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2021年1月26日 (火)

いろいろと考える

先日の外来検診で、これまで落ち着いていた肝臓の数値が再び悪化。

悪化した原因について思い当たる節はないものの、以前悪くなった時に調べた事のある肝臓について改めて調べたり、この1か月ちょっとの行動の変化についていろいろと考えてみました。

 

まずは肝臓について。

素人がネットで調べた情報でいろいろ語りだしたり、そんな情報で先生に何だかんだ言うのはどうかと思うものの、複数の情報を見て参考にする程度なら良いかな?と思って検索。

今回悪化していたASTALTについて調べてみたところ、ASTについては心筋やその他の筋肉の細胞が壊れて漏れ出した可能性もあるものの、ALTは肝臓の細胞にしかないので、それが何らかの原因により肝臓の細胞が壊れて漏れ出しているとのこと。

どちらも100を超えていれば肝炎の恐れがあり、ASTよりもALTの数値が高い場合についてもいろいろと書かれていました。

ASTの数値悪化だけを考えると、ここ最近相当衰えている筋肉を元に戻そうと始めた筋トレの影響も考えられるものの、やはりALTの方が高いので肝臓の炎症等の障害が考えられるのかな?とは思います。

 

体調的には、筋トレ(リハビリ程度)での筋肉痛があるくらいで、尿もほぼ透明で濃くもなく、肝臓付近の痛みもなし、食欲も普通にある。

復帰への緊張からか少々睡眠不足感があるくらいで、沈黙の臓器と言われるのも納得の肝臓が悪くなっているという実感は全くありません。

 

ちなみに、前回検診時の数値はこんな感じ。

Hpg20210122_7
総ビリルビンは少ないものの、ASTが107U/lALTが191U/l、LDHは若干範囲外の267U/lでアルカリフォスファターゼは範囲内、お酒が関係してくるΓ-GTPは75U/lと少し高いくらい。

 

これだけを見ると、原因は分からないものの、今回たまたま数値が悪くなっているのかな?と思っていたんですが、先生曰くたまたまでこんなにはならないということ、そして、前回悪くなった時の経緯表を見ると少々恐ろしくなりました・・・

 

こちらは、昨年の2月まで造血幹細胞移植で入院していた後の定期的な外来診療時の結果です。

Dr20210126k_k1
退院した後も今と同じように定期的に外来診療で回復経過を見て貰っていましたが、肝臓の数値は2月に退院してそろそろ復帰できるかな?と思い始めた7月までは正常の値でした。

 

ここで確認してほしいのは、この表の表題。

一番上がAST、そしてその下がALT、あとLDH,アルカリフォスファターゼ、Γ-GTPと続きます。

 

そして肝臓の数値が悪くなって入院になるまでの経過が下のもの。

Dr20210126k_k2
2020年6月16日の外来診療までは何の問題も無かった数値が、そろそろ復帰できるかな?と思い始めた7月21日にいきなり悪くなっているのが分かります。

丁度今回と同じように復帰を意識し、先生に復帰に向けての診断書を書いてもらった時期でもあり、同じように筋トレを始めたりした時期でもあります。

またその時は、6月16日まで0.4mg/日だった免疫抑制剤(プログラフ)半減になり、それ以降は0.2mg/日になったことくらい。

 

その影響があったのかどうかは結局入院しても分からなかったものの、2020年7月21日時にいきなり悪化してASTが103U/lALTが177U/lになりました。

ただここで気づいたのが、その数値は先日の外来診療で悪化が確認された数値よりも低いのです。

 

そして更に怖いのが、その時も今回と同じように2週間の様子見があって迎えた次の外来診療日(2020年8月4日)の数値・・・

更に悪化して、ASTが340U/lALTが645U/lになっていました。

即入院となり、その後は肝生検をしたりステロイドを使ったりしながら、数日おきに数値の確認が始まりました。

肝生検でも原因は分からず、ステロイドを使っても中々改善しなかったことから、他に飲んでいる薬による影響かな?ということでいろいろと薬の調整が行われましたが、改善は本当にゆっくり。

入院の途中で免疫抑制剤(プログラフ)が前回悪くなりだした時(2020年7月21日時)の4倍の0.8mg/日になったりはしましたが、これと言った原因は分からないままだんだんと数値は改善。

 

そのままゆっくりと改善していき、昨年10月3日の肝障害からの退院の時にはほぼ正常値になっており、その後の定期検診でも血液と共に肝臓も問題無し。

そして今回、改めてそろそろ復帰できるかな?と思って診断書をお願いした昨年12月18日の外来診療ではALTがほんの少し範囲外になっていたものの、問題無いでしょうということで診断書を書いてくれることになりました。

ただ、その復帰に向けての診断書を受け取りに行った1月22日の外来診療時に数値が悪化。

そして今回も前回悪化時と同じように2週間の様子見。

 

これは、また2週間後には前回と同じく更に悪化しているフラグなんでしょうか・・・まさかまた入院?

本当に怖く、本当に嫌な感じです。

 

ただ、前回はたまたまだと思って何の対策もしなかったのを、今回はいろいろと考えて対策してみようと思います。

そこで、この1か月ちょっとの間にあったことや変化したことをいろいろと考え、片っ端から対策。

関係ない?と思われることも念のためにやってみます。

 

数値的に問題無いとは思うけど、念のために禁酒を・・・と先生に言われたことの厳守。

 

・ここ最近、復帰の事を考えて始めたリハビリ程度の筋トレの中止。

 思えば前回も同じようなことがあったので、それがストレスになっているのかな?と思ってのことです。

 

・お腹が冷えるといけないと思って着けだした腹巻の中止。

 腹巻はちょっときつめだったこともあり、お腹の血流に影響があるかも?

 

・ヤクルトやヨーグルトの摂取しすぎの中止。

 ヤクルトはお腹の方も落ち着いていたことから、1か月ちょっと前まで1日1本程度だったのを、ここ最近、地元絡みのコロナ禍の影響もあって、免疫抑制剤を飲んでいてもそこそこの免疫はあった方がいいのかな?と思って1日2本や3本飲むようになっていました。

 また、アロエやフルーツが入ったBB536のヨーグルトも冷蔵庫の中に一杯あったので、賞味期限が近くなった時にはヤクルト数本と共に1日に2個とか食べていたこともあったので、それらをヤクルト、ヨーグルト含めて1日に1本か1個までにしてみます。

 これらで免疫力が上がっているかの判断は微妙なものもありますが、以前、潰瘍性大腸炎やクローン病で腸壁の炎症が大変だった頃の、ヤクルトやヨーグルトによる免疫上昇によるものだと思われる炎症悪化や発熱経験からの個人的感想でもあります。

 

・あと思い当たるのは、自作PC2021を組み始めた事と、復帰が近いということで緊張してしまうこと。

 PCは関係ないと思うのと、復帰が近いのは仕方がないことなので、できるだけストレスに感じない様に他の趣味のことも考えたりしていこうと思います。

 

この中で一番原因になっているっぽいのは、やはりストレスと免疫力絡みかな?

前回も免疫抑制剤が減ってからの悪化の様な気がしてならないので、今回ももしかしたら免疫による肝臓への攻撃?GVHD絡み?

それはそれで怖いことではあるものの、それ以外に今の生活で肝臓の数値が悪化することも思い当たらないので、上に書いた他のことも含めて全て実施しつつ、2週間後の血液内科及び肝胆膵内科の外来診療に挑んでみようと思います。

 

昨日も書きましたが、こうやっていろいろと考え込んで心配になってしまうのもストレスになっているのかもしれませんが、前回は何もやらずに悪化が見られたので、これらで前回の様に悪化しておらず、最低でも先日の数値を維持できていれば大きな進展かもしれません。

前回悪くなった時にも肝胆膵の先生に、維持できていれば問題はそれほどでもないものの、悪化しているのがダメですと言われました。

 

書けば書くほど、考えれば考えるほど、自分でもストレスになっているのが分かるので、この辺で止めておきます。

どうにかこれ以上悪化しませんように・・・

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