今日は午前中に末っ子の試合があり、そのついでにお米を運ぶのでこっちの車を貸せ
と言って朝早くからお出掛けした嫁さんと末っ子
私は洗濯をしたり動画を見たりゴロゴロしたりしていると、簡単に負けた
と言って末っ子たちが帰ってきました
車も戻って自由も頂けたということで、タックルの積み込み開始です

今日持って行くのは、タックル愛称で左からνガンダムとサイコガンダム
簡単に分かり易く書くと、短めな13ftのシーバスタックルと、ごく一般的な15ftのシーバスタックルになります
続いて、ごぞごぞと引っ張り出したルアーのフックをチェックしたり交換したりして準備を進めます

今日は、なんとなくショアラインシャイナーしか使いたくない気分

カラーもルアーもよく似たものばかりに見えますが、ルアーは全て微妙に違うものの組み合わせ
これだけあれば十分楽しめそうです
そして、いつもの釣れない場所に到着

対岸の船は燃料補給中なのか、それらしい船が2隻くっついているようです
こちらの岸壁はというと、相変わらず何も釣れないのかいつもの様に釣り人さん少なめ

そんなこの日の海の様子は
何となく釣れそうな気がしたりしなかったりする雰囲気
早速タックルの準備を始めます
最初に使うタックルはもちろんこれ

タックル愛称:MRX-009 サイコガンダム
・ロッド:DAIWA「morethan WISEMEN T150M-5 平狂」
・リール:SHIMANO「'18 STELLA C5000XG」
・ライン:DAIWA「SALTIGA 12 BRAID」#2.0(36LB)
・リーダー:DAIWA「SALTIGA LEADER Type N」(30LB)
このタックルで最初に使うルアーは、村越さん絡みのDAIWA「ショアラインシャイナー MM13 F-G」
青い空の元

初使用となるモアザン ワイズメン T150M-5 平狂を初めて伸ばしてみました
確かに長い
準備が終わって、初キャストとなります
最初は少ないガイドのライン抜け等が心配だったので軽めにキャストしてみたところ、とくに問題無さそう
徐々に強めにキャストしていくと、ある程度からロッドを振り下ろした後からティップが付いてくるような感覚がありました
製品説明にあるようにバットはガチガチなもののティップは繊細な様で、キャストのフィニッシュでビシッと止めてしまうとその後ティップが結構下まで振れているのが分かります
これでライントラブルになることはないものの、飛距離には影響しそうです

リールシートの握り心地やグリップまわりも問題なし
手持ちのmorethan BRANZINOの様に初使用時にピキピキ音が出ることもなく、グリップエンドも握り易くてどこもかしこもしっかりした印象
ルアーを巻いてみると、「MM13の引き抵抗ってこんなもんだったっけ?」と思うほど巻きが軽く、ルアーの動きを邪魔しないようにティップが素直に動いています
その振動はハンドルを回す指先やリールシートに伝わり、リールもロッドも感度は十分
私は薬指と小指の間でフットを挟む握り方なんですが、試しに中指と薬指で挟んでみてもそれ程違和感はありませんでした
ただ、このロッドよりはよっぽどマシなものの小指がナットに掛かってしまうので、そこが気になる場合は画像の様に薬指と小指でフットを挟む持ち方が良いかもしれません
ルアーを変更しつつ、キャスト感を楽しみます

こちらのSL17 LD S-Gも程よいキャスト感があり、気持ちよく飛んでいきます
新しいタイプのランカーハンターも、何の問題も無く振り切れます

こちらは、古いタイプのランカーハンターをロッドを立て気味でぶら下げてみたところ

ティップが少し入る位で、それ以外は真っすぐなままです
この15ftロッドの長さを活かせるのが、水面まで距離がある場面

画像はボケていますが、このくらいの距離なら先週末に使った11ftのロッドでは手前数mまでしか綺麗に引くことの出来ないようなルアーでも、ロッドが1m以上長いことで足元付近まで綺麗に引くことができます
MM13の場合、ほぼレンジを変えることなく足元付近まできっちり引け、足元で左右に流すこともできました
また、長いロッドを立てたり寝かしたりすることで、潜るルアーのレンジコントロールや軌道調整もとてもやり易いです
キャストにもだんだん慣れてきました
まだ、強めにキャストしても意味不明に飛距離が出ない事もありますし、軽く投げても意味不明に飛距離が出る事もあります
ロングロッドでキャストする際の簡単なやり方として、バンザイからのドーン
があります。
このキャストだとそれほど意識しなくてもロッドを綺麗に曲げることができるので、普通に投げている途中にやってみて撓り加減の確認をする時にも使ったりします
このロッドは上でも書いた様にティップが繊細なこともあり、あまり早く左手でグリップエンドを引いてロッドを撓らせようとしても、その長さからかティップが遅れてくる感覚があります
振り切って、あら?と思った瞬間ルアーが飛んでいく感じで、綺麗にロッド全体を撓らせられていない気がします
右手の送り方が下手でタイミングがズレているのかもしれませんが、ティップで力が逃げている様な感覚があると飛距離にバラツキが出ます
慣れるまでは軽めにロッドの反発で・・・と、軽めにキャストしたところ
無理に素早く振ったり力を入れて振るよりも、ペンデュラム気味にしなやかにエンドを引くと、グリップからバット、ベリー、ティップと順に曲がっていくのが手元に伝わり、ほぼ無音でロスなくルアーが飛んでいきます
驚くことに、この軽い投げ方でもこちらの11.5ftロッドのフルキャスト並みの飛距離が出ますし、疲れの面でも15ftロッドの方が楽にルアーを飛ばせます
そのせいもあってか、13ftのロッドはブンブンしても短いし軽いし疲れないから、無風時のキャストだけならずっと振っていられる・・・でも、重めの15ftはやっぱり厳しそう
と思っていたのが嘘のように、このキャスト方法でキャストをするだけなら
まったくもって疲れません
むしろ、同じ様なルアーをキャストする場合は気を遣いがちな分、こちらの13ftのロッドより疲れません
想像もしていなかったことなので、これには驚きました
ただこれで十分とはいえ、フルキャストしてもきっちり飛ばせるように、今後もあえて魚を掛けることなくキャスト練習を続けていこうと思います
キャスト感も十分あるので、キャストをしているだけで楽しいロッドです
また、グリップが随分長めなので簡単に脇で挟めることから、ティップを下げ気味でルアーを引くことはもちろんのこと、ロッドを水平や立て気味でリトリーブすることも簡単にできました
更に驚くことに、リーリングと合わせてのリフトアンドフォールやショートジャークも常時じゃなければ普通にこなすことができました
ある程度の器用さは必要ですが、それほど力は必要なさそうです
むしろ、軽いけどグリップが短く、この辺の動作を右手首だけでやらないといけないこのロッドよりよっぽど楽です
※運動不足でつい数週間前から釣りに復帰したばかりの貧弱なナウなヤングの現状で、こんな感想になるとは思いませんでした
その後もキャストを続けますが、ダブルナットのおかげかナットが緩む気配すらありません

今は落ち着いているものの、数投毎に緩んだナットを締めこみつつ使っていた手持ちのあの辺とは違って安心して使えそうです
それに、見た目もカッチョイイ
また、普段使っている3本継ぎのシーバスロッドでも、使っているとガイドが捻じれてきて数時間ごとに直さないといけないのが、このロッドは#1セクションこそファインピッチガイドロックでガイドが回らないようになっているものの、他のセクションのガイドも最初にセットしたままの位置から変わらないのにも驚きました
とくに不満を感じることは今のところ無く、感心したり良い意味で驚くことばかりです
空を眺めると、お月様

さすが15ft、お月様より高い
風は穏やかなものの・・・

今日も今日とて、釣れる気がしません
今日のところはとりあえず、平狂でのキャストを含めた使用感を確認できればそれでいいとは思いつつ、できればシーバスを掛けての操作感なんかも確認してみたいところです
そんな終了ムードの中、ほぼ毎回見かけるもののいつもはスルーしている黄色い車がやってきたので
今日は呼び止めました

久しぶりに食べる、このラーメン
今回はしょうゆラーメンにしましたが、美味しかったです
食べるときにグローブを外して気付いたのが、左手が黒い

たぶん、グリップエンドのこの部分のゴムが付いているんだと思いますが、しばらくすると落ち着くことでしょう
今回の釣行でも、タンカーに日が沈んでいきます

これが隠れたらデイではなくなるのでノーカウントになってしまう
今日もやっぱり釣れなかったか
そう思いつつ、ルアーのキャストを続けていたところ
ルアーが手前15m位に来たところでゴゴンとバイト
無意識にロッドを左に振ってフッキング
乗った
数週間ぶりのヒットー
この時の感想は、掛けてやったぜ
ではなく、えっ、なんで
という感じでした
結構引く
ロッドの説明にはこんなことが書かれている
ルアー操作時はロッド先端から1.5割が、小型ヒラスズキがかかった際は先側4割が、ランカーがかかった際は、先から6割が曲がる設計。
3DXを用いた残り4割のさらに強靭なバットにより、どんな魚がかかろうともバットが残るため、リーチが長くなり、根の回避や魚の誘導が確実に行える。
そんな平狂がグーンと曲がる
曲がっているのは先側4割だけではない
振り出しでもこんなにきれいに曲がるんだ
・・・と思っていると、更に引いてステラのドラグがジーと出る
気持ちいい
曲がったロッドに気付いたのか、隣にいた釣り人さんたちからこんな声が聞こえた気がする
「やっと掛けたみたい」
(「やっと」という言葉が聞こえたのは気のせいかも)
適当に合わせていたドラグを調整しながら締めていく
すると、ロッドの反発力で魚が浮いてきた
浮かせすぎてバシャバシャとエラあらい
シーバス確定
しかも、それなりなサイズ
・・・なものの、エラあらいの途中でどちらかのフックが外れたように見えた
周りの釣り人さんたちの視線を感じる中
シーバスはまた真下へ突っ込んでロッドが撓る
手前のスリット方面に向かっている
ロッドが絞り込まれる
ロッドを立てる
ロッドが立った・・・
またブリンという感触を残して生命感が無くなり、ロッドが真っすぐに立った
まだ釣り人さん数名からの視線を感じる
視線が熱い
もうこっち見ないで
何事もなかったかのように、回収したルアーをキャストする
数投して視線が収まった後、暫く掛かっていたフックを確認

こちらは、今日来る前に新品のフック(がまかつ「TREBLE SP/MH」)に替えたものでポイントもピンピン
しっかりフッキングも出来ていたはずなので、ただ掛かりが悪かった
見事なほどのエラあらいをさせてしまったのは余計だった
でも正直なことを書くと
久しぶりにシーバスの感触を味わえ、シーバスの見事なエラあらいが見れて嬉しかった
平狂のナイスな曲がり
にステラのナイスなドラグ音
何より他の方が釣れていない中、一人バラしたものの掛けることができたのが嬉しい
満足
ちなみに、どのタイミングで口を使ったのかを確認してみると

ちょうど潮流時間が終わったのと、太陽がタンカーに隠れ始めたタイミング
その後もあっちこっちにキャストしてみたものの、何事もない
今日のチャンスは、さっきのタイミングでのワンチャンスのみ
でも、そのチャンスに口を使わせて暫くファイトすることができた
17時のチャイムが鳴り
、画像ではまだ明るく写っているものの
太陽も沈んでもうデイとは言えない時間になってしまった

しかし、この時間になると一気に釣れそうな気がしてきた
でも帰る
家に帰ってしばらくゴゾゴゾしたあと、Apple Watch Nike+のアクティビティを確認すると

今日はそこそこいい運動になっていた
半日ほどモアザン ワイズメン T150M-5 平狂を使ってみての感想は
想像以上の理想的なロッド
こういうシチュエーションでこういうロッドがあればいいのに・・・と思っていたロッドがここにあったという印象です
これは流行りますね・・・
地元では7割方このロッドを振ってる人になることでしょう
しらんけど
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