肛門周囲膿瘍とUC(その31) 手術前検査
これまでに書いた、肛門周囲膿瘍とUC(潰瘍性大腸炎)についてのエントリーの続きとなります
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9/14(月)
予定通り、昨日、大腸内視鏡検査と手術前のいろんな検査をするために、この前行った病院に行ってきました
受付を済ませ
・尿検査
・血液検査(腕と耳)
・血圧測定
・心電図測定
・肺機能測定
・胸部レントゲン撮影
・腰部レントゲン撮影
を行った後
いよいよ恐怖の大腸内視鏡検査です
テレビのあるちょっとした広間でムーベン(腸洗浄剤)2リットルを指定の時間で飲みつつ、便意があるとその都度トイレへ
この辺は院内でできるので少々安心できました
そして11:30に飲み終えたものの、その後の便が綺麗になったり綺麗じゃなくなったりを繰り返します
何だか嫌な予感
看護婦さんにもう出ないという状態での便を見て貰っても
うーん・・・
という状況
当日は3名の検査でしたが、一番早いと思っていた私が結局一番最後になりました
14時過ぎから、なんとか大腸内視鏡検査を行う事ができました
私は今のお腹の状況から、寛解か、ほぼ寛解状態だと思っていたんですが、その結果が明らかになる時です
開始前に内視鏡の先生が、潰瘍性大腸炎で痔瘻はほとんどないので、クローン病かもしれないと、意味深なことを言います
はぁ・・・と答えつつ
寛解状態に近いのでその辺の判断はつかないんじゃないかな?とも思っていました
まず入れた瞬間、モニタに映し出される綺麗な腸内
ほら、やっぱり寛解
と思っていたんですが
そのまま進んでいくと、何やら怪しい状況に・・・
まず、素人が見ても分かる大腸の狭さ
いわゆる狭窄というやつです
先生が言われるには、狭窄はクローン病に多いとのこと
奥に進むに従って、ところどころに明らかな潰瘍が見られます
先生が言われるには、こういう状況を寛解とは言わないとのこと
寛解じゃなかった
結構な範囲の狭窄から隙間に詰まった便が綺麗に出ていないため、時々水で流しながら進んでいきます
途中まではそうでもなかったものの、その狭窄している部分からはやっぱり
ムググ・・・ハヌッ・・・という声が出てしまいました
やっぱりキツいです
その後、小腸との境目まで進みましたが、そこもえらく狭くなっているとのこと
また戻ったり進んだりしながら画像を撮影しつつ、結果、4箇所の生検サンプルも採取
なんとか耐えきって内視鏡を終え、一旦着替えたあと、内視鏡担当の先生から話を聞きましたが・・・
いろいろな条件から
一旦出来た潰瘍が治った痕を見ても他を見ても、目視の段階ではクローン病っぽい
ただ、一度粘膜が剥がれ落ちておかしな再生をした場合にこうなることはある
生検の結果を待たないと分からない
ということを言われました
私もずっとモニタに映った大腸内部を見ていましたが
明らかに潰瘍性大腸炎(UC)だと判断されたときの大腸とは違います
あの時は、腸壁こそ血と潰瘍でまだら模様になってはいましたが、どこも広くてこれぞ大腸という感じの大腸でした
当然その時も生検をして、その結果から潰瘍性大腸炎になりました
それが今回は
血はそれほどないものの潰瘍はそこそこ多く、何より腸壁がボコボコしていて狭かったり広かったりと妙にいびつな腸壁になっています
これはなんでしょう?
あの大量下血で意識を失い緊急搬送されたあとの腸壁再生時にこうなってしまったんでしょうか?
どちらにしろ生検結果が出るまでは分からないそうですが、寛解じゃなかったのはやっぱりショックでした
でも形状は別にして、腸壁の状態はあのころよりよっぽどマシです
また
直腸は綺麗
とも言われました
なので、突発性便意からの数秒しか我慢できない便とかは別にして、便の回数自体は減っている様です
その後、外科に戻っていろいろな説明を受けました
・手術前のこと
・麻酔のこと
・病室のこと
・手術へのスケジュール
・その他もろもろ
また、一応今のところは予定通り手術を行うみたいですが、生検の結果で変わるかもしれないとのこと
手術時は、前日からお泊まりで翌日手術みたいです
最後に受付で入院に関する説明を受け、この日は16:30頃病院を出ることができました
とりあえず、今のところはこんな感じです
・・・
これまでの経緯
痛くなりだしてから我慢出来なくなった経緯と、切開排膿・ドレーンパイプの設置までの内容については、その1をご覧下さい
その後の経過(3/17~3/20)については、その2をご覧下さい
その後の経過(3/21~3/23)については、その3をご覧下さい
その後の経過(3/24~3/26)については、その4をご覧下さい
その後の経過(3/27~3/29)については、その5をご覧下さい
その後の経過(3/30~4/1朝)については、その6をご覧下さい
その後の経過(4/1出社後~4/5)については、その7をご覧下さい
その後の経過(4/6~4/12)については、その8をご覧下さい
その後の経過(4/13~4/19)については、その9をご覧下さい
その後の経過(4/20~4/26)については、その10をご覧下さい
その後の経過(4/27~5/3)については、その11をご覧下さい
その後の経過(5/4~5/10)については、その12をご覧下さい
その後の経過(5/11~5/17)については、その13をご覧下さい
その後の経過(5/18~5/24)については、その14をご覧下さい
その後の経過(5/25~5/31)については、その15をご覧下さい
その後の経過(6/1~6/7)については、その16をご覧下さい
その後の経過(6/8~6/14)については、その17をご覧下さい
その後の経過(6/15~6/21)については、その18をご覧下さい
その後の経過(6/22~6/28)については、その19をご覧下さい
その後の経過(6/29~7/5)については、その20をご覧下さい
その後の経過(7/5~7/12)については、その21をご覧下さい
その後の経過(7/13~7/20)については、その22をご覧下さい
その後の経過(7/21~7/26)については、その23をご覧下さい
その後の経過(7/27~8/2)については、その24をご覧下さい
その後の経過(8/3~8/9)については、その25をご覧下さい
その後の経過(8/10~8/17)については、その26をご覧下さい
その後の経過(8/18~8/23)については、その27をご覧下さい
その後の経過(8/24~8/30)については、その28をご覧下さい
その後の経過(8/31~9/6)については、その29をご覧下さい
痔瘻の診察とMRIによる経路確認(9/9)については、その30をご覧下さい
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れおさん、おはようございます。
やっぱり健康な方に聞くと、大腸内視鏡検査もそれほど大変ではないらしいので、今回は寛解にちかいと思って行ってみたいんですが、やっぱり大変でした(笑)
検査結果にもよりますが、個人的には潰瘍性大腸炎のままかな?とも思っています。
潰瘍自体は少なくなっており、出血もほとんど見られません。
2週間ほど抗生物質を飲んでいてもあれだということは、やっぱり日々のBB536やヤクルトやビオフェルミンやオリーブオイルなんかが効いてる?とも思えます。
以前抗生物質を飲んだときは、直ぐに再燃っぽいことになりましたからね・・・
また結果のことや手術のことを書けるときに書きますね。
病室が携帯やモバイルルータ使用OKだったので、入院中もいろいろできそうです(笑)
投稿: mru | 2015年9月16日 (水) 07時12分
検査おつかれさまです。なかなか痛くて大変てねしたね?狭くなってると痛いですよね?わたしも再燃で入院時はS状の先あたりから浮腫んで、かなり狭くなってたので痛くて、その時はそれ以上はいかなかったです( > <。)
でも、まさかのクローン病かも知れないてのにビックリです。生検の結果で手術日も変わるかもなんですね…
わたしもね、消化器内科の先生には同じ事言われましたよ?クローン病の人は痔瘻なる人多いけど、潰瘍性大腸炎はほとんどないけどねぇ〜って!でも肛門科の先生は、潰瘍性大腸炎の人も下痢回数多いと、なりやすいって言ってはりました。…でも、割合で言うと少ないみたいで、そこに自分が入ってしまったのも何だか運?なんでしょうかね。
わたし手術によってUCの状態が今より更に悪化してしまわないかって不安です。そこは考えても仕方ないのかもですし、きっと肛門科の先生も考えてはくれてると信じて(。・・。)しかないですね。
ロキソニンの飲む回数はどうですけ?変わらずですか?まだ治療した訳じゃないので、痛いのは変わらないですかね?
投稿: れお | 2015年9月15日 (火) 22時19分