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2020年12月 6日 (日)

5インチベイファン他をNoctuaに

先日、ゲーム用PCに5インチベイファンを装着しました。

Pc_5bfan_c_1
ゲーム用PCは未だに自作PC2020に手を付けていないので購入から6年が経ったALIENWARE Aurora R4になります。

 

その後暫く使ってみたところ、このファンの効果が抜群だったことが分かりました。

適当に付けてみたファン1つでここまで効果があるのなら・・・

5インチベイのファンを付属のものからもっと良いファンに換えれば更に良くなる?

ついでに、CPUの簡易水冷ラジエーター冷却も兼ねているシステムファンも良いファンに換えれば更に良くなる?

と考えながら( ˘ω˘)スヤァしたところ💤

 

こちらが届きました。

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Noctua NF-A12x25 PWM

Pc_5bfrp202012_a2
造りの良さや性能の良さから、高価なものの人気のある12cmファンです。

私も自作PC2020用にこのファンを使おうとしましたが、9個必要ということもあってとある理由から同じNoctuaの他のファンにしました。

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一旦ケースからファン付きラジエーターを外し、純正ファンをNF-A12x25 PWMに交換。

その際、元々排気なのを吸気にした方がCPUの冷却効率が良くなる感じはしたものの、PCIファンやストレージファンを含めたケース内エアフローや、設置場所的にケース背面より前面5インチベイからの吸気を優先して排気のままにしました。

ケーブル長は十分だったので、そのまま純正ファンと同じ4pin(SYS FAN)端子に接続。

Pc_5bfrp202012_a4
こちらは交換前の純正ファンで、日本電産のB35502-35DEL7 PP749-A00が使われていました。

Pc_5bfrp202012_a5
そして、ファンを取り付けた後に余った付属品がこちら・・・

上で書いたケースファン9個を他のファンにした「とある理由」とは、このもったいないお化けが出てきそうな不要パーツの多さでした。

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もう購入から6年が経ち、内部の液量が心配でもある120mmラジエーター付きCPU用簡易水冷。

外した時にラジエーターを振ってみたところ、明らかに・・・感は無かったので、埃だけ掃除してそのまま装着。

外側からも内側からも、Noctuaらしいファンはほとんど見えなくなりました。

 

少しタイプの違うこちらも届きました。

Pc_5bfrp202012_b1
Noctua NF-F12 PWM

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こちらをこの前装着した5インチベイファンの標準ファンと交換します。

両方ともNF-A12x25 PWMにしても良かったんですが、5インチベイファンは元々小さなファンが付いていた(MEM FAN)端子を使うことから、消費電力を考慮してNF-F12 PWMを選択。

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こちらは長尾製作所 5インチベイ用フロントクーラー3段 SS-NFR5CL03の標準ファン。

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今回、ファンの取り付けはネジではなく、ファンに添付していたクリップを使用。

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5インチベイ用フレームに取り付けた後でファンを90度回転したくなったものの、クリップ装着だったので簡単に脱着、回転させることができました。

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5インチベイに装着し、こちらは端子位置の関係でケーブル長が足りなかったので添付のエクステンションを使用。

前回と同じ4pin(MEM FAN)端子に接続しました。

こちらは内側からだと、Noctuaらしいファンが見えます。

 

これで2基のファン交換が終わりました。

ただ、どちらのファンも使用端子的にユーザーコントロールができず、5インチベイファン(MEM FAN)はALIENWAREのツール上にもチップセットファンやVRMファン同様表示すら無く

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システムファン(SYS FAN)はツール上に表示が有るものの、手動制御できるPCIファンやストレージファンとは違って自動制御のみになっています。

そこで、暫くサイドパネルを開けた状態で目視したり、他のツール類で確認しながら使ってみたところ、とくに問題無さそうな感じでした。しらんけど

 

それぞれの風量を手で確認してみたところ、5インチベイの吸気側、簡易水冷ラジエーター冷却を兼ねた排気側ともに、交換前より風量があるように感じられました。

5インチベイから吸気したフレッシュエアーが、メモリやVRM周り、ラジエーターを通って真っ直ぐ排気される感じになっており、ケース下部ではストレージファンがSSDやHDDに風を送り、PCIファンがグラボに風を送り、そこで温められたエアーも5インチベイラインのフローで効率よく排気される。

そんな理想的な感じになった気がしないでもありません。しらんけど

 

サイドパネルを閉めてPCを定位置に戻し、エアコン(暖房)利用での空気清浄機確認で室温25度の中、動作確認してみました。

Pc_5bfrp202012_z0

■PC環境
・ベースは6年前のALIENWARE Aurora R4
・CPUはIvyおじさんIntel Core i7-4930Kを標準3.4GHzからALIENWARE OCにて3.8GHz(TB時4.1GHz)動作
・GPUはMSI GeForce RTX™ 3090 GAMING X TRIO 24Gの定格動作(ファンコンのみMSI Afterburner使用)
・グラボ交換時にサイズの関係でPCI周りのダクト取り外し済
5インチベイの3スロットを全て外し、5インチベイ用ファンキットを装着してnoctuaのファンに換装
・システムファンをnoctuaのファンに換装

 

まずは、FFXVベンチ(高品質・4K・フルスクリーン)から。

Pc_5bfrp202012_z1
2回連続して実行したFFXVベンチの最後の方のテーブルに料理が置かれるシーンで、CPU温度は50度ちょっとGPU温度は70度ちょっと

他のシーンでもGPU温度は同じくらいで安定し、CPU温度も60度を超えることはありませんでした。

少なく見積もっても、CPU温度が5度は下がっていると思われます。

 

続いては、FFXI実プレイ(4K・FFXI Config最高設定)

Pc_5bfrp202012_z2
CPU温度は30度未満GPU温度は50度ちょっと・・・

ほぼ無負荷とはいえ、冷えすぎな感じすらしてしまいます。

 

元々、温度が高くなりすぎて性能が落ちるまでではなかったので、ベンチマーク結果はこの時とほぼ変化はないものの・・・

Pc_5bfrp202012_b8
以前よりCPUの温度が下がったり、何よりケース内温度が大幅に下がって静かになったところが一番の違いです。

アサシンクリード ヴァルハラやウォッチドッグス:レギオンをやっていても、ボトルネックはそのままでも以前より随分静かになりました。※個人の感想です。

今回のファンはどちらも静かで、グラボのファンも静か。

それらに比べると標準のPCIファンの静穏性が気になるものの、以前の様にケース内温度が上がらないのでファンスピードも上がらず、十分許せる範囲内ではあります。

また、PCIファンはユーザーコントロールもできるので、GPU温度に問題が無ければ可変から空気を混ぜる程度の低回転固定にしても問題ないと思います。しらんけど

 

グラボは現在定格で使っていますが、OCしてもPLが102までしか上げられなかったり、クロックを上げてもベンチマークスコアは変わるもののゲーム中の体感差は変わらなかったりするので、基本定格で使うことにしました。

むしろPLを少し落としても体感差はほぼないので、遊ぶゲームに応じてPLのみ調整しながら使用しています。

 

前回も書いた通り、こちらも遊ぶゲームに応じて使い分け。

Pc_5bfrp202012_c1
フロントパネルを閉じたままでも下部ダクトから吸った空気がフロントパネル内を通って5インチベイから吸気できるので、FFXIプレイ時等の低負荷時はこれで十分。

Pc_5bfrp202012_c2
重めのゲームを遊ぶときは、青く光らせているグレイを押すとフロントパネルが下にスライドオープンし、5インチベイ3段分のエリアから効率良く吸気できる様になります。

 

既存のゲーム用PCがどんどん良くなっていきますね。

なんかここまで良くなると、急いで自作PC2020を組むh・・・いえ、なんでもありません。

 

=== 関連エントリー ===

■5インチベイにファン付けてみた
https://mru.txt-nifty.com/blog/2020/11/post-c7b220.html

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