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2015年10月24日 (土)

クローン病と痔瘻(その40) 入院から1ヵ月

これまでに書いた、クローン病(CD)痔瘻についてのエントリーの続きとなります


・・・


今日は、10月24日

地元の秋祭りも昨日で終わったのかな?


私の方は、入院したのが9月24日だったので、既に入院から1ヵ月経ったことになります

また、入院の翌日に手術をしたので、術後1ヵ月ということにもなります


日々の過ごし方は、この時からそれほど変わりはなく

起床

看護師さんの回診

朝食

内科と外科の先生の回診

昼食

シャワー

看護師さんの回診

夕食

看護師さんの回診

就寝

といったスケジュール


ただ、あの頃は痛みのために眠れなかったり

個室でテレビが見放題だったりしたこともあったので

眠れないなりにも寝ようとするのが23時位でした

※消灯は22時ですが、個室なので部屋の電気だけ消してテレビをそれなりに見つつ、痛みに耐えていました


夜はなんとか痛みに耐えて眠れたとしても、寝返りの度に痛みで目が覚めていました

少し痛みがマシになってからでも、運動不足のせいか夜中に体が勝手に伸びをしてしまい、その時に無意識のうちに肛門をギューって締めてしまうタイミングの激痛で目が覚めていました


個室から大部屋に移動になってからは、テレビを見たり冷蔵庫を使うのにもカードが必要になりました

Hp1510m1_2

それなりに見ていただけのテレビは電源を入れることもなくなり、カードは冷蔵庫の為だけに使用

その分、この時準備しておいた自宅に録り溜めた番組を見ることが多くなりました


また、ここ最近は痛みがマシになってきたのもあって、睡眠時間も長くなりました

消灯時間より前の20時過ぎに寝て、自然に朝4時位に目が覚めるといった、少林寺のような生活

しらんけど(/ー\*)

それでもほぼ熟睡できるようになったこともあり、睡眠時間は約8時間と十分過ぎ


入院の頃から舌の角っこが少しだけピリピリしており、最初は口内炎かな?と思っていたんですが

その後段々と範囲が広くなって、数日後には舌全体が痛くなってしまいました

鏡で見てみても特にどうにかなっているわけでもない

しかし痛くて、満足に食事も水分も摂れないほどになりました


勝手に、長期間飲んだり多めに飲んだりしている薬の副作用かなんかかな?と思いつつネットで調べてみると、舌痛症というものに似ています

しらんけど(/ー\*)

ただこれ、原因が良く分からないみたい

ついでに、今飲んでいる薬の副作用を調べてみても、それらしい症状はない


本当ならここで先生か薬剤師さんに相談するべきだと思うんですが、たぶん寝不足かな?と思って嫁さんにだけ報告


その後、少しずつ寝られるようになってくると

睡眠時間が増えるに従って痛い範囲も狭くなり、痛みもマシになっていくのがわかりました

やっぱり、(私の場合は)単なる寝不足とかストレスとかが原因っぽい


よく眠れるようになった今は全く痛くなくなり、普通に食事も摂れる様になりました

良かった良かった


お尻の方も、良く眠れるようになった頃から日々改善しているのが自分でも分かるようになりました


それまでは1日に4錠飲んでいた痛み止めも2錠で済むようになり、夜中の無意識の肛門ギューにも耐えられるようになっていきました


その数日後には、仰向けで両足を伸ばせるほどに

Hp1510m1_1

両膝を立てたり片足だけ伸ばすということはちょっと前から出来ていたんですが、両足を伸ばすとお尻にえらく負担が掛かります


ただ、やっぱりお尻にまだいろいろ入っているという違和感があるのと、痛み止めが切れているときにはとても無理です

うつぶせで両足を伸ばすのは随分楽なんですけどね


股間がやけに膨らんでいるように見えますが

ただ紙おむつを履いているだけです


また、この数日後には

ゆっくりではありますが・・・


円座なしでマットの上に座ることもできました


しかも、真っ直ぐに


この半年ほどはお尻の右側が痛かったため、右側をかばって左側のみを付ける感じのおかしな姿勢でしか座れませんでした

最後の方には右側が炎症を起こしてしまい、座るのも大変な位に


これ、腰を痛めるな・・・とか、これ、ヤバイんじゃ・・・とか思いつつ過ごしたこの半年


今回座ったときも最初はその癖で傾いて座っていたんですが

もうそんなことしなくていいんだ

と思って普通に座ってみると

真っ直ぐ座ることができました


嬉しい


ただ暫く座っていると、やっぱりいろいろお尻に入っているものが気になってしまうのでダメです

また、お尻の前の方だけで座るいわゆる良い姿勢の座り方ならいいものの、どっしりと尾てい骨周りに圧を掛けて座るのもダメそうです


でもこれも、その辺に集中している邪魔なドレナージ等が取れれば普通に座れそうでもあります

シートンの方は特に邪魔にはならないのかな?

どちらにしても嬉しい事です


また便の方も、手術のあとはマグミット錠 330mgを毎食後に飲んでいた関係もあってか日に3回くらいしていたんですが

今では同じ量のマグミットを飲んでいても、日に1回だけになりました

マグミットが効かなくなってきたのか腸の調子が更に良くなったのかは分かりませんが、便もあの頃に比べると少し硬めです

でも無理しないと出ないほどではないので、日々の生活としてはとても快適


そして更に、例の突発性便意の後の突発性便通もなくなりました


以前は、朝起きると立ち上がった途端に便意があり、直ぐにトイレに駆け込まないと我慢すら出来ずに間に合わない状況だったんですが、それがなくなったのです

また日中に便意があった場合でも、健康だった頃のようにそれなりに我慢出来るほどにもなりました


トイレ付きの個室からトイレが少し離れている大部屋に変わる時

どうしよう・・・朝、トイレまで間に合うかな?

と心配していたんですが

その部屋を変わった次の日の朝から少し長く持つようになり

今では落ち着いてトイレに行け、便座に座って少し待ったり、お腹のマッサージをしないと中々出ないくらいになりました


健康だった頃の様です


入院中にしても数日前までは

朝起きて横になっている分にはいいものの、立ち上がった瞬間に便意が起き、急いでトイレに行って剥がしづらいガーゼを剥いで便座に座ってギリギリだった便通のことを考えると

なぜここまで普通になったのかが不思議なほどです

入院して余計なものを食べなくなったことと、やっぱり1日に1包のみとはいえエレンタールを追加してるのが効いていたりするのかな?

それとも、この辺も痛みとかからくるストレスが原因だったりするのかな?

どちらにしても、こちらもとても嬉しいことです


話は少し変わりますが、大部屋なのでいろんな人間模様を見る(聞く)こともあります

Hp1510m1_3

老夫婦さんの会話は、聞いていて何気に面白いです


大体どこの老夫婦さんも、入院しているおじいさんの方が直ぐに怒り気味

それに対しておばあさんは拗ねてもう来ないと口答えするものの、その後直ぐに仲良くなっていろんな話をしていたりします

そんな話の繰り返しだったりしますが、聞いていると何だかほんわかします


話はまた戻り、ここ最近は痛みの減少と共にドレナージからの膿の量も少なくなったこともあり

いよいよ来週火曜日にレミケードを使うみたいです


効く人には劇的な効果をもたらし、瘻管も閉じてくれるというこのお薬

免疫に影響したりはするものの、使っておいた方がいいとのことなので、お願いすることにしました


また、レミケードを使って副作用等がなければ、その後はお尻の方も含めて外来でもいいとのこと


痛みももう少しマシになって自分で運転ができる位になったら、やっと待ちに待った退院かな?

レミケードを使って瘻管も早めに閉じていき、早く邪魔なドレーンパイプが取れるといいな

シートンの方は結構掛かりそうだけど


・・・


とりあえず、今のところはこんな感じです


・・・


これまでの経緯

痛くなりだしてから我慢出来なくなった経緯と、切開排膿・ドレーンパイプの設置までの内容については、その1をご覧下さい

その後の経過(3/17~3/20)については、その2をご覧下さい

その後の経過(3/21~3/23)については、その3をご覧下さい

その後の経過(3/24~3/26)については、その4をご覧下さい

その後の経過(3/27~3/29)については、その5をご覧下さい

その後の経過(3/30~4/1朝)については、その6をご覧下さい

その後の経過(4/1出社後~4/5)については、その7をご覧下さい

その後の経過(4/6~4/12)については、その8をご覧下さい

その後の経過(4/13~4/19)については、その9をご覧下さい

その後の経過(4/20~4/26)については、その10をご覧下さい

その後の経過(4/27~5/3)については、その11をご覧下さい

その後の経過(5/4~5/10)については、その12をご覧下さい

その後の経過(5/11~5/17)については、その13をご覧下さい

その後の経過(5/18~5/24)については、その14をご覧下さい

その後の経過(5/25~5/31)については、その15をご覧下さい

その後の経過(6/1~6/7)については、その16をご覧下さい

その後の経過(6/8~6/14)については、その17をご覧下さい

その後の経過(6/15~6/21)については、その18をご覧下さい

その後の経過(6/22~6/28)については、その19をご覧下さい

その後の経過(6/29~7/5)については、その20をご覧下さい

その後の経過(7/5~7/12)については、その21をご覧下さい

その後の経過(7/13~7/20)については、その22をご覧下さい

その後の経過(7/21~7/26)については、その23をご覧下さい

その後の経過(7/27~8/2)については、その24をご覧下さい

その後の経過(8/3~8/9)については、その25をご覧下さい

その後の経過(8/10~8/17)については、その26をご覧下さい

その後の経過(8/18~8/23)については、その27をご覧下さい

その後の経過(8/24~8/30)については、その28をご覧下さい

その後の経過(8/31~9/6)については、その29をご覧下さい

痔瘻の診察とMRIによる経路確認(9/9)については、その30をご覧下さい

手術前検査等(9/14)については、その31をご覧下さい

手術前の感想等(9/24)については、その32をご覧下さい

先生からの説明によりクローン病に(9/24)については、その33をご覧下さい

複雑すぎる痔瘻の手術(9/25)については、その34をご覧下さい

入院中の様子(9/26~10/12)については、その35をご覧下さい

病室でのネット環境については、その36をご覧下さい

個室から大部屋への移動については、その37をご覧下さい

病院食の変更については、その38をご覧下さい

再び部屋の移動については、その39をご覧下さい

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