今日の潮汐表を見ると、私の経験上、たぶんこの時間に行けば釣れると思う時間があったんですが
自由を貰う代わりに末っ子を送り迎えしないといけなかったので、渋々断念
部屋でごぞごぞ準備をしながら様子を伺っていたところ、一向に出掛ける準備をしないので確認してみると
末っ子 < 「今日は無い」 とのこと
だ、騙されたー
・・・ということで、時間も微妙なので先に家の用事をしたりしたあと
私の経験上、余り釣れそうにないと思える時間にいつもの場所に到着
持参したタックルは先週末から変更し
使用頻度の少なかったタックル愛称はまだ思い出せてないので過去のエントリーを見て調べてみたところ
左から
RGM-79SR ジム・スナイパーIII
・ロッド:シマノ「BORDERLESS 460M-T」
・リール:シマノ「'13 EXSENCE LB C3000HGM」 + 「夢屋 1775DA スプール」
・ライン:シマノ「Power Pro DEPTH-HUNTER CASTING」0.6号(10.4LB)
・リーダー:東レ「BAWO SUPER HARD
PREMIUM-PLUS Hi-Grade」(12LB)
と
RX-93 ν(ニュー)ガンダム
・ロッド:ダイワ「morethan BRANZINO AGS 130M 【AGS ROCK DANCE CUSTOM】」
・リール:ダイワ「'14 morethan 2510PE-SH-LBD」
・ライン:ダイワ「morethan BRANZINO 8Braid+Si」#1.5(30LB)
・リーダー:ダイワ「SALTIGA LEADER Type N」(30LB)
のようです・・・
今回も家に居る時は、ローライトで風も穏やかな感じだったのが
現地に着くとハイライトで強めの風とうねりがあって
誰一人釣り人が居ません
とりあえず、先端に車を停めて準備していきますが・・・いきなり堤防を越えてきた潮をザバーンと被ってしまいました
車を移動しようかと思ったものの、海を見るとなんだか釣れそうな感じ
時間帯的には好みの時間ではないものの、何となく釣れた記憶のある潮位とうねりの状況だったので
そのまま急いで準備をすることにしました
最初に使うのは、タックル愛称:ν(ニュー)ガンダムの方
しかし、タックルの準備をする際、少し後悔しました
なぜこの強風の中、わざわざ13ftのロッドと、15ftちょっとのロッドしか持ってきていないのかと・・・
目の前には、大型タンカー
先週末はガラガラだったので、久しぶりに見た感じがして懐かしい
煙突の煙はこんな感じ
以前はもっと風の強い時にも普通に釣りをしていたので、このくらいの風は何でもありません
この時はそう思っていました・・・
ザッパーンした瞬間に撮影したと思ったのに、それ程でもない写真になっていました
この付近にはサラシが出来ていて雰囲気もあったので、風を使ったドリフトで攻めてみます
簡単に釣れそうな感じ
前回の釣行で、何故釣れなかったのかを自分なりに確認してみました
その前に釣れた時と、先週末の2回の釣行で釣れなかった時の状況を判断
何が違うのか
すぐに分かりました
先週末はネイビーのグローブを使っていたのを、今回はホワイトにしました
賢い女性に、「白い方が釣れるわ」と言われたような気もしました
そして、この風の向き、強さ、潮位、うねりの状況で効くルアーは
間違いなく、これ
このルアーを使い、護岸をトコトコしながらヘアヘアしていきます
途中、他のルアーに替えてみることはあっても、直ぐにこれに戻しつつヘアヘアします
誰も居なかった場所に、お昼休み時間だからかトラックや普通の車もやってきました
微妙に視線を感じる中、岸壁付近に止まった普通車の傍を通って背面側に移動した所でうねりの中を引いてくると
結構近くで真下から上がってきたシーバスがこのペニーサックを咥えたのが見えました
ヒットー
ただ、この時既に右腕は筋肉疲労の状態になっていました
以前はもっと強風の中、普通に13ftロッドをブンブンしていたと思ったのに
2年半のブランクは大きく、この程度の風の中でキャストするだけで随分疲れてしまいました
キャストフォームも、たぶんブレブレの疲れるフォームになっているんだと思われます
そんな腕なので、ロッドを立てるのが辛い
エンドを肘に当てると楽なのを思い出してロッドを何とか立てるものの、それでも右腕がプルプルしっぱなし
・・・シーバスってこんなに引いたっけ?と思いつつ、久しぶりのシーバスとのファイトを楽しみます
ロッドを立てて、真下に突っ込んだらレバーブレーキを使っていなしつつやり取りします
た、楽しい
しかし、以前の記憶ではそろそろ疲れて浮いてくると思ったシーバスが、ゴンゴン首を振りながら浮いたと思ったらまた真下に突っ込んだりしていいファイトを見せてくれます
・・・シーバスってこんなに持久力あったっけ?と思いつつ、情けないけど左手も使ってなんとか浮かせたシーバスを見ると、掛かりはそこそこ
これならバレないと思ったところで、急いで写メを撮って釣り関連グループLINEに送信
その後も暫くファイトを楽しんだあと、あまり突っ込まなくなったところでネットランディングの用意です
シーバスゲームは、このネットランディングも含めて楽しむべきものだと思います
2年半ぶりに、背負っているネットを勢いよく上方向に突いてマグネットを外し、左手でフレックスアームのロックを解除してネットを前方に広げます
そして、勢いよくネット着水
あっ
これまでは大体干潮付近に釣れることが多かったため、シャフトを全部出しきっても丁度位の水面までの距離がありました
しかし今回は満潮付近で、水面までは足元から1mちょっとしかありません
なのに、ランディングシャフトの一番太い部分を握ったままネットを出してしまったため、シャフトがスカスカになってネットが思い通りに動きません
素人さんにありがち
こ、こりゃいかん
強いうねりの中、一生懸命ランディングシャフトを手前に寄せてシャフトがピーンとなった時には、既に右腕は役に立たなくなっていました
そんな右腕とロッドでシーバスを誘導するも思い通りにはいかず、ネットに近付いた時に案の定ネットにルアーのフックが掛かってしまいました
そんな気がしていたので慌てず左腕でヘアヘアしたもののシーバスはネットに入ってくれず、丁度いい感じにフックも口から外れ
シーバスさんはネットの下を抜けてそのまま沖へと帰っていきました
素人さんにありがち
その時、真っ先に思ったことは
このままネットを上げてしまうと、ネットインでミスしてシーバスに逃げられたことがさっきの車の人にバレてしまうということ
そこでチラっと車の方を見てみると
既にその車は居ませんでした
一人静かに、ペニーサックだけがくっ付いたネットを引き上げました
ふぅ・・・手こずらせやがって
その後、何事もなかったかのようにネットを畳んで背中に戻し、一旦車の場所に戻りました
更に潮を被りまくって乾いて白っぽくなってる
座って、しんど・・・
そのまま少し休憩し、右腕を休めます
そして、さっき送ったLINEの画像を見ると、シーバスの影すら写っていないことに気付きました
とくに動揺もせず、ランディング途中に居なくなったことを追加で送信
右腕が休まったところで、ルアーのカラーチェンジをして同じ様なことをやってみました
ちなみにこのルアーは、先週末に使ったものではありません
この前使ったものは、たぶんウエイトボールが小さいのか前方に移ってもカタカタしてしっかり重心移動できず、フワトロ巻きでは簡単に前方が浮いてしまいがちでした
今回、新たに同じカラーのペニーサック 初代を下ろしましたが、こちらは完璧なものでした
向かい風の中、できるだけ遠くにキャストし
ウエイトを移動させるアクションを入れたあとは、ラインを風に引いてもらう感じでドリフトさせつつ、スーパーデラックスデッドスローでフワトロ巻きをします
時々、自然に水面に浮き上がる位でもいいです・・・というか、それが良いのかもしれません
すると今回も、手前10m位の場所でさっきと同じように真下から食い上げてきました
ヒットー
サイズはさっきと同じくらい
またしても元気のいいシーバスのファイトを楽しみます
た、楽しい
また右腕をプルプルさせつつファイトをしたあと、今回はネットの準備をするまでもなく
疲れた右腕のせいで、ロッドの立て方が甘かったのと、的確にレバーブレーキをリリースできずにラインを出せなかったせいもあり・・・
強めに突っ込まれた瞬間、ブリンという感触を残してシーバスさんは居なくなりました
明らかにファイトに負けた瞬間です
ただ、心のどこかに
まだ再開して2週間目、シーバスキャッチにはまだまだ早い
というのがあったのも確かです
満足
この日の潮汐表はこんな感じ
あんな時間にも状況次第では口を使うというのが分かっただけでも、今日はとてもいい日になったと思います
ちなみに縦線の時刻は、既に帰って車に掛かった潮を洗い流した後の時間です
シーバスのバイトを貰え、久しぶりにシーバスとのファイトを楽しませてくれたルアーたち
ハルシオンシステム「ペニーサック 初代」
フックは、がまかつ「TREBLE SP/MH」 #2に交換し、アイのリングも外してスナップを使用
今日は疲れたけど、楽しかった
今後も無理せず、少しずつ以前の勘を頼りに進歩しつつ楽しんでいこうと思います
まずは筋トレしないと
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