« パタパタとまた考えてみた | トップページ | 節分 »

2021年2月 2日 (火)

iPhone 5が起動したけど・・・

今年の頭に、ふと久しぶりにiPhone 5が使いたくなっていろいろやってみたところ、エラーが出てどうにもならずそこで中断したことを書きました。

■起動しないiPhone 5
https://mru.txt-nifty.com/blog/2021/01/post-f8f908.html

 

その後、暫く放置していたんですが、また久しぶりにiPhone 5が使いたくなったのでいろいろやってみました。

再び同じようにiTunesで復元してみたところ、やっぱりエラーで先に進みません。

iPhone "iPhone"を復元できませんでした。不明なエラーが発生しました(4010)。

 

そこで今回は、前回は手を出さなかった復元ツールに手を出してみました。

Ip5fk202102a_1
使ったのは、AnyFix - iOS System Recovery

無料版では大したことが出来なかったので、また使うことがあるかもしれないし、ないかもしれない・・・きっとないけどやってみたいから買ってみよう!と思ってずっと使える版を購入。

上の画面からシステム修復を選択し、最初は標準モードで修復してみたものの、iTunesの時と同じところで失敗。

あら、これでもダメなのかな?と思いつつ、今度は1段階上の高級モードでやってみたところ・・・

Ip5fk202102a_2
これまでは、ほんのちょっと伸びたところでエラーになっていたバーがぐんぐん伸びていきました。

Ip5fk202102a_4
暫くすると、修復が完了。

Ip5fk202102a_5
iPhone 5を見ると、こんにちはの画面。

今回はツールを使って修復したので、iTunesだとどうなるんだろう?と思って、再度リカバリモードにしてiTunesでも復元してみました。

Ip5fk202102a_3
結果、こちらでも以前の様にエラーが出ることはなく、復元することが出来ました。

凄い。

 

これはツールを買った価値があった。これでやっとiPhone 5が使える。

・・・と思ったんですが、直ぐに新たな問題が発生。

Ip5fk202102a_6
アクティベーションロックです。

綺麗に情報を消していない状態でおかしくなったことから、まだ当時のアカウントに機器が紐づいている様です。

 

上の画像のすぐ下に表示されているApple IDアカウントのヒントを見ると、どうやら自分のものではなく親愛なる奥様のものっぽい。

そういえば、まだ末っ子が自分用のiPhone 11を持っていなかったときに、親愛なる奥様のアカウントが入ったiPhone 6 PlusのバックアップからiPhone 5に復元したことがありました。

しかし、そのアカウントも親愛なる奥様がキャリアを変更する前に使っていたもので、確認してみるとアカウントもパスワードも分からないとのこと。

メール認証するにしても、以前のキャリアのものなのでメールを受け取ることもできません。

 

いろいろ調べてみても解決できそうになかったので、ここでAppleのサポートに問い合わせてみました。

問い合わせ方法はチャットです。

 

まずは、どう困っているのか、何をしたのかを説明。

説明していくと、さすがプロなので的確に回答。

その中で、リカバリモードだとiTunes上に表示されるシリアルを伝えたところ、確認できました。とのことだったので簡単に解除して貰えると思ったら、やはりそんなに簡単ではなく、アクティベーションロックの解除には必要な情報が入った購入証明の提出が必要とのこと。

いろいろと気を使いながら丁寧に説明して下さり、直接それらの情報を貼り付けるリンクが載ったメールを貰ったところで、チャットは終了。

チャット終了後のアンケートには、一番いい評価でコメントにも「とても丁寧で助かりました」と回答しておきました。

 

購入証明といっても、iPhone 5購入時からだともう8年も経っています。

今使っている機器情報ならMy auあたりからどうにかなりそうなものの、iPhone 5のものは厳しい。

たしか私が他のキャリアからMNPでauに移った時のものですし、自分のメモを見ると店頭で予約して店頭で購入している模様。

何でもありそうな押し入れをゴゾゴゾしてみても、さすがにiPhone 5の資料はない。

ネットで調べると、auショップに行けば作成してくれるとのこと。

ただ、私は現状プチ無菌室生活なのでショップには行けないし、代わりに家族に行って貰うにしても代理証明とかがめんどくさそう。

それに、たしかiPhone 5の時は本体のバイブが効かなくなったとかで、Apple Careの保証で交換してもらったような気がする。

・・・と思って調べてみたら、それはiPhone 4の時だったようです。

 

ふとここで、そこまでする必要はあるのか?と思い始めました。

楽しそうにiPhone 5を購入した時のBlogエントリーはあるものの、そんなものは証明にはならない。

上で書いた様にauショップには行けないし、代行もめんどくさい。

そこで証明をもらって画像をAppleに送信すれば、数日後にはロックが解除されるとは思うんですが、やっぱりめんどくさい。

ちゃんと自分で買ったものなのに、なぜここまでしないといけないの?とも思いつつ、それだけしっかりしたセキュリティになっているので仕方ないのかな?とも思いつつ、ちゃんと処理すればロックは解除してもらえそうだけどやっぱりめんどくさいとも思いつつ、そもそもの原因は親愛なる奥様がアカウントやパスワードを忘れているのがいけないんだとも思いつつ、このエントリーを終わります。

 

・・・と、一旦エントリーを終わったところで、親愛なる奥様が帰宅。

末っ子が今のiPhone 11に替える前に使っていたiPhone 6 Plus(今回のiPhone 5に復元したデータの元が入っている)を確認してみたところ、久しぶりの起動だったからか末っ子が使っているパスコードでログイン後にApple IDの認証が出てきました。

そこには、親愛なる奥様の以前のキャリアのものと現在のキャリアのものが交互に表示され、試しに親愛なる奥様に現在のキャリアのアカウントでログインしてもらったところ、ログイン成功。

それならもしかして・・・と思って、iPhone 5にもログインしてもらったところ、ログイン成功。

 

iPhone 5のアクティベーションロック解除のヒントに表示されていたドメインがiから始まるものだったので、てっきりそれでしかログインできないのかと思ったら、どうやらそうではなかったようです。

親愛なる奥様がキャリアを移動した際にApple IDの移行もしており、そこでiから始まるドメイン(Softbank)からeから始まるドメイン(au)に変更したため、移行元のアカウントが使えずログインも出来なかった模様。

それなら、ヒントもiではなくeから始まるドメインを表示してくれていればもっと簡単にログイン出来たと思うんですが、おそらくその端末のアクティベーション時点ではiのものだったのでそう表示されただけなのでしょう。

Ip5fk202102a_a1
無事、システムの修復とアクティベーションロックの解除ができた、iPhone 5

この後、自分のアカウントでログインしてみました。

Ip5fk202102a_a2
今回こちょこちょしたiPhone 5と、アクティベーションロック解除のヒントになったiPhone 6 Plus

 

いろいろあってiPhone 5が使えるようになったものの、今使ってみると使いづらい・・・

操作面も、現行のiPhone 12 Pro MAXと変わっていて戸惑うことが多いのと、やっぱり動作がもっさりしている・・・

それならiPhone 6 Plusの方を使おうかと思ったものの、そちらもちょっとマシなもののほぼ同じ・・・

そんなわけで、iPhone 5iPhone 6 PlusiPhoneを探すを無効にしてリセットし、電源を切って押し入れの中に仕舞いました。

 

今回は、いろいろと勉強になりました。

Appleのサポートさんもありがとうございました。

一応、画像等の情報を送信するセキュアなリンクより、クローズ依頼を行いました。

« パタパタとまた考えてみた | トップページ | 節分 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« パタパタとまた考えてみた | トップページ | 節分 »