短髪の池江璃花子さん
白血病を公表し、昨年12月に退院された池江璃花子さんが、ご自分のSNS上で短髪姿を披露されたようです。
私も病名は違いますが同じような血液の病気で同じような治療をしてもらったり運良く造血幹細胞移植が出来たりした関係で、池江さんが書かれている闘病生活中の感想や「私にとっては、生きていることが奇跡です。」という言葉もとても良く分かります。
そんな気持ちと同じく、私も治療により頭髪を含む体毛がほぼ全て抜け落ちてしまいましたが、先日も書いた様にまゆ毛やまつ毛はほぼ元通りになったものの、頭髪はまだまだといった感じです。
退院後の池江さんをまだ入院中だった私が病室のテレビで見た際には、治療方法とか体質の関係で池江さんは髪の毛が抜けることも無かったのかな?と思っていたんですがウィッグだったんですね。
私も退院後には、安価なヤングマンの頃のヒデキみたいなかつらをネットショップで買おうかと思っていましたが、ほぼ自室からも出ない自宅療養期間なので買わずに済みました・・・時々ある外来診療時にはニット帽をかぶって通院しています。
そんな状況のありのままの姿を披露するのは、年齢もナウなヤングな男ですらとても恥ずかしいことなのに、若い女性にとっては更に何倍も恥ずかしいことだと思います。
凄いことです。
しかし・・・
池江さんの髪の毛はまだ短いものの黒々としてますね。
私は産毛ほどではないものの、まだ元の髪質とも違う柔らかい毛が少し生えたくらいです。
頭髪量が多めの妹の造血幹細胞を移植してもらった関係で、ヤングマンの頃のヒデキくらいに髪が生えて感激すると思っていたのに・・・
池江さんが退院したのが昨年12月、私が退院したのはその3か月弱あと?の今年の2月下旬。
あと3か月弱あれば同じ位にはなれるかな・・・無理かな・・・
そんなナウなヤングの頭髪の悩みはどうでもいいとして・・・
今回のことは、白血病やリンパ腫他で今まさに闘病中の方や退院されて自宅療養をしている私のような者にとっても、とても勇気づけられるものになったのではないかと思います。
若い池江さんは当然として、女性というものはどんな年齢になっても美に拘っているということは、私が入院中に同じ病棟に入院されていたおばちゃん軍団を見ても良く分かりました。
今回のことでもそんなおばちゃん軍団が大部屋の垣根を超えて話題にし、静かに過ごしている男性軍に心の中で「煩いなぁ」と思われつつも池江さんを褒めまくっている状況が簡単に想像できます。
素晴らしいことです。
ナウなヤングも元気を頂きました。
そんなナウなヤングの現在の左手です✋
カメラの都合により色味がおかしく写ってはいるものの、一目で分かるような移植後のGVHDも出ず手のひらも手の甲もすべすべです。
抗がん剤治療によって黒っぽかった爪もほぼ生え変わり、親指と人差し指と小指はほぼ綺麗になりました。
中指と薬指は爪が伸びるのが遅いのか、両手ともに目立つくらい残っています。
でも、これもあと少しで綺麗になりそうです。
髪の毛もいきなりふっさふさにならないかな・・・
新型コロナウイルス関連により健常者の方ですら注意が必要な中、持病を持たれている方、血液の病気以外にもいろんな病気により免疫抑制中の方も私を含めて結構いらっしゃると思います。
池江さんも期間的にまだ免疫抑制中かな?
そんな方々、そしてそんな方を支えている家族の皆さんや周囲の皆さんも、今後も油断せず十分注意してお過ごしください。
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