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2015年11月 2日 (月)

クローン病と痔瘻(その41) レミケード1回目

これまでに書いた、クローン病(CD)痔瘻についてのエントリーの続きとなります


・・・


入院、そして手術を行ない、既に入院から1ヵ月以上が経ってしまいました


暫く様子見していた患部の方も状態が良くなり、やっとレミケードが使える様になったということで

初めてのレミケードを使ってもらいました


・・・


10/26(月)

翌日のレミケード使用を前に、いろんな検査等がありました


まずは、朝から採血

そして、術後初めてとなるMRIです


MRI実施後、暫くして内科の先生からの説明がありました


最初に、血液検査の結果説明

特に問題ないとのこと


そして、MRIでの結果説明

画像を見ながら説明してくれましたが、膿瘍は減っているものの、瘻孔が手術前とほとんど変わっていないとのこと


術後1ヵ月以上経っているのに、ほとんど変わっていないって

これがクローン病というものでしょうか


ただ、膿瘍は減っているのでレミケードの使用には問題なく、また、この瘻孔もレミケードの使用により閉じていく予定とのこと


これらの説明の後に、レミケードの使用に関する説明をしてくれ、その後、その使用に関する同意書にサインをしました


病室に戻ると、今度は薬剤師さんが説明に来てくれました


その際、こんなものも持参

Hp1510remi1_1

何気に豪華な、レミケードの冊子(クローン病版)


内容を確認すると

Hp1510remi1_2

さすがに良さそうなことばかり書いてありました


またこの日には、レミケードの使用に伴うお薬も処方されました


アレルギー抑制剤の、アレグラ錠 60mg (朝夕1錠)

胃酸抑制剤の、ガスリックD錠 20mg(朝夕1錠)

こちらは当日のみの服用です

あと、痛み止めは外科から出ているものではなく、当日と翌日のみカロナール錠 200mg(朝夕2錠)を飲むように指示されました


また念のために、レミケード特定疾患受給者証の範囲内か確認したところ、範囲内ですとの回答を貰えてホッとしました

自分なりに調べて、UCでもCDでも範囲内ということは分かっていたんですが、やっぱり確認しておかないと心配です


・・・


10/27(火)

いよいよ初めてのレミケード使用日当日です


昨日処方された内科のお薬とこれまで飲んでいたお薬を飲み、呼ばれる時間まで待ちます


まずはいつもの外科の回診があり、いつものようにドレナージの洗浄をしてもらいました

最初はこの洗浄が痛くて回診の時間が嫌いだったんですが、洗浄後に楽になるのが分かってからは、痛くても回診が待ち遠しくなりました


この回診の際に、外科の先生に前日のMRIでの結果のことを確認してみると、ドレナージを入れているので分かりにくいものの、肉の盛り上がり等は見られるとのこと

少し安心しました


ただ、この気になって仕方がないドレナージがいつ頃抜けるのか確認してみると

最低3ヵ月は抜けないと言われました

ショック


その後、いよいよレミケードを使う時間がやってきました


化学療法室で担当者管理の下、点滴投与されるようです

数時間掛かるということだったので、スマホの持ち込みと使用を確認してみたところ、問題ないとのこと


まず化学療法室に入ると、いろいろな確認


そしてレミケードを使うのが初めてということで、心電モニタや血圧計なんかを取り付けられました


点滴の場所は、ここ

Hp1510remi1_3

いきなりレミケードかと思ったら、まずはステロイド剤の投与から始まりました

50mlの生食に入っている量を聞くと、30mgの様です


前から感じていたんですが、プレドニン等のステロイドがそこそこ体に入ると、その数秒後に体の悪い部分がジーンってなるんですよね

気のせいかもしれませんが、今回は盲腸付近とお尻がジーンとしました


この点滴は早めに終わり、生食で少し流したあと

いよいよレミケードです


250mlの生食に、体重に合わせた量のレミケードが入っているそうです


これを最初なので少量から始め、15分おきに様子を見ながら量を増やしていくとのこと


最初は聞き漏らしましたが、たぶん10ml/hかな?

それで様子を見ながら15分間点滴投与を行いました

特に異常は見られません


その後、血圧測定と指先での酸素量の測定を行ない、今度は20ml/hに増やして15分間点滴投与です

ここでも特に異常は見られず、同じ様に測定を行った後、40ml/hで15分、80ml/hで15分と続けていきます


丁度お昼になったので、食事がその場に運ばれてきました

レミケードを点滴しながら食事を済ませ、食後にはお薬も飲みました


その後も様子を見ながら徐々に速度を上げつつレミケードを投与していき、途中はウトウトしていたのもあって余り覚えていませんが、最後は250ml/hで終わったかと思います

特に異常も見られず、心配していたアレルギー反応もありません


レミケードの点滴終了後は、また生食で5分ほど流した後、暫く様子をみて化学療法室を出て病室に戻りました

一安心


それから数日が経ち、投与後3日くらい経ってから出るかもしれないという副作用も特に問題なし

この辺は入院中ということもあって、安心して過ごすことができました

今もお尻がまだ痛い以外は、それなりに快適に過ごせています


次は初回から2週間後に、2回目のレミケードの投与があります

予定では、11月10日かな?


こちらも少々不安だということと、それまでに飲むお薬の変更による検査があったりするようなので、退院は早くてもその後になるようです


・・・


とりあえず、今のところはこんな感じです


・・・


これまでの経緯

痛くなりだしてから我慢出来なくなった経緯と、切開排膿・ドレーンパイプの設置までの内容については、その1をご覧下さい

その後の経過(3/17~3/20)については、その2をご覧下さい

その後の経過(3/21~3/23)については、その3をご覧下さい

その後の経過(3/24~3/26)については、その4をご覧下さい

その後の経過(3/27~3/29)については、その5をご覧下さい

その後の経過(3/30~4/1朝)については、その6をご覧下さい

その後の経過(4/1出社後~4/5)については、その7をご覧下さい

その後の経過(4/6~4/12)については、その8をご覧下さい

その後の経過(4/13~4/19)については、その9をご覧下さい

その後の経過(4/20~4/26)については、その10をご覧下さい

その後の経過(4/27~5/3)については、その11をご覧下さい

その後の経過(5/4~5/10)については、その12をご覧下さい

その後の経過(5/11~5/17)については、その13をご覧下さい

その後の経過(5/18~5/24)については、その14をご覧下さい

その後の経過(5/25~5/31)については、その15をご覧下さい

その後の経過(6/1~6/7)については、その16をご覧下さい

その後の経過(6/8~6/14)については、その17をご覧下さい

その後の経過(6/15~6/21)については、その18をご覧下さい

その後の経過(6/22~6/28)については、その19をご覧下さい

その後の経過(6/29~7/5)については、その20をご覧下さい

その後の経過(7/5~7/12)については、その21をご覧下さい

その後の経過(7/13~7/20)については、その22をご覧下さい

その後の経過(7/21~7/26)については、その23をご覧下さい

その後の経過(7/27~8/2)については、その24をご覧下さい

その後の経過(8/3~8/9)については、その25をご覧下さい

その後の経過(8/10~8/17)については、その26をご覧下さい

その後の経過(8/18~8/23)については、その27をご覧下さい

その後の経過(8/24~8/30)については、その28をご覧下さい

その後の経過(8/31~9/6)については、その29をご覧下さい

痔瘻の診察とMRIによる経路確認(9/9)については、その30をご覧下さい

手術前検査等(9/14)については、その31をご覧下さい

手術前の感想等(9/24)については、その32をご覧下さい

先生からの説明によりクローン病に(9/24)については、その33をご覧下さい

複雑すぎる痔瘻の手術(9/25)については、その34をご覧下さい

入院中の様子(9/26~10/12)については、その35をご覧下さい

病室でのネット環境については、その36をご覧下さい

個室から大部屋への移動については、その37をご覧下さい

病院食の変更については、その38をご覧下さい

再び部屋の移動については、その39をご覧下さい

入院から1ヵ月頃の様子については、その40をご覧下さい

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