退院後は毎週通院だったものが、経過も順調なのでその後は2週おきになり、前回からは4週おきになった外来通院がまた今週あります。
4週は長いと思っていたのに、その週になると思いのほか早かったと感じてしまいます。
そんな期間であっても、4週前と比べると国内のコロナ禍も結構大変な事になってしまいました・・・
県内でも日々感染者報告のニュースがあり、県の情報サイトも頻繁にチェックしていたりします。
皆様いろいろと大変ではありますが、とくに医療従事者の皆様には本当に感謝しかありません。
どうにか早く落ち着いてもらいたいものではありますが、そのウイルスだけ死滅させることも難しいでしょうし、そのウイルスが居ても問題ない様にワクチン等を使って共存していくしかないんでしょうか。
そこに存在するあらゆるウイルスや細菌等と住み分けをしつつも共存できているからこそ地球上で生きていける・・・という普段は意識しない当たり前のこと。
そういう面でも免疫機能は神秘的であり、そういう面もあって今の様な機能になっているんだと考えたりもします。
無いとダメ、弱すぎてもダメ、そして強すぎてもダメ。
無かったり弱すぎるとそれまで何の問題もなかったような細菌やウイルスが見えない敵になって致命的なことになってしまったり、普通に有っても今回の様な新型ウイルスには対処できなかったり、強すぎると暴走して自分自身を敵とみなすこともある。
そんな免疫を意識し始めてから、もう7年が経ちました。
当初は潰瘍性大腸炎、後の検査により全大腸型クローン病という診断になりましたが、症状としては自分の免疫が自分の大腸を敵だとみなして攻撃してしまうという自己免疫疾患でもあります。
当時は本当に大変でした。
昨今、免疫力を高めると言われているドリンクを飲むと簡単に悪化、発熱。
ヤクルトを飲んでも免疫力が上がるのか発熱。
無理しないでステロイド含むいろんなお薬に頼っていても日々下血。
食べると30分後にほぼそのまま出る・・・当然栄養にもならない。
仕事にならないので朝昼は食べられず、夕食は食べてもやはり30分後に全部出る。
全部出た後、ステロネマ注腸をしてゴロゴロして寝る。
それでも仕事を頑張って帰ったある日、大量下血により意識を失い救急搬送されたこともあります。
ただ生きることに精一杯でした。
その後、いろんな治療や新しいお薬によって症状は改善し、免疫抑制によって大腸を攻撃する免疫を抑えつつ、当時から大事だとされていた腸内フローラを意識しだしてからはほぼ普通の生活ができるようになりました。
免疫を抑制しているということで日々の生活はほぼ常時マスクをつけたまま。
現在皆さんがやっている以上に、手洗いを実施したりマスクをつけて喉の乾燥や口鼻付近を触ることにも気を使っていました。
そんな感じでとくに油断はしていないはずなのに、なんか珍しい種類の悪性リンパ腫へ・・・
これもおそらく免疫抑制をしていた為に、とあるウイルスの侵入に耐えられなかったのが原因な模様。
同じ病棟に入院されていた方も、リンパ腫の種類は違うものの同じようなお薬を使っていてそうなったような方が多数。
その時改めて、免疫は大切、免疫抑制はその時点では必要だったものの免疫抑制は危険だとも感じました。
免疫力を微妙にどうこうするのは自分でもなんとかできるものの、その免疫力を上げ下げしたことによってどうなるかはある意味運。
免疫力が下がっていて簡単に治る程度の感染症になるのはまだ良いとしても、大変なことになってしまうこともあります。
体温が1度下がるだけで~みたいなことも過去に書いたこともありますが、運が悪かったで済ませられるくらいならある意味幸せです。
しかし殆どの人はその位で済みますし、殆どの人は気にすることも無く免疫が機能してくれて何の問題にもならないのが普通でもあります。
普通の人はあまり感じられない「普通ということの素晴らしさ、普通であることの幸せさ」を感じられるのはある意味幸せなのかもしれませんが、そうでない場合は「できればずっと普通のままでありたい、普通に戻りたい」と思うのも普通のことかもしれません。
なぜ、今週の予定をちょこっと書いて適当な画像を貼って「たぶんずっと止めません」と書いて数行で終わるはずだったエントリーの前置きがこんなになってしまったのか・・・
そんなこんなで、こちらが今でも毎月届いています。
腸内フローラを意識し始め、6年前から定期購入して飲むようになったビヒダスBB536。
結構このBlogにも、潰瘍性大腸炎やクローン病で検索して見に来て下さる方がいます。
私もそれらの症状が上で書いたように酷かった時、どうにかこの症状がマシにならないか、あわよくば完解にならないかと調べているうちに見つけて気になったこの製品。
完解導入や完解維持に効果があるという情報を見て定期購入を始めましたが、これを飲み始めてからはお腹の方はマシになっていき、その後はほぼ完解状態で過ごすことができました。
もちろん他のお薬の効果もありますし、これだけの効果ではないかもしれません。
個人的な経験と意見を書いておくと、腸内フローラの生成、維持のためだと思い、朝にBB536を2錠、他のお薬と一緒に出されていたビオフェルミンを毎食後1包、寝る前に普通のヤクルトを2本飲んでいました。
これらを止めてしまうとまたステロネマ注腸をしたりと大変だった頃に戻ってしまうかもしれない・・・という思いもあって、日々欠かさず続けていました。
栄養士さんには、カロリーの高いヤクルトを2本はちょっと・・・と指摘されたこともありましたが、完解維持や翌朝の快便の方が大事だったので毎日続けていました。
そんなおかげもあってかどうかは分かりませんが、それらによって私の腸内フローラは維持出来ていたんだと思います。
現に、それ以降はずっと完解維持出来ていましたから・・・
以前にも書きましたが、末っ子の同級生もまだ若いのに潰瘍性大腸炎という診断になったようです。
直接その子には言えないので、末っ子に、「もし友達が大変そうなら、BB536を試してみては?と言ってあげてくれ」と伝えています。
そんな感じの経験者の意見でした。
どう見ても森永乳業の回し者のような感じではありますが、そうではありません。
私がこれを飲み始めてからの経験を、今身近で困っている末っ子の友達やここを見てくれている方にも知らせたいのです。
ただ当たり前ですが、個人の経験談というだけでこれでマシになるとは限りませんし、今の体調や今飲んでいるお薬に影響することも考えられますので、主治医の先生と相談しながら試す場合は自己責任でお願いします。
今では運が良いのか悪いのか免疫リセットが掛かったようでお腹の方も何の問題も無くなりましたが、だからといってもうこれを飲まないという考えはありません。
これまでのこと、現状のこと、今後のこと、いろいろ考えてもたぶんずっと飲み続けることでしょう。
もちろん他の影響も大いにあるかと思いますが、毎日とてもお腹の調子が良く、お腹の調子が良いと体の調子も良い。
普通に食べられて大腸含めた臓器が普通に機能し、普通便が出る。
普通に血液、血球が作られて、普通に駄文が書ける。
普通って素晴らしい。
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