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2020年6月28日 (日)

GIGABYTE G32QC Gaming Monitor

末っ子がPCでゲームという事に興味を示し本体についてはちょこちょこ進行しているもののそういえばモニターが無い・・・という事に気付きました。
押入れに使わなくなったモニターがあるものの、少し古めで末っ子に使わせるのはどうかと思う。
悩みに悩んだ末、末っ子のためを思い、末っ子のことを思い、末っ子用のモニターを準備しようと思って今回のモニターを追加しました。
ちなみに今回のモニターは私が使い、私がこれまで使っていたモニターを末っ子用とします。
親愛なる奥様未承諾案件ではありますが、末っ子の将来のためだと思い何卒ご容赦頂ければ幸いです。

 

・・・

 

到着までの間に、これまで使っていたモニターを一旦モニターアーム(Modernsolid LA-6A-1CR)から取り外しました。
G32qc_a_1
VESAマウントごと簡単に取り外すことができ、モニター本体から外したマウントをアームに戻していつものPEにシュッ!で磨き上げてピカピカ✨

到着までの暫くの間は、購入時から使うことのなかった標準スタンドを装着して使います。
G32qc_a_2
これまではアームで浮かせていたモニターの下にスタンドの足があるといろいろと邪魔。
モニターの可動範囲も狭くなってしまいました。

このモニター(DELL U3011)はもうすぐ購入から9年。(この機種の詳しいレビューはITmediaさんのこちらをどうぞ。)
バックライトが今では一般的なLEDではなくカラーを重視して直下光型_18 CCFLになったようですが、とくに輝度が落ちた感もなく今でも何の問題もなく使えているのが凄いと思います。

ゲームにはちょっと不向きかもしれませんが、そんな素晴らしいモニターが使える末っ子は幸せ者です。

 

・・・

 

モニターが到着しました。
G32qc_b_1
GIGABYTE G32QC Gaming Monitor
お値段はもともと使っていたモニターの1/3未満ととてもお安く、これなら親愛なる奥様未承諾でも問題ないと信じて疑わない。

箱は32型ということで大きめ。(手前のは、じゃかりこ Lサイズ)

各種ロゴが並んでいます。
G32qc_b_2
AMD FreeSync Premium Pro対応が嬉しいですね。

いつもドキドキする開梱。
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箱に書かれている手順に沿って中身を引っ張り出します。
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上の段にはモニタースタンドのパーツやACアダプター、ケーブル類やマニュアル等。

添付のケーブルは、HDMIケーブル、DPケーブル、USBケーブルになります。
G32qc_b_5
映像ケーブルは別途準備した適度な長さのものを使うので、ここで使うのはUSBケーブルのみ。
マニュアルの方にはスタンドやVESAマウントを装着する際に使用するネジも4本付いています。

下の段にはモニター本体。
G32qc_b_6
チラっとめくった部分にVESA 100x100mmのモニターアームアダプターを付けようとしたところ・・・
G32qc_b_7
前のモニターでは問題なかったのが、このモニターでは枠が小さいのかこのアダプターが大きめなのか・・・枠にアダプターが当たって奥まで入らずネジも届かない状態。

困った・・・

どうしようか11秒ほど悩み、モニターアームのアダプターの方を削りまくることにしました。
G32qc_b_8
素材がアルミなので削り易く、電動工具で粗削りした後はモニターの枠に合わせながら少しずつヤスリで整えていきました。
削った部分のクロームメッキは剥がれてしまったものの、素材がアルミなのでそれ程目立ちません。

調整後は吸い付くように枠内に納まる状態に。
G32qc_b_9
更にペーパーと耐水ペーパーでエッジをそこそこ綺麗にし、またPEにシュッ!で常温フッ素コートとピカピカにしてモニター添付のネジでしっかり留めました。
前のモニターはトルクスねじだったのが、今回のモニターは普通のプラスねじでした。

そしてアーム(Modernsolid LA-6A-1CR)とドッキング✨
G32qc_c_1
アームの先端にアダプターを滑り込ませるようにセットし、留め具を付けてくりくりするだけなので楽ちん。

ACアダプターや準備しておいたケーブル類を接続し、まずはHDMIケーブルで接続したPCで確認してみました。
G32qc_c_2
スクリーンショットではなく直撮りなのでモアレが酷いのは無視してもらい・・・
解像度はWQHD(2560x1440)となり、リフレッシュレートは144Hzを選択することができました。
仕様を確認すると、HDMI接続では165Hzは選択できないようです。

使用したケーブルは、iVANKY HDMIケーブル(プレミアムHDMI2.0規格 18Gbps 4K60Hz/HDR/3D/イーサネット対応)の3m

ここまでとくに気になる事はなかったものの、ここで恐る恐るドット抜け等の確認をしてみました。
G32qc_c_3
テストに使用するのは、Webブラウザーで使えるEIZOさんの便利なやつ。(EIZO MONITOR TEST)

各カラー表示等でもじっくり確認しましたが、ドット抜けも常時点灯やおかしなピクセルも一つたりともありませんでした。
日ごろの行いのたまものだと思われます。

続いて、DPケーブルで接続したPCで確認してみました。
G32qc_c_4
解像度は同じくWQHD(2560x1440)となり、リフレッシュレートは144Hzではなく165Hzを選択。
仕様を確認すると、DP接続では144Hzは選択できないようです。

DP接続だとG-SYNCの設定が表示されたので有効にしてゲームで確認したところ、G-SYNC ON表示も含めて効果も確認できました。

使用したケーブルは、iVANKY DisplayPortケーブル(DP1.4 8K/60Hz 4K/144Hz HDR対応 HDCP2.2 HDCP1.4)の2m

こちらのPCとは添付のUSBケーブルで接続しているので、ダウンロードしておいた最新のツールを入れて確認。
G32qc_c_5
この時点でのモニターファームウェアはF07、OSD SIDEKICKはB20.0529.1の様です。
いろいろな設定がモニターを操作することなくPC側で出来るのはとても便利です。

一通りの設定が終わったところで、モニターアームの高さや角度を調整。
G32qc_c_6
これまで30インチの16:10だったのが31.5インチの16:9になり、ベゼルが薄くなったり湾曲モニターだったりで横方向の長さはほぼ変わらないものの縦方向は少し短めになりました。
出来るだけ低い位置まで下げ、キーボードを滑り込ませられるだけの隙間をモニターの下に作りました。

 

HDMI接続とDP接続でのPCの確認ができたところで、こちらもHDMI接続のXbox One Xでも確認してみました。
G32qc_d_1
普段は4Kテレビに直接接続しているんですが、HDMIケーブルの途中にアダプターを付けて簡単に繋ぎ替えできるようにしました。
本体設定がそのままだったためか、最初は4K出力のままモニターに入力されていました。
設定変更でもタイミングによっては本体解像度で4K UHDを選択できますが、パネル解像度に合わせて1440p(2560x1440)にしました。
リフレッシュレートは60Hzと120Hzから選択できるようなので120Hzを選択。

ただ、期待していた可変リフレッシュレートを有効にすることができません。
G32qc_d_2
非対応のモニターだと認識しているのか、グレーアウトしていてカーソル移動すらできません。

モニター情報を確認すると・・・
G32qc_d_3
解像度とリフレッシュレートはしっかり変更されていてAMD Freesync Premium Proもオンになっています。

何故?と思いつつ、困った時には再起動という事でXbox One Xを再起動してみたところ・・・
G32qc_d_4
再起動後は選択可能になったので、可変リフレッシュレートを許可するにチェックを入れました。

また、こちらもタイミングによってはチェックができる詳細設定の4Kを許可の項目をオンにしておくと、ゲームによっては4K60HzHDRで出力された信号を受けてこのモニターが表示するようになります。
WQHDパネルなので解像度のダウンスケールにはなりますが、これは嬉しい機能です。

デーイートーナー🎵
G32qc_d_5
G32qc_d_6
良い感じ🎵 何が?

 

・・・

 

使用数時間でのまとめです。

使い始めは若干白っぽく感じたものの、調整すると好みの画質に近くなりました。
これまで使っていたIPS液晶と比較するとVA液晶は黒い画面での白浮きが気にならず、このくらいのサイズなら湾曲という事もあって視野角も問題なし。
調整メニューも豊富でモニター単体での設定も背面のクリクリでやり易い。
PC上からの設定も便利。

前のモニターと比べると、重量が軽くてモニターアームでの移動が楽々。
軽くなった分、モニターアームを支える机の負担も少なくなりました。

消費電力も随分下がり、前のモニターでは気になっていた発熱もとくに気になりません。

PCを映した際のリフレッシュレートが144Hzや165Hzになり、通常利用時のマウスカーソルや画面スクロールがスムース。
簡単に遊んでみたゲームも快適で、4K解像度の方が良かったり60fpsまでで十分だったり大きな画面で遊びたい時にはこれまで通りのテレビを使い、こちらのモニターの方が良い場合にはこちらを使うといった使い分けができるようになりました。

少し心配していた1500Rの湾曲も27秒位で慣れ、ゲームはもちろん普通のPCの使い方でも何の問題も無さそう。
むしろモニター位置や角度が適正だと、通常使用でも平面よりこっちの方が良いとも思えます。

解像度の方は、横は2560と変わらず縦が1600から1440に下がりました。
移行時は若干デスクトップのアイコン位置がずれたりしましたが、普段使いには今のところそれほど狭い感はありません。

欠点は・・・

今のところ見当たりません。
良いゲーミングモニターだと思います。

 

暫く使ってみて、気になることがあればまたエントリーしたいと思います。

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コメント

ラルクさん、コメントありがとうございます。
参考になったようでなによりです。
使い始めて1カ月弱になりましたが、トラブルもなく今考えてもいいモニターだと思います。

モニターレビュー詳しくありがとうございました。
参考になりました。

アパッチさん、コメントありがとうございます。
大変な時期ではあるんですが、末っ子のためを思うと致し方なかったのです。
少しでも末っ子が笑顔になれば・・・一心にそう思う親心なのです。
ただ私はやりませんが、至近距離でFPSをする分にはこれも元のも大きいかもしれないですね。
アパッチさんも息子さんのキルレアップを一心に何かのイベント時にでも高リフレッシュレートモニターを是非。

うっうらやま

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