これまでに書いた、クローン病(CD)と痔瘻についてのエントリーの続きとなります
ただ、先日の手術前検査により潰瘍性大腸炎(UC)ではなくクローン病(CD)だったという診断結果になったので、前回よりタイトルを変更しました
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9/26(土)~10/12(月)
入院、そして手術を行い、その後も病院での生活を過ごしています
日々の内容はそれほど変化もなく
起床
看護師さんの回診
朝食
先生の回診
昼食
シャワー
看護師さんの回診
夕食
看護師さんの回診
寝る
といったスケジュール
便の回数は、朝起きた瞬間の1回に、昼食後、夕食後の基本3回程度
便を柔らかくするお薬を飲んでいるせいもあってか、食後に腸が動き出すと普通に出るといった感じです
飲んでいるお薬やサプリは
痛み止め薬、胃薬
便を軟らかくする薬
消化器官用薬
といったものが、この病院の外科から処方されています
痛み止めと胃薬はセットで飲み、基本は食後ですが、痛みが激しいときには6時間空けて飲んでも良いとの許可の元、1日に4回きっちり飲んでいます
ロキソプロフェンNa錠 60mg
レバミピド錠 100mg
はっきり言って、これを飲まないと痛みでどうにもなりません
便を柔らかくするお薬は、マグミット錠 330mgを毎食後に1錠飲んでいます
これのせいか便は柔らかめですが、時々硬めなこともあって排便時にドキドキします
消化器官用薬は、ランプラゾール0D錠 15mgを夕食後に1錠飲んでいます
それ以外には、元々飲んでいたこれらの
アサコール錠 400mg
ビオフェルミンR錠
プレドニン錠 5mg
潰瘍性大腸炎のお薬もそのままの量を飲んでいます
この辺はクローン病でも同じみたいですね
あとは
ビヒダス BB536
カルシウム&マグネシウム
もこれまで同様、同じ量を飲んでいます
これらは入院時にサプリ含めて全てチェックされており、飲んでもいいという判断のもとでの服用となります
潰瘍性大腸炎からクローン病に診断結果が変わった際に、アサコールからペンタサ辺りに変更されるのかとも思いましたが、それも特にありませんでした
入院前にこれまでの履歴を一覧にして先生に渡しており、その中に
アサコールのみで一旦寛解に入れた
ペンタサの時期もあったけどアサコールの方が合っている
ということを書いていたからかもしれません
看護師さんの回診では、体温と血圧が測定されます
最初は指先の酸素量も毎回計測されていましたが、途中からは時々になりました
また、便の後やシャワーの後は、ガーゼの貼り替えをお願いしています
その都度コールボタンを押して呼び出して貼ってもらうんですが、やっぱり少々気を使います
最初こそ、お尻を出すのが恥ずかしいと思っていたんですが、途中からは慣れました
先生の回診は、日によって来られる先生や時間が変わることもあります
また、複数の先生が順番に来ることもあります
さらに病院の都合上、看護師さん以外に研修生がついてくることもあります
ここでもお尻を診て貰うんですが、手術跡の確認や触診での状況観察
ドレナージの洗浄なんかも行われます
手術の数日後は、何やら局部麻酔っぽいものをプスプスとそこら中に打たれたこともありました
麻酔ではありませんでしたが、何だったのかも分かりません
触診や洗浄はやっぱり痛いので、1日のうちで一番恐怖を感じるイベントだったりします
ただ、洗浄後はやっぱり少し楽になったりします
手術から数日後に抗生剤も処方されましたが、5日分で終わりました
その後もドレナージ等から膿が出ていたんですが、先生から自分でも搾って下さいというお言葉があったので
痛いのを我慢しつつ、こんな姿勢で圧を掛けて排膿したりもしています
ドレナージの影響か、手術前よりはこの姿勢での排膿状況が良くありません
この姿勢の後、立ち上がったときに結構出ているような気もします
そして、やっぱり排膿出来ると楽になるのも分かります
痛みですが、全体的に痛かったのは手術後3日くらいまででしょうか
その後は肛門と二次口を結んでいるシートンのアレが食い込んでいる部分的な痛みが激しくなり、寝返りすらまともに出来ないほどになりました
痛み止めを飲んでいても、夜は痛みで眠れないほどです
でも朝になると楽になっていたんですが、何故かを考えてみると
排便が影響しているのがわかりました
最初は排便の時に左右のドレナージから何かが出ているのが分かったので、もしかしてドレーンから便が出てる?と思っていたんですが
どうやら排便時の圧によって排膿されていたようです
そのせいで、排便時の肛門の痛みは相変わらずですが、その後は夜に比べると楽になることがわかりました
排便の方もいろいろなことが分かってくると恐怖では無くなってくるんですが、やっぱり痛いのは痛いです
そして、この部屋にあるトイレのウォシュレットが強すぎ
ビデもあるので最弱にして使ってみましたが、これでも強すぎ
でも綺麗にしておかないと後で痛みが増したりするので、頑張って洗っています
シャワーの方は、入浴はダメなもののシャワーは構わない、むしろお尻を洗いまくって下さいということで、手術の翌々日から毎日シャワーを浴びています
特にお尻は、擦れないものの丁寧にシャワーを掛けて洗っています
ガーゼがお尻側にあるため、仰向けで排膿している分にはガーゼ側に膿等が付着するのでいいものの、痛みのため排膿時くらいにしか仰向けにはなれません
それ以外は、ほとんどがうつぶせか横向きで過ごしているため、ガーゼに吸収されなかった膿等は下の方に垂れていき、お尻や前の方に付着して気持ち悪かったりするんですが
こちらもシャワーを浴びて綺麗にすると、とてもスッキリします
紙おむつを履き替えるのも、このシャワーのタイミングにしています
ほとんどごろごろして過ごしているんですが、ベッドはマットが柔らかすぎて沈み込んだときに患部が当たることがあるため、隣にある硬めのソファでごろごろしています
途中、看護師さんに硬めのマットがないか確認してみたところ、倉庫に以前使っていたものがあったということで、こころよく交換してくれました
マットの硬さで、ベッドの上での過ごしやすさが大違いです
あと、座ることはまだできません
手術前の様に、左側のみを付ける感じで座ることもできません
食事の時等、結構苦労します
円座でもあれば違うのかな?とも思いましたが、ドレナージの出ている範囲が広いため
真ん中の開いている部分が小さめの普通の円座では意味がないと思い
こんなU字型のものを嫁さんがネット注文して届けてくれました
ただ、今の状況ではこちらでも痛くて座れませんでした
U字部分を広げたり向きを変えたりもしてみたんですが、厚めのガーゼを貼っているからか、何かしらが当たって痛くてダメでした
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数日は外科の先生だけの回診でしたが、手術から10日過ぎたあたりから、内科の先生の回診も始まりました
クローン病についての治療が始まるようです
今のところは、腸の方は特に問題無いので大丈夫だとも思ったんですが
手術から10日経ってもお尻にそれほど変化がなく、まだ膿等が出ているということについての治療のようです
説明があったのは、レミケードを使うということ
このレミケードという名前はちょくちょく見ることもあったんですが、腸に影響するだけではなく、どうやらクローン病に関する手術後の傷等を塞ぐ効果も絶大なようです
こちらは、膿の状況を確認したりアレルギー反応の確認を行ってから、数日後に実施するようです
ただ、膿がまだ多い様だと延期することもあるとのこと
何クール行うのかの説明は、まだありません
そしてもう一つ、こちらの方が処方されました
まずいことでお馴染みの、エレンタール
ここでふと疑問が
病院食として出ている普通食も、大盛りのご飯を米粒1粒すら残さず全部食べています
それでも何の問題もないのに、なぜここでエレンタール?
摂取カロリーをこれ以上増やす為?
と思ったので、看護師さんを通じて先生に確認してもらいました
まずいことを知っているので、それほど意味が無いのなら飲みたくないだけだったりもします
そして確認できたことは、ステロイドの減量と離脱に飲んだ方がいいということ
説明に納得出来たこともあり、素直に飲むことにしました
久しぶりに飲むエレンタール
最初はお気に入りのパイナップル味のフレーバーから試しましたが
普通に美味しく頂けました
あら?
あの時、あんなに苦労しながら飲んでいたのはなんだったんだろう?
美味しくなったのかな?
それとも味は変わってないけど、気分的に飲めてるだけかな?
どちらにしろ、毎日1包なので特に苦労もなく飲むことができています
10/12(月)には、内科の方から新たなお薬が処方されました
ビオフェルミンR散 1g / 朝夕1包
レボフロキサシン錠 500mg / 朝1錠
整腸剤と抗生剤です
整腸剤の方は普段から飲んでいるものと同じっぽいので、飲むタイミングが被るときはこちらだけにします
抗生剤は外科の方でも暫く出ていましたが、今は止まっています
こちらは、まだ膿が出ているといったことから、レミケードを使う前の対策かもしれません
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とりあえず、今のところはこんな感じです
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これまでの経緯
痛くなりだしてから我慢出来なくなった経緯と、切開排膿・ドレーンパイプの設置までの内容については、その1をご覧下さい
その後の経過(3/17~3/20)については、その2をご覧下さい
その後の経過(3/21~3/23)については、その3をご覧下さい
その後の経過(3/24~3/26)については、その4をご覧下さい
その後の経過(3/27~3/29)については、その5をご覧下さい
その後の経過(3/30~4/1朝)については、その6をご覧下さい
その後の経過(4/1出社後~4/5)については、その7をご覧下さい
その後の経過(4/6~4/12)については、その8をご覧下さい
その後の経過(4/13~4/19)については、その9をご覧下さい
その後の経過(4/20~4/26)については、その10をご覧下さい
その後の経過(4/27~5/3)については、その11をご覧下さい
その後の経過(5/4~5/10)については、その12をご覧下さい
その後の経過(5/11~5/17)については、その13をご覧下さい
その後の経過(5/18~5/24)については、その14をご覧下さい
その後の経過(5/25~5/31)については、その15をご覧下さい
その後の経過(6/1~6/7)については、その16をご覧下さい
その後の経過(6/8~6/14)については、その17をご覧下さい
その後の経過(6/15~6/21)については、その18をご覧下さい
その後の経過(6/22~6/28)については、その19をご覧下さい
その後の経過(6/29~7/5)については、その20をご覧下さい
その後の経過(7/5~7/12)については、その21をご覧下さい
その後の経過(7/13~7/20)については、その22をご覧下さい
その後の経過(7/21~7/26)については、その23をご覧下さい
その後の経過(7/27~8/2)については、その24をご覧下さい
その後の経過(8/3~8/9)については、その25をご覧下さい
その後の経過(8/10~8/17)については、その26をご覧下さい
その後の経過(8/18~8/23)については、その27をご覧下さい
その後の経過(8/24~8/30)については、その28をご覧下さい
その後の経過(8/31~9/6)については、その29をご覧下さい
痔瘻の診察とMRIによる経路確認(9/9)については、その30をご覧下さい
手術前検査等(9/14)については、その31をご覧下さい
手術前の感想等(9/24)については、その32をご覧下さい
先生からの説明によりクローン病に(9/24)については、その33をご覧下さい
複雑すぎる痔瘻の手術(9/25)については、その34をご覧下さい
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