Z-Typeのちょっとした感想
前々回の点検時に、ブレーキパッドの残りが少ないので次の車検までに交換しないといけないということをディーラーで言われたので、先日の点検時にパッドを持ち込んで交換してもらいました。
一緒にキャリパーのオーバーホールやフルード交換もしてもらって数日経ったので、簡単に今の感想でも書いておきます。
まずブレーキパッドの使用履歴ですが、新車納車時は他はいろいろ変わっていたものの、ブレーキ関連はノーマルのままでした。
しかし、小さめのローターに貧弱なキャリパー。
普通の軽四ならこれで十分かもしれませんが、重量の重いアトレーワゴンの場合は不満しかありませんでした。
特にその頃は上にキャリアを載せ、そこそこな頻度でアルミボートを載せて山道を走ることもあったため、特に下り坂では制動力不足を痛感することも度々。
※当時の画像です。
これではデンジャラスが危険だと思い、簡単にできる範囲でブレーキを強化しようと思いました。
そして強化したのが、この状態。
※当時の画像です。
DIXCELさんのスリット入りローターに、同じくDIXCELさんのストリート用ブレーキパッド。
・DIXCEL ヒーティッドスリットディスクタイプ HS-Type(型番:381 8021)
・DIXCEL ストリート用ダスト超低減パッド M-Type(型番:381 076)
交換した当初は、ノーマルとの比較だったので十分過ぎるほどの制動力にコントロール性能だと思ったものの、暫く乗っているとそれに慣れてしまい、また不満に思う様になってしまいました。
まず感じた不満点が、朝1回目のブレーキング時が怖いということ。
特にエアコンを使っていると、しっかり効かずに怖い思いをすることもありました。
これは、サービスキャンペーンでも対策されたマスターシリンダーまわりの負圧不足かとも思ったんですが、その後も同じだったのでそうではなかった様です。
あとは絶対的な制動力にまだ不満がありました。
そんなにハイグリップなタイヤを履いているわけでもないものの、フロント荷重いっぱいいっぱいでのフルブレーキング時にABSが介入しません。
これはロックできていないということなので、制動力不足ということになります。
こればっかりは、車重に対してブレーキが貧弱ということで仕方のないことかもしれませんが、もう少しどうにかならないかと思って性能グラフで初期制動や制動力の強い今回のパッドを選択しました。
・DIXCEL オールラウンドパフォーマンスパッド Z-Type(型番:381 076)
これまで使っていたストリート用とは違い、サーキットや各種競技でも利用できるパッドになります。
また、これまで使っていたブレーキパッドはローター攻撃性も弱めだったため、ローターはまだ摩耗していないとのことだったのでローターは変わらず
・DIXCEL ヒーティッドスリットディスクタイプ HS-Type(型番:381 8021)
となります。
そしてやっと感想ですが、まだちゃんとアタリ付けすら出来ていない状態での感想だとお考え下さい
まず、一番不満だった乗って一発目の制動力ですが、特に効きが悪いということはありません。
これで安心できることでしょう。
そして強めに踏んだときの制動力ですが、交換当初は片効きを感じたりスーっという感触があったりしたんですが、一皮剥けたくらいからゴーッという感触になってきました。
安全な場所で急制動してみたところ、簡単にABSが作動します。
タイヤのグリップ力をブレーキの制動力が簡単に上回るという証明です。
もっと荷重を掛けた状態でこれなら十分満足できる内容だと思いますが、こちらはもう少し慣らしが終わってからやってみようと思います。
コントロール性ですが、軽の箱バンでブレーキのコントロール性?とか思われるかもしれませんが、ドッカンでもなく踏力からかけ離れた感じでもなく、踏力にリニアに効いてくれます。
今のところ、ブレーキのなきもありません。
こんな簡単な感想ではありますが、今のところはとても満足できています。
もっとアタリがつくとさらにゴーッという感触が増えると思うので、ブレーキングしている感も伝わってきていいかと思われます。
また暫く乗ってみて、何か変わったと思ったらエントリーしたいと思います。
== 追記 ==
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