UPSのバッテリーとファン交換
購入してもう6年以上にもなる自室のUPS、OMRON「BU150SW」ですが、今でも何の問題もなく動作してくれています。
ただ、こういったものは問題が無いからといって使い続けると恐いということもあり、昨年の夏に2点の保守パーツを入手しました。
そのパーツは・・・
交換用バッテリーの「BP150XS」と、交換用ファンの「BUF100S」になります。
本体ほどではありませんが、少々お高め。
せっかくなので、入手したときに交換しょうと思っていたものの、バッテリーのセルフテストをしても異常がなく、ファンも異音もなく回っていたのでもう少し様子を見よう・・・と思いその時は押し入れに詰め込んで何もしませんでした。
それから半年が経っても未だにセルフテストも問題ないしファンの異音もないものの、念のためにそろそろ交換しておこうと思ったので今回交換することにしました。
こちらがこの6年半、PCや関連機器、ネットワーク機器、HDD搭載AV機器やゲーム機等を停電や瞬電や家族が原因のブレーカー落ちから守ってくれた・・・
OMRON「BU150SW」になります。
常時インバータ給電方式ということもあり、この前に使っていたUPSや既に壊れてしまったUPSの様に電圧変動の度にカチカチ鳴ったり、無駄に警告音を出したりすることもありません。
とても静かで、とても安心して使う事ができています。
また、この構造のためなのか、本体やバッテリーの寿命も長くなってる様な気もします。
バッテリーから交換していきますが、運転中の状態で交換することにしました。
このUPSにはいろんなものが繋がっているので、電源を切るのはいろいろと大変です。
こちらが、交換用バッテリー「BP150XS」
箱を開けるとこんな感じでした。
バッテリーは、信頼のYUASA BATTERY
長寿命バッテリーということで、メーカーの仕様でも寿命は4~5年になっています。
6年半くらいでは、事実上何の問題もないのかもしれません。
ただ、サーバー室のような管理された室温ではないので、高温になるとその寿命は著しく低下します。
私の部屋も、真夏の誰も居ないときには結構な室温になっていると思うので、そんな中、6年半使って何の問題も無いのが凄いと思います。
私もこれまでに幾つかのUPSを平行して使ったこともありましたが、うちの場合は子供達が一斉にドライヤーを使ったり、頻繁にそういったものを使う関係か、ラインインタラクティブ方式だと上でも書いた様に(設定で切換の範囲を広くしても)カチカチと煩かったり警告音が鳴ったりし、段々とその頻度が増えていって、バッテリーの寿命が来る前にボード等が壊れたりして去っていきました。
手順通りにケーブルを外し、バッテリーを抜き出します。
あとは新品のバッテリーを差し込んで内蓋を閉めてケーブルを繋ぎ、前面パネルを装着したら完了です。
その後、バッテリーの自己診断テストを行い、問題の無い事を確認しました。
これまで頑張っていたバッテリーです。
埃を拭き取ると、新品と何も変わりません。
膨張等も見られずまだまだ使えそうではありますが・・・廃棄します。
続いて、外部ファンの交換をしていきます。
信頼のSANYO DENKI製
※凄いタコ足配線の様に見えますが、ちゃんと容量等を考えて結線してあります
このファンも6年半の間休むこともなく常時回り続けていても、これといった異音も出ていません。
手順通りに外してみると・・・
既に掃除済ではありますが、結構な埃が付いていました。
取り外したファンにはそこそこの風量なので大きな埃は付いていないものの、全体的に汚れた感じになっています。
ファンを外すとファン異常の警告音が鳴り続けるので、急いで新品に交換。
こちらが、交換用ファン「BUF100S」
コネクターを装着すると、警告音は鳴り止みました。
後は元通りにして作業は完了です。
バッテリーにも、そしてファンのベアリング自体にも問題が無かったので、これらの作業をしてみても特にこれといった変化はありません。
ただ、これで暫くは安心かな?という気持ちにはなれました。
バッテリーは廃棄しますが、ファンは綺麗に清掃して何かあったときの予備として保管しておこうと思います。
これからまた数年、いろんなものの電源をバックアップして下さい。
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