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2020年6月 2日 (火)

今年度の更新手続きは不要です

今年もこの時期になり、5月末に保健所から例のものが届きました。

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特定医療費(指定難病)受給者証の更新手続きです。

 

昨年末、受給者証を貰っているクローン病の治療に関わる免疫抑制が関連したのかどうかは分からないものの、突然悪性リンパ腫になってしまい5クールの抗がん剤治療等のあと造血幹細胞移植を行うことになりました。

そのおかげ?・・・もあって先生が言うには、今回の治療で免疫リセットになったのでもうクローン病の心配もないでしょうとのこと。

治療前から寛解していたのでその差は分かりにくいものの、心配していたいろいろな治療中も移植後も、そして退院後もとくにクローン病の症状は出ていません。

クローン病、そして珍しい種類の悪性リンパ腫になったのは運が悪いとしか思えないものの、家族から全合致の造血幹細胞移植を受けられたこと、それによって現在では不治の病と言われるクローン病もおそらく無になったこと等を考えると、これはもしかして相当運が良い?とも思えてきます。

 

そういうこともあって、今回の更新申請はしなくてもいいかな?と思っていたところに到着した申請書類。

その内容を確認してみると👀

Dr20200531js_2

新型コロナウイルス感染症の影響により、今年度の「更新手続き」は不要です。
有効期間を令和3年9月30日までに延長した新しい受給者証は、9月下旬に送付します。

たしかに更新申請をするのにも結構な手間がかかりますし、その申請のための各種書類を準備するために数回病院に行ったり役所に行ったりしなければなりません。

その手間だけを考えても大変ですし、この受給者証をお持ちの方には免疫抑制中の方も多いでしょうし基礎疾患でもあるので、この時期に出歩くリスクも結構あります。

そして何より、この時期に医療機関に手間を掛けさせたり、ただでさえ大変な保健所の負担も増えるでしょうから良い判断だと思います。

元々難病の場合は治らないから難病なのであって基本ずっと更新し続けなくてはならないですし、寛解中は受給者証を使うことも減ったり無かったりするので、この大変な時期の1年くらいは申請なしの延長をしてもそれ程影響もないのかな?と思われます。

 

ただ、更新不要で期間延長になるとはいえ、こういった文書を作成して各所に送付するだけでも大変なことでしょう。

マスクが届くのが遅い、給付金の入金が遅い等いろいろ言われていますが、医療従事者の方はもちろんのこと、自治体担当者さんや保健所の方もみんな頑張っています。

なにやら総理も数ヵ月前から休みもなく頑張っておられるとのこと・・・元気そうに見えても難病をお持ちなので、何気にその体調を心配してしまいます。

医療従事者への敬意と感謝を示すブルーインパルスの飛行はいろんな動画で何度も見ましたが、とても感動しました。

日本の医療制度は素晴らしい。

日本は素晴らしい。

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