寝るとき用のイヤホンの感想
先日エントリーした、寝るとき用のイヤホン
https://mru.txt-nifty.com/blog/2017/03/post-5a22.html
週末に確認してみたので、とあるサイトでノーマルとハイレゾとの差を5曲すべて聴き分けることができたナウなヤングが適当なインプレでも書いておこうと思います。
まずは、購入価格が600円ちょっとのこちらから。
ドライバーユニット:10.7mm
音圧感度:100dB/mW
再生周波数帯域:6-23,000Hz
コード長さ:約1.2m
プラグ:ストレート型ステレオミニプラグ
付属品:イヤーピース(XS,M 各2個)
プラグは、仕様にもあるストレート型。
今回は、iPad Proの3.5mmヘッドフォンジャックを使っていろいろ聴いてみることにしました。
最初のソースは、リリースされたばかりのGET WILD 2017 TK REMIX
イヤーピースは3サイズありますが、標準のものが丁度良かったのでそのまま使用。
楕円になっており、しっかり耳の穴にフィットして装着感も良かったです。
ユニットまわりの見た目はチープなものの、ドライバユニットが10mm超というのもあってか、低音も十分で纏まりのある音が出ていました。
とても600円クラスの音とは思えません。
続いては、購入価格が1900円弱のこちら。
型式:密閉ダイナミック型
ドライバーユニット:9mm ドーム型(CCAW採用)
感度:103dB/mW
マグネット:ネオジウム
再生周波数帯域:5-24,000Hz
インピーダンス:16Ω
最大入力:100mW
コード長:1.2mリッツ線
コードタイプ:Y型
入力プラグ:金メッキ L型 ステレオミニプラグ
イヤーピースは、本体装着分と合わせて4サイズ付属。
ケーブルを巻きつけて使うアジャスターが付属していたり、ケーブルのY型分岐部分を絞れたりもします。
さすが、3倍の値段だけのことはあります。
こちらのプラグは、L型。
プラグは、どちらの製品も金メッキ処理されていました。
こちらもイヤーピースは標準のもので丁度良く、ユニット周りの造りもしっかりしていて高級感すらある感じ。
こちらを使ってさっきと同じソースを聴いてみたところ、高音が耳に刺さって嫌な感じがしました
そこで、ソースを変えてみたところ・・・
こちらだと大体バランスよく聴くことができたんですが、一部「お前にピタッ!」とかだとハイハットやスネアが少々耳障りに感じることがありました。
ただ、ボーカルのサ行に違和感があるような音ではありません。
ここでパナの方に変えてみたところ、少々高音が足りないかな?という感じもあるものの、それほど違和感もなく聴いていて疲れません。
続いては、個人的に再生機器のチープさの判断に最適だと思っているこちらを聴いてみたところ・・・
音の広がりや躍動感、繊細さは明らかにソニーの勝ち。
オーケストラっぽいものを聴いてみたところ・・・
こちらでも、中間くらいのボリュームまでだとソニーの方が良い音に聴こえましたが、この画像くらいのボリュームにすると高音に若干の違和感。
逆にパナソニックの方は、このくらいのボリュームで聴くと沈んでいた高音も伸びてきて、逆に違和感が無くなる感じがしました。
ただ、パナソニックのもので聴いた後に再びソニーのもので聴いてみると、解像度の良さと高音の伸びの良さに驚き、先ほどは若干の違和感に思えた高音域も自然に聴こえたりもします。
ピアノ系はどうだろう・・・
このアルバムの最初の曲「BEFORE LONG」では明らかにソニーの方が良い音に聴こえるものの、2曲目の「NEO GEO」が始まった途端、やはり高音が耳に刺さってきました
パナソニックの方だと、どれも無難に聴けました。
ボーカルだと・・・
ソニーの方で聴いてもどの曲も高音に違和感もなく、とくに「ふりむけばカエル」や「自転車でおいで」では音のバランスの良さやボーカルの良さを感じました。
こういうアルバムを聴くと、2000円クラスの音ではないかも?と感じます。
逆に、こちらをパナソニックの方で聴くと、いろいろと足りない感がありました。
他にも、いろんなジャンルの曲をいろいろと聴いてみたところ・・・
ボリュームを小さめで聴く場合はソニーが良く、そこそこのボリュームで聴く場合はパナソニックが良い。
ソニーの方は低音から高音までしっかり出ている分、ソースやボリュームによっては高音が痛く感じる場合もあるがクラシック系やボーカル優先ものを聴く場合はとても良い音で聴くことができる。
パナソニックの方は高音と解像度が若干不足気味なものの全体的に纏まっているので、どんなソースをどんなボリュームで聴いても疲れることもなく長時間聴いていられる。
エイジングで変わってくるのかもしれませんが、新品購入時に聴いてみたところではこんな感想になりました。
これは個人的な感想で、聴くソースや機器によっても変わってきますし、音の好みによっても意見は変わってくるかと思います。
ただどちらも、この価格で買える製品の音ではないというのが自称、いい耳をもつナウなヤングの感想です。
今回の目的でもある寝る時用として考えた場合、音質的にはパナソニックの方でも十分で、どんなソースも聴きやすい。
薄めのユニット形状から、寝返りを打つときや横を向いたときに痛くなさそう。
販売価格が約600円ということで、気兼ねなく使えそう。
・・・ということで、寝るときに使う用はパナソニックの方になりました。
ソニーの方は、ゲーム用にも良さそうなので気兼ねなく使いやすい普段使い用にします。
これから使ってみて、簡単に断線もせず使用感も問題なければ、予備も含めて数個買っておこうかと思っています。
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