一応退院しました(2020.8.14)
前々回の検診にていきなり肝臓の数値が悪くなっており、様子見の2週間後の検診ではさらに悪くなっていたので・・・
こんな感じになって8月5日から入院していました。
タイトルにもある通り、一応退院することができたのでメモ的に入院中のことを書いておきます。
2020年8月5日
前日の検診にて入院しての検査と観察が必要という事で、翌日の8月5日にいつもの病院に行き入院となりました。
今回も親愛なる奥様がお仕事を休んで送ってくれました。
病室はこれまでの血液内科ではなく、1階下の肝胆膵の病棟になります。
窓の外には別の棟の病室が並び、高さも低くなったのでWiMAX2+の電波の入りが心配・・・
少し方向を変えてみると、お城も見えます。
この方向からだと電波の入りも良さそう。
この日はとくに何をするでもない入院日だったので、ごぞごぞしたりボーっとしたりして過ごします。
途中、先生が針を入れる場所を知りたいという事でエコーだけ受けました。
とりあえず荷物等を戸棚や冷蔵庫に入れ終わった後、クレードル毎持ち込んだWiMAX2+のモバイルルーターを設置しました。
同じ病院とはいえ病棟が変わると管理も異なると思い、念のために担当の看護師さんに確認すると設置しても問題ないとのこと。
早速クレードルに載せた状態で電源をOnにしてみると、アンテナもMAXになりました。
速度計測をしてみると・・・
十分過ぎる速度。
前回の入院まではSpeed Wi-Fi NEXT WX04だったのが、今回からSpeed Wi-Fi NEXT WX06になったのでその影響もあるんだと思います。
また、前回までのWX04での入院では同じ階でも部屋が1つ変わるだけで大幅な速度の違いがあったり、今回と同じようにアンテナはMAXで速度もそれなりに出ている状態でも頻繁にWAN側が切断、再接続していたりしてMMORPGを遊ぶ際にはとても困ったりしていたんですが・・・
今回のWX06になってからは、1日に1度決まった時間に行われるWiMAX2+の仕様上の再接続はあるものの、それ以外の再接続はログを見ても1度もありませんでした。
速度も常時満足できる状態で、とても快適に使うことができました。
2020年8月6日
このエントリーで書いた様に、今回の入院での一番の目的、そして先生から話のあった一番リスキーな検査の日になります。
肝生検を行うため、点滴のルートは左腕から取りたかったようですが・・・
看護師さんが代わる代わるやってきて左腕から点滴のルートを取ってはみますが、どうにも取れない模様。
仕方が無いという事で、3回失敗したあと右腕から取ることになりました。
点滴を始めた後、お尻に筋肉注射を打たれました。
痛い・・・
処置室に行く前に、肝生検のあとは4時間上向きで安静、その後血液検査をして結果が良ければ動けるようになる・・・ということで、点滴から水分も取っているので尿管を入れることになっていたんですが・・・
起きているときに入れられたことは無いので、なんとなく拒否。
点滴が入っていても4,5時間は持ちますと言い張って入れずに処置してもらうことにしました。
そして処置室に入ってごぞごぞされた後、恐怖の肝生検です。
普通の方なら何の問題もないようですが、万が一リンパ腫再燃の場合やウイルス性肝炎の場合は生検を行った肝臓から血が噴き出して命を落としてしまう人もいるとかいうので怖いです。
エコーをしばらくされた後、その付近に麻酔を打たれます。
痛い・・・
その後、生検用の針が進みます。
痛くない・・・
生検は直ぐに終わりました。
その後のエコーではとくに出血は見られないとの事。
病室のベッドが運んでこられ、お願いしていたマットを硬めの方に変更もしてくれているようです。
そこに4人掛かりでシーツ毎よっこいしょされ、そのまま病室に戻って4時間じっとしていました。
身体を動かさなければスマホは触れます。
これまで家で洗濯係だった私が入院したので、お仕事でお疲れ様の親愛なる奥様にその負担が掛かります。
そこで、入院前に末っ子に洗濯の仕方を教えておいたものの、ちゃんとしているのか不明。
確認してみると・・・
いい子いい子!
そうこうしていると、だんだんと尿意が来ました。
それでもなんとか4時間耐えました。
その後、採血。
結果が出るまでは動けません。
・・・尿意我慢限界まであと5%
先生がやってきて、血液検査の状況も問題なく血の方も止まっているとの事。
急いで看護師さんを呼んでもらい、点滴のルートを外してもらいました。
今回担当になってくれた肝胆膵の先生は、先生自身が心配性とのこと。
大雑把で適当な先生より、心配性な先生の方が安心できます。
血液内科の先生もそうですが、この病院ではとてもいい先生に担当になって貰えてありがたいです。
その後、直ぐにトイレに行って・・・セーフ。
とりあえず怖かった生検での出血もなく、次に怖いのはその生検の結果です。
ただ、生検の結果は翌週月曜は祝日なので翌週火曜にならないと出ないとの事だったので、それまでは数日おきに血液検査を行いながらの経過観察となります。
ひと段落ついたので、今回も持参したGPD WIN2で息抜き。
バッテリーも交換したので、とても快適に単体で使えます。
また、バッテリー交換時に冷却ファンについた埃を綺麗にしたからか、高速回転しても随分静かになったと感じました。
2020年8月7日 ~ 2020年8月10日
数日おきに採血をしたり日々先生の検診があったりするだけ。
食欲も普通にあり、病院食も毎日3食とも完食できました。
途中、薬の影響も考えられるという事と肝臓も考慮し、1種類のお薬(フルコナゾール)が中止となりました。
2020年8月11日
採血を行い、生検の結果も出ました。
生検の結果で心配されていたのが
・GVHD
・ウイルス性肝炎
・肝臓からのリンパ腫
・それ以外
先生から告げられた結果は
・GVHDでもなくリンパ腫でもない。
・ウイルス性肝炎でもない。
・好酸球が増えているので、薬による影響が強い。
・危ない原因ではなかったので一安心。
ということでした。
本当に一安心できました。
また、先日中止したお薬の影響もあるのか、この日の採血で数値が少し下がっているとの事。
木曜日に再度採血を行い、更に数値が良くなっていれば退院となりますと言われて更に一安心。
2020年8月12日
とくになにもなし。
仕事絡みのメールが来まくるので対応を行いました。
2020年8月13日
退院を決定する採血の日です。
朝から採血を行い、もう退院できると思ってその結果を待ちます。
結果が出ました。
このまま数値が下がっていくと思っていたら、まさかの悪化・・・
6月16日まではとくに問題も無かったものが7月21日の検診日から悪くなり始め、その後は悪いまま推移。
丁度、免疫抑制剤が0.2g/日に減った後からの症状です。
それ以外のお薬に変更はありません。
日常生活ではそれほど何かを変えたという意識もありません。
強いて言えば休職期間の関係で少しストレスがあったかも?という事くらいでしょうか。
先生もその辺のことを考慮し、免疫抑制剤が減ったことによって薬のアレルギーが出ているのかもしれないという事で・・・
朝4本の採血を取ったものの、お薬とのアレルギー反応を確認するためにまた5本の採血を行いました。
朝は左腕、今回は右腕。
ただ、数値は悪いものの安定しているのでずっと入院しておく必要もないということで、数値に改善は見られなかったものの一応翌日退院となりました。
その際、数日前に1種類のお薬を中止にしたのと同じ様に、この日から更に2種類のお薬が中止になりました。
今回の入院中に中止になったお薬は計3種
・フルコナゾール
造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防
・ゾビラックス
造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制
・バクトラミン
ニューモシスチス肺炎の発症抑制(免疫抑制状態の患者対象)
造血幹細胞移植後や免疫抑制中に服用する抗菌、抗ウイルス薬になります。
これらを中止したことによりそれらに感染、もともと抑えられていたものが表に出てくるリスクが上がるので、これまで以上に自宅療養中にも気をつける様に言われました。
それ以外で今後も毎食後に飲むお薬は
・ウルソデオキシコール
造血幹細胞移植後の合併症である肝中心静脈閉塞症を予防するための肝臓のお薬
・ビオスリー
お腹の調子を良くするお薬
・ランソプラゾール
胃薬
そして、1日の決まった時間に1包だけ飲むプログラフ0.2mgになります。
この日に検査した薬でのアレルギー反応の結果が出るのにも時間が掛るとの事なので、それと合わせて今回の薬を中止したことによる経過を見るため、また早いですが来週に肝胆膵の先生と血液内科の先生の検診があります。
親愛なる奥様にはその日もお休みを取ってもらいました。
感謝感謝です。
2020年8月14日
退院の日です。
早めに来た親愛なる奥様は、駐車場の関係で早めに来すぎたと言って暫く駐車場で待ってくれている様です。
荷物持ちの末っ子も来ており、会計も限度額認定の関係で次回で良いとの事だったので退院手続き後は直ぐ自宅に向かいました。
とてもいい天気。
次回の外来検診は来週です🏥
それまでしっかりお薬を飲みつつ肝臓をいたわり、抗菌薬や抗ウイルス薬が中止になっているのでこれまで以上に感染症に気をつけたり体調の変化に気をつけながら過ごしたいと思います。
以上です。
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