MSFS2020をより楽しむために(その2)
先日リリースされた、新作フライトシミュレーションソフト「Microsoft Flight Simulator(2020)」。
■Microsoft Flight Simulator
https://mru.txt-nifty.com/blog/2020/08/post-2ca61d.html
こちらはゲームパッドやキーボード操作でもそれなりに楽しいものの、数年ぶりのフライトシミュレーターをより楽しむために、FLIGHT YOKE SYSTEM(プロ フライト ヨーク & スロットル クアドラント シミュレーション コントローラー)やFLIGHT RUDDER PEDAL(トーブレーキ搭載 プロ ラダーペダル シミュレーション コントローラー)を追加しました。
■Microsoft Flight Simulatorをより楽しむために
https://mru.txt-nifty.com/blog/2020/08/post-90bbf5.html
・・・
そして今回、フライトヨーク以外にフライトスティックもあった方がより楽しめるに違いない!と思ってこちらを追加しました。
今回もGのロゴが入った段ボール。
開けると・・・
logicool✨
今回追加したのはこちら。
Logicool X56 HOTAS
(RGBスロットルおよびスティックコントローラ)
6DoF , VR , RGB
開梱と動作確認を兼ねた使用前の準備をしていきます。
こんな紙製のモコモコを見ると、いつもSuper32Xのパッケージを思い出します。
中にはベース部分が2つ重なって入っており・・・
中身を取り出すとこんな感じ。
ビニール袋から取り出すとこんな感じ。
白い小箱には、フライトスティックを倒す際の強さを調整できるスプリングが3種入っていました。
元から付いているスプリングと合わせると4種類。
暫くグニグニしてみた感じでは、元から付いているタイプでとくに問題なさそうなのでそのまま3種のスプリングは箱に仕舞いました。
そして余ったこちら・・・
これは何だろう?
添付のマニュアル?を見てみても何も載ってない・・・
メーカーサイトを確認すると🔍
スティック下部に同じものが付いている画像を発見。
とくに無くてもいい気もしましたが、一応装着してみました。
広くなった場所に右手を載せておけるので、長時間のスティック操作が楽になった気がしました。
フライトスティックはこんな感じ。
スロットルはこんな感じ。
スロットルには、ボタンやらダイヤルやらレバースイッチやらが沢山ついていてメカメカしい。
USBケーブルを接続すると・・・
フライトスティックはボタン周りの一部が光り、スロットルはベースのスイッチ周りが光ります。
Windows 10のゲームコントローラーではこんな感じ。
コントローラー名にSaitek Pro Flightが付いたものがドライバ不要で並びました。
前回のコントローラーでは、FLIGHT RUDDER PEDALもFLIGHT YOKE SYSTEM経由でPS/2接続のフライトスロットルクアドラントも合わせて3つの機器をUSBケーブル1本で接続するだけだったんですが、今回はスティックとスロットルを個別に接続する必要があります。
別途FLIGHT RUDDER PEDALも使う場合には、スティック、スロットル、ラダーの3本の接続となりそうです。
一通りグニグニしたり各種ボタンを押してみたりしましたが、スロットル側の一部がダミーなのか効かないものもあるようです。
※ドライバを導入すると画面構成も変わり、この時点で効かないと思っていたものも効くようになりました。(下の方で追記)
MSFS2020を起動してみたところ、今回のコントローラー類も勝手に認識してくれています。
割り当てがややこしすぎるので、とりあえずデフォルトのまま開始。
フライトスティックの機体はスティックで操作したい!
それが今回のコントローラー追加で出来るようになりました。
嬉しい。
見た目も良くなった東京付近をフライト。
良い🎵
また、ちょっと前のアップデートでこちらのソフトもこのフライトスティックに対応した記憶があったので試してみました。
Steam版 ACE COMBAT 7 -SKIES UNKNOWN-です。
画面上では某T社のものになっているようですが、このX56 HOTASも普通に使うことができました。
このゲームは既にゲームパッドで遊んでしまったので、機会があればDLC分含めてまた最初からこのフライトコントローラーで遊び直してみようと思います。
こちらもゲームパッドで操作するより、フライトスティックやスロットルを駆使して操作するほうが楽しいですしね。
・・・
ここで、エントリーのアップ前にポチっとしていたUSBハブが届いたので、MSFS2020やAC7でも今回のフライトスティック、スロットル、ラダーが別々に使えるか確認してみました。
今回購入したUSBハブはこちら。
Anker USB3.0 ウルトラスリム 4ポートハブ
バスパワータイプのシンプルな4ポートUSBハブになります。
これまでいろいろと購入してきた中で、このメーカーの信頼度、そしてシンプルな見た目からこちらを選択しました。
早速、この時と同じくPC本体ではなく、PCと接続しているモニターのUSB端子にこのUSBハブを接続。
これで空きが2つしかなかったUSBポート不足から解放されました。
そこに、今回のX56 HOTASのフライトスティックとスロットル、そしてFLIGHT RUDDER PEDALをそれぞれのUSBケーブルで接続します。
それぞれのUSBケーブルを挿すたびにWindowsの認識音が鳴り、簡単にゲームコントローラーに3つのコントローラーが並びました。
ただ、今回のX56 HOTASもドライバ不要でWindowsでの認識と上の二つのゲームでも使うことが出来たとはいえ、デバイスとプリンターのデバイス画面ではX56 HOTASの2つに!マークが付いているのが気になりました。
そこで、LogicoolサイトからX56 HOTASとFLIGHT RUDDER PEDALのソフトをダウンロードしてインストールしてみたところ、ゲームコントローラーのプロパティがドライバインストール前(上の方の画像)から随分変わりました。
フライトスティックでは、なぜか15番ボタンが押されたままになっていたのが気になった画面からより分かり易い画面になり・・・
軸ブレのせいでゲーム中に時々視点が変わっていた軸のデッドゾーン調整もできるようになっています。
スロットルのプロパティもこんな感じ。
上の方のドライバ未導入時の標準のプロパティでは認識せず、このボタンはダミーかな?と思っていた部分もしっかり機能することが判明。
フライトスティックと同じく、グニグニする軸のデッドゾーン調整も可能になっていました。
また、今回のツール導入によりLEDのカラーも変更できるようになりました。
元から項目数の少ないFLIGHT RUDDER PEDALのプロパティにはそれ程変化はありません。
早速この状態でMSFS2020を起動してみたところ、コントローラー画面には3つのコントローラーが並んでいました。
割り当てがややこしすぎるので、とりあえずデフォルトのまま開始。
とくに何をするわけでもなく、フライトスティック、スロットル、ラダーの全てが機能することが確認できました。
ラダーについては、ラダーペダルを使っての足での操作でもフライトスティックを捻る手での操作でもどちらでも操作可能でした。
やっぱりラダーは足で操作するに限る!
そんなことを思いながら地元港湾付近をナイトフライトしてみました。
良い🎵
同じくSteam版 ACE COMBAT 7でも確認してみたところ・・・
幾ら足で操作してもラダーはピクリとも動きません。
これまで同様、スティックを捻る操作だと動きます。
ゲームをウィンドウ表示に変更してラダーのプロパティも同時表示で操作してみたところ、しっかり操作は入っているもののソフト側は認識してくれません。
試しに、今回導入したLogicoolのツールにて軸の割り当て等をしても無反応。
キーボード操作で使うキーをラダーに割り当てしても無反応。
当然、キーボードからの操作は効くものの、どうやらソフト的にキーボード、マウス、アップデートにて対応したX56 HOTAS以外(ラダーコントローラー)からの信号を無視しているようにも感じられます。
別途、コントローラーのキー割り当てを変更できる一般的なツールを使うと何となく使える様な気がしないでもないものの、MSFS2020では普通に使えたし、AC7は別にこのままでもいいかな・・・と今回はここで妥協💧
またクリア済のAC7をこのセットで遊ぶことがあるようなら、その時には再度いろいろと検証してみようと思います。
他には、今回追加したX56 HOTASでも前回からのFLIGHT YOKE SYSTEMでも同時に使うことになったFLIGHT RUDDER PEDALですが、長年酷使すると一部パーツに強度的な心配があるとのこと・・・
余計な心配はしたくないので、壊れた時のために海外通販にて強度をアップした金属製パーツを準備しました。
大体こういうものを準備すると壊れることなくずっと使い続けられるんですが、備えあれば憂いなしということで。
これからどんどん進化していくと思われるマイクロソフト フライトシミュレーター(2020)ですが、今回追加したコントローラーによって没入感の上がる方を機体によって使い分けられるようになりました。
今後10年・・・またはそれ以上、ソフト側の最適化やいろんな機体等のコンテンツの追加、コントローラーを含めたPCやモニター環境も更に進化していく中で、じっくり長く楽しんでいけそうなソフトウェアの登場がとても嬉しいです。
■追記■
ふと気になったので、これまでは標準で入ったドライバーで使っていたFLIGHT YOKE SYSTEMの方にも、上のX56 HOTASとFLIGHT RUDDER PEDAL同様Logicoolサイトからダウンロードしたソフトウェアを入れてみました。
ゲームコントローラーのプロパティは、初期導入時とは違ってこんな表示に。
デッドゾーンの設定追加も含めて、とても確認し易くなりました。
プロパティには時計の設定もあり、12時間表示や24時間表示なんかの切り替えもできるようになりました。
改めてLogicoolのコントローラーは、懐かしのハンドルコントローラーを思い出しても値段の割に良く出来ていると感じました。
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