仕様通りなら42.2g
LIVRE「Custom Balancer」のウエイトもスプリングも入れていない状態が、仕様通りなら8.7g
この状態でも左右のバランスは特に違和感がなかったので、カスタムバランサーにはウエイトもスプリングも入れてない状態です。
その状態での重量は225.5gで、これから上のハンドルとハンドルスクリューキャップが無い状態の重量を引くと50.6gとなります。
その増えた50.6gからダブルハンドルの42.2gとカスタムバランサーの8.7gを引くと-0.3gとなり、ダブルハンドルとカスタムバランサーのどちらか、もしくは両方が、仕様よりも軽いということになります。
この状態は、C2500HGSの標準自重の205gよりも20.5g重くなっていることになります。
同じ'14 ステラでいうと、2500と同じ重量です。
まだ実釣では使っていないものの、無負荷の状態でデッドスローでハンドルを回してみたところ、綺麗にゆっくりと巻けるのが分かりました。
また速く巻いた時のブレも余りありません。
これなら20.5g程重くなっていても、それ以上のメリットがあると思います。
何よりかっちょいいですし・・・
今の状態は、カスタムバランサーに何も入れていないこの見た目での最軽量の状態。
またロッドが来たらそのロッドとの組み合わせで若干調整するとは思いますが・・・このままでも良い気がします。
メバル用のリールとしては若干大きめのリールではありますが、約1日掛けて脳内で計算して選んだタックルなので、ロッドと組み合わせた時のタックルバランスも最高だと思われます。しらんけど
あと、この状態での新品ステラの巻き心地ですが、ゆっくり巻いた時にはヌルヌル、そしてしっとりとした感じで無音。
マイクロモジュールギヤの滑らかさを感じられます。
ただ、速く巻いた時には、ギヤが擦れ合うようなシャーっという音と共にその微妙な振動がハンドルノブから伝わります。
しかし、オシュレートでのコツコツ感は無く、シャーっという音と振動も均一。
ハンドルを左右に引いたり押したりしながら巻いてもそれほど変化は無く、新しい構造により、回転方向のギヤのガタも気にならない。
たぶん、当りです。
また、このC2500HGSという番手のスプールは、径は1000やC2000と同じ43mmで、ストロークは2500やC3000と同じ17mm。
そう、径のわりにロングストロークとなっている、ロングスプールなのです。
若干飛距離にも影響するでしょうし、何より見た目がカッチョイイ!
とりあえずはこんなところです。
釣るためだけならこんなリールじゃなくても、こんなハンドルや棒を装着しなくてもいいんです。
趣味の道具ということで、きっと・・・たぶん・・・親愛なる奥様も許してくれる事でしょう。しらんけど
ラインを巻いたり、ロッドが揃ったり、実際に使ってみたりしたら、またエントリーします。
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