YAMAHA YAS-203
これも、明らかにいつも飲んでいる薬の影響だと思うので致し方ないことなんですが・・・
ふと欲しくなったスピーカーを購入しました
※親愛なる奥様には、注文後に承諾を頂きました。
フロントサラウンドシステム
YAMAHA「YAS-203」
カラーはブラックとホワイトがあったので、今回は設置場所に合わせてホワイトにしました。
本来の設置場所はテレビの前面になるんですが、私の場合はテレビを動かすことが多いのでこの棚の上に設置することにしました。
ここには、Bluetoothで鳴るようにしたiPod Hi-Fiや7.1chサラウンドシステムのセンタースピーカーなんかも乗っています。
今回はこの2つのスピーカーも1つにしようと思い、このYAS-203を選択しました。
まずは片付けからということで・・・
棚の上を綺麗にしました。(あとでNASも移動)
背面の端子はこんな感じで、ここにいろいろと接続していきます。
・光デジタル入力(TV)
TVと接続し、通常のTV放送はもちろん、手軽なサラウンドシステムとしてゲーム等でも使用
・同軸デジタル入力(BD/DVD)
今のところ使用する予定はありません。
・アナログ入力(アナログ)
AVアンプのセンタースピーカーとして利用
プリアウトからモノラル-ステレオケーブルでセレクターに接続
MIDI音源のスピーカーとして利用
棚の上にあるSC-88 Proからステレオケーブルでセレクターに接続
ステレオケーブルでセレクターを接続し、あるときは7.1chサラウンドシステムのセンタースピーカーとして利用し、あるときはMIDI音源の再生に利用
・Bluetooth
このYAS-203はBluetooth接続もできるので、これまでiPod Hi-Fiで使っていたような使い方もできます。
そのまま設置しようと思ったんですが・・・
信頼と実績の衝撃吸収を、足のゴムがある部分4箇所に貼付けました。
ハプラゲルで、衝撃吸収性90%以上
サイズ的にはこんな感じ。
フロントは少し曲面になっています。
スリムなスピーカーユニットには、高音質5.5cm口径スピーカーを左右に搭載。ヤマハ独自の7.1chバーチャルサラウンド技術「AIR SURROUND XTREME」により、前方だけでなく左右や後方にもスピーカーを設置しているような、音の移動感や包囲感、定位感に優れた迫力の7.1chサラウンドを再現します。また、独自技術「Advanced Bass Extension Processing」を搭載し、豊かで広がりのある低音を実現。
サブウーファーは結構大きめで重め。
右側面にはバスレフポートもあります。
大口径16cmスピーカーを搭載したサブウーファーには「A-YSTⅡ方式」を採用。空気そのものを振動板として利用することで、よりパワフルで迫力のある重低音再生を可能にしています。
こちらは重めなので、厚めの衝撃吸収を足のゴムがある部分4箇所に貼付けました。
サブウーファーはここに設置。
どちらのユニットとも、設置場所に問題があるのは分かりますが・・・気にしません!
このサブウーファーはメインユニットとBluetoothで接続されるので、電源以外の配線が不要なのもありがたいです。
・・・
設置が完了したところで、音楽を再生してみました。
まず最初に再生したのは、アナログ接続したMIDI音源
SC-88 Proで適当なデータを鳴らしてみたところ、こんなに音が良かったんだ・・・と思ってしまうほどの音で鳴ってくれました。
こんな設置状況なのでポンポコした音になると思ったら、しっかりした音で鳴ってくれます。
サブウーファーの音との繋がりも自然です。
耐震ゲルマットで貼り付けている、この上の重りも効いているのかもしれません。
スピーカー自体が少々上を向いている関係で、キネクトは随分下向きにしています。
MIDI音源の場合は基本ステレオでいいんですが、サラウンドを掛けても良い感じに鳴ってくれるものもありました。
また、バランスが心配だった7.1chサラウンドのセンタースピーカーとして利用した場合も、AVアンプ側で少々設定すれば問題なく使えるレベルになりました。
これまで使っていたスピーカーよりも、セリフなんかは聞きやすいとも感じます。
続いて、TVのスピーカーとして使った場合の感想ですが、TV側の光デジタル音声出力を「サラウンド優先」、デジタル音声出力タイミングを「AVアンプ」に設定して普通に鳴っているようです。
TVのスピーカーと一緒に鳴らしてみましたが、映像と音のズレ(遅延)もありません。
単なるステレオ放送でもテレビの純正スピーカーとは雲泥の差で、サラウンド放送されているBSデジタル放送の映画なんかでは、結構な迫力で鳴ってくれます。
ただ、音に広がりはあるものの、定位のあるサラウンド感は得られません。
そして、同じTVからの光デジタル出力での使い方ですが、ゲームをやってみました。
凄い迫力!
定位を重視したり更に大きな音を出したりする為にAVアンプを使うまでもない場合は、十分過ぎるほどの迫力です。
こちらもステレオのままが良い場合とサラウンドの方が良い場合がありますが、その辺も簡単に切り替えられるので、ソースによって選べば良いと思います。
最後は、Bluetooth接続での確認です。
こういったツールが提供されており、iPhone等からサラウンド設定等の一部の機能ではリモコン以上の操作をすることもできます。
また、iPhoneのライブラリを再生させてBluetoothスピーカーとして鳴らすこともできます。
試しに、システムのチープさがモロに出やすいと個人的に思っているソース(※)を鳴らしてみたところ、想像していたよりよっぽどマシ。
ただ同じアルバムの中でも、曲によっては少々チープに感じるものもありました。
※浅倉大介「LANDING TIMEMACHINE」
このアルバム、それなりなシステムで鳴らすととてもいい感じに鳴るんですが、チープなシステムで鳴らすと安いラジカセかと思える程とてもチープになります。
同じ大ちゃんのアルバムでも最近の曲だととてもいい音に聞こえますし、DAIVAなんかもベリーグーです。
ただ、これだけの事ができるこれだけのユニットセットがこの価格なのですから、その辺は当たり前かもしれません。
そう考えるとそこそこなランクのテレビのスピーカーって、薄型ということで空間も設置場所も取れなくなっているのである意味仕方のない事だとは思いますが・・・どれだけチープな音なのかがよく分かります。
こちらは価格を考えるととても良いシステムだと思いますし、何より小音量であってもテレビやゲームの音に迫力や深みが出たのは購入して良かったと思いました。
大音量にすると、もうテレビの標準スピーカーには戻れません。
・・・
ちなみに
・ユニボリューム:オフ
・クリアボイス:オフ
・バスエクステンション:オフ
・サブウーファー:+1
こんな設定で使っています。
最初は、センタースピーカーとして使う時だけユニボリュームをオンで使っていました。
AVアンプのセンタースピーカープリアウトの出力レベルが低いのか、AVアンプ側のLevel SrttingsにてCENTERを+10.0dBにしても、通常使用時の設定だとYAS-203のボリュームを30位(結構大きめ)にする必要があります。
同じアナログ入力のMIDI音源は普通のレベルで鳴るので、アナログ入力がおかしいということもなさそうです。
また、よくある抵抗入りのケーブルを使ってしまっているということもありません。
これがユニボリュームをオンにすると、レベルが上がってボリューム20ちょっとでも使えるようになりました。
このユニボリュームというのは、大きなレベルの音声入力時にフィルターを掛けて小さめにしてくれる機能だけかと思っていたんですが、どうやら入力レベルが小さいとブーストもしてくれるようです。
ただ、なんとなくユニボリュームを使いたくなかったので、センタースピーカーとして利用するときだけ大きめのボリュームで使うことにしました。
・・・
テレビ放送やゲーム機等を含むテレビからの入力に、AVアンプのプリアウトからの入力、そしてMIDI音源からの入力、更にiPhone等のBluetooth接続での再生。
これが1台でこなせるので、とても重宝しています。
こういった形状のスピーカーに定位のあるサラウンド感を期待する場合は、もっと高価なものの方が良いとは思いますが、テレビの音をもっとどうにかしたいとか、ちょっと他のものも鳴らしてみたいという場合には買って損はないと思います
私も、これを購入するときに参考にするインプレが少なくてちょっと心配だったんですが、今では心配する必要はなかったと思っています。
iPhoneの音楽を鳴らしたり、MIDIデータの再生も楽しくなりました。
またそれ以上に、ゲームの迫力が上がったのが嬉しいです。
あと、これまでは棚の上のスピーカーが2台だったのがこれ1台になったことで、省スペース化できたのも良かった。
ただ、ちょっと・・・
ブラックにしたほうが良かったかも
とは思いました。
でもブラックは埃や指紋が目立つので、やっぱりホワイトで良かったかな?
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