末っ子がPCでゲームという事に興味を示し、本体についてはちょこちょこ進行しているもののそういえばモニターが無い・・・という事に気付きました。
今は押入れに眠っていた30インチのモニターでゲームを楽しんでいるものの、私からすると少し古めだしゲームをするのには向かない。
悩みに悩んだ末、末っ子のためを思い、末っ子のことを思い、末っ子用のモニターを準備しようと思って今回のモニターを追加しました。
ちなみに今回のモニターは私が使い、私がこれまで使っていたモニターを末っ子用とします。
親愛なる奥様未承諾案件ではありますが、末っ子の将来のためだと思い何卒ご容赦頂ければ幸いです。
今回、ここまでのコピペを使うか使わないかで迷いましたが、これより下もコピペっぽいのでちょっと変えて使いました。
・・・
こちらは、現在使っているGIGABYTE G32QC📺
GIGABYTE G32QC Gaming Monitor: MRU Weblog Zone.

購入から約1年半、とくに何の問題もなく使えているものの、もう少し作業領域確保のための解像度が欲しいと思っての交換です。
こんなモニターが使える末っ子は幸せ者です🎵
到着までに、G32QCをモニターアーム(Modernsolid LA-6A-1CR)から取り外しました。

マウントアダプターごと簡単に取り外すことができ、モニターから外したマウントアダプターをアームに戻していつものPEにシュッ!で磨き上げ✨
こちらは、これまで使っていたG32QCと新しいM32Uのスペック表の気になる部分📝

サイズは31.5インチと同じもののパネルがVAからIPSになり、Color Saturationが94% DCI-P3/124% sRGBから90% SCI-P3/123% sRGBと低下し、Contrast Ratioも3000:1から1000:1に低下しています。
ただ、このモニターにそこまで求めていないので、解像度も4Kになるし、4Kで144Hzまで入るこの手のモニターにしては安価なのでこの位で十分。と思ってこちらにしました。
G32QCに似たシンプルなデザインや使い慣れたOSD(本体メニュー)も、引き続きGIGABYTEのモニターを選んだ理由になります。
現時点で他社の高価な4K144Hzモニターは在庫切れになっているものも多い中、こちらはショップのポイント等を考慮すると実質5エヴァンゲリオンくらいで在庫もあってお買い求め易い。
そうこうしていると、青っぽい横縞のシャツを着たサンタさんが良い子にしているナウなヤングにプレゼントを持ってきてくれました🎁

クリスマスの日に届いた、GIGABYTE M32U Gaming Monitor✨
箱は大きめなので、サイズ比較用に実質1エヴァンゲリオンのエヴァ初号機を載せています。

箱の上面には各種ロゴが並んでおり、ここにAMD FreeSync Premium Proのロゴは無いものの対応しています。
※モニターのOSD上で確認できます。
早速開梱していきます。

今回は箱から発泡スチロールを引っ張り出すタイプではなく、広い面を大きく開けられるタイプでした。

上段の内容物はスタンドのベースと、使わないHDMIケーブルとDisplayPortケーブルに・・・

こちらは使う電源ケーブルと、アップストリーム用のUSBケーブル(Type-A to Type-B)。

薄いマニュアル類も入っています。

下の段には、モニターのアームと本体が入っています。

チラッとめくると、VESA 100x100mmのマウント部分。
一旦短めのネジ4本を外し、モニターアームアダプターを装着。

G32QCはマウントの枠が狭すぎてモニターアームアダプターの加工が必要だったものの、M32Uは枠も広くて余裕があります。

本体の映像入力ポートは、HDMI 2.1 (support 4K 144Hz 4:4:4 @ DSC enabled or 4K 144Hz 4:2:0) x2 / Display port 1.4 (DSC) x1 / USB Type-C x1で、アップストリーム用のUSB(Type-B)、KVMでも使えるUSB3.0x3(Type-A)、スピーカー内蔵でもヘッドホン端子(ミニプラグ)もあります。

G32QCではACアダプターだったのがM32Uでは電源内蔵になっており、3P-2P電源ケーブルを挿す端子の隣には主電源スイッチもあります。
箱から取り出し、アーム(Modernsolid LA-6A-1CR)とドッキング✨

溝を合わせてアダプターを滑り込ませ、脱落防止のカバーを装着しました。

モニター前面に貼られていたENERGY RATINGのシールや背面の保護シールも剥ぎ取り、マウント位置の関係かモニター下側の隙間が少なくなっていたので、アームを調整してキーボードを滑り込ませられるだけの隙間を確保。
これまで使っていたPC(ASRock DeskMini X300)に接続してみました。
DeskMini X300のメモリ交換: MRU Weblog Zone.
使用するケーブルは前回同様、iVANKY DisplayPortケーブル(DP1.4 8K/60Hz 4K/144Hz HDR対応 HDCP2.2 HDCP1.4)の2m。
ベアボーンのDeskMini X300の仕様にはDPのバージョンが記載されておらず、WQHD165Hzの時に5.4Gbps×4レーンで接続されていたので、たとえDP1.2だったとしても4K60Hzは使えるのでいいかと思っていたら・・・

普通に4K144Hzが使えるようです。

ディスプレイオプションでは、可変リフレッシュレートテクノロジーのAdaptive Sync Compatibleも有効化。

ディスプレイの仕様はこんな感じ。
続いて、ここまでの作業ではとくに気になる事はなかったドット抜け等の確認を恐る恐るやってみました🔍

テストに使用するのは、Webブラウザーで使えるEIZOさんの便利なEIZO MONITOR TEST。

各カラー表示等でもじっくり確認しましたが、ドット抜けも常時点灯やおかしなピクセルも一つたりとも見つけられませんでした。
日ごろの行いのたまものだと思われます。
見た目もサイズもこれまでのモニターとほぼ変わらないので、これなら親愛なる奥様も気付くはずはないと信じて疑わない。
ただ、解像度が必要だと思って同サイズ31.5インチのWQHDから4Kにしてみたものの・・・

文字が小さい・・・

100%表示のままだととても小さいし、作業時に拡大/縮小を使ってしまうと作業エリアがWQHDの時と変わらなくなってしまう💧
モニターまでの距離とサイズを考慮すると、dpi(ppi)的には32インチ程度だとWQHDが丁度良いと改めて感じました。
ただ、G32QCの様にただ4Kも入れられて映るというだけではなく、ネイティブ4Kも144Hzや120Hzで入れられるという点は良いです。
M32Uには3Wのステレオスピーカーが内蔵されており、ちょっとした利用の時にはありがたいものの・・・

これまで通りの小さなサウンドバーを使っています。
小さなサウンドバー(2020.7): MRU Weblog Zone.
続いて、M32Uのファームウェアをアップデートしようとしたところ・・・

現時点では日本のメーカーサイトにはまだ載っていない最新のF07になっていたので、何もしていません。
今のところ、とくに動作的におかしなこともありません。

この辺のメニューもG32QCとほぼ変わらないものの、時々気になっていた前面右下にあるLEDインジケーターのオンオフやスタンバイ時のみ点滅を選択できるようになっていました。
引き続き、今回のメインでもあるゲーム機を接続しての確認です🎮
どちらもほぼ同じだと思ったので、PlayStation 5ではなくXbox series Xでの確認になります。

HDMIケーブル(iVANKY HDMIケーブル 2.0m HDMI2.1規格 48Gbps)で接続して電源を入れると、この表示が出ました。
高度なビデオ機能を有効にしますか?
お使いのテレビは、ゲームを最大限に楽しめるように設定された高度なビデオ機能に対応しているようです。

本体設定内の4Kテレビ詳細を確認すると、Dolby Visionのみ未対応。
この辺は、ゲームでも頻繁に利用しているテレビを買い替える際に考慮しようと思います。

全般ビデオモードはこんな感じ。

モニターのフレームレートカウンターを表示したまま、いろいろやってみます。

いつものデーイートーナー🎵

4K120fpsで遊べるものを・・・と、Ori and the Will of the Wispsをインストール。

こちらも起動時に、120fpsのサポートを確認!オリが4K/120fpsで動くように設定します!が表示。

設定画面はこんな感じ。

G32QCと同じく350cd/m2(TYP)しか出せないVESA Display HDR400対応モニタではあるものの、描画エンジンの違いか何気に綺麗に感じます。

4K120Hzでとても快適に楽しめました。
これは良い🎵
Response Timeは1ms MPRTとそこそこですし、海外有名サイトでもパネルネイティブ解像度入力では結構優秀な部類でした。
いろいろやっていると、今度は黄色ベースに緑が少し入ったシャツを着たサンタさんが良い子にしているナウなヤングにプレゼントを持ってきてくれました🎁

少し離れているゲーム用PCと接続するためのDisplayPort Ver.1.4ケーブル(5m)と、さっきまでDP接続していたPCと接続するためのHDMI2.0ケーブル(2m)。
M32UのDPはゲーム用PC、HDMI1は普段使い用PC、HDMI2は各種ゲーム機等で利用します。

長めのDP1.4ケーブルはさすがに太いものの、その分安心感もあります。
さっきまでのPCからDPケーブルを外し、今回届いたHDMI2.0ケーブル(2m)で接続。

4K120Hzまでは選択できるものの、色の形式等が残念な感じ。
これはケーブルがHDMI2.0という以前に、DeskMini X300のHDMIポートの仕様(4K60Hzまで)のせいだと思われます。

リフレッシュレートを60Hzに落とすと、HDRも認識しました。
こちらのPCでは大したことをしないので基本4K60Hzで使い、時々4KHDR60Hzや色等を妥協しつつ4K120Hzで使います。

同じPCでDP接続の時には可変リフレッシュレートテクノロジーのAdaptive Sync Compatibleだったところが、HDMI接続だとVRRになって有効化できました。
この画像は4K120Hz時のものですが、4K60Hz時でもVRRは有効化できます。

ディスプレイの仕様でも、FreeSync範囲が48~120Hzになっています。
この画像は4K120Hz時のものですが、4K60Hz時だと48~60Hzになります。
続いて、普段はテレビでゲームをすることの多いゲーム用PCに接続。
自作PC2021(組めたぞ!): MRU Weblog Zone.

今回届いたDisplayPort Ver.1.4ケーブル(5m)だとケーブル長が不安だったものの、しっかり4KHDR144Hzで接続できました。
(3840x2160 144Hz / ビットの深度:10ビット / 色の形式:RGB / 色の空間:HDR)

NVIDIAコントロールパネルからは、G-SYNCの設定で選択したディスプレイモデルの設定を有効化にチェックも可能。
良い感じ。
こういったあまりフレームレートを重視しないMicrosoft Flight Simulatorなんかはサイズや映像美を考慮してこれまで通りテレビで遊びますが、フレームレートを重視したりそこまで映像美に拘らないアクションゲームなんかをプレイする際にはこちらのモニターを使います。
試しにAssetto Corsaのリプレイを動作させてみたところ、4K144fpsで動作して驚くほど残像やブレが気にならない綺麗な映像を見ることができました。
この辺は普段使いのテレビとサイズも違うとはいえ、同じ4Kでもネイティブ144fpsで動作しているものはやはり綺麗です。
最後は、売りの一つでもあるKVM機能を使ってみました。
このモニターのKVM機能は、モニターやキーボード、マウスは1セットで2台のデバイスを使ったりできるというもの。
ただ、良くある普通のPC切替器とは若干異なります。
DPとHDMIは全て埋まったので、空いているUSB Type-Cを使います。

使うケーブルは押し入れ在庫より、CIO USB-C to USB-C ケーブル 100W PD 1m USB3.1 Gen2 急速充電 20V 5A ケーブル Type-C 4K 60Hz 映像出力 PD3.0 PPS QC3.0 10Gbps データ転送 e-marker 内蔵 (ブラック)
CIO Tough Line Type-C: MRU Weblog Zone.
GPD WIN3本体と直接このケーブル1本でM32Uに接続してみたところ・・・
GPD WIN3: MRU Weblog Zone.

4K144Hzを選択することができました。
こちらも大したことをしないので、通常は4K60Hzで使います。

切り換えはOSD上からもできるようですが、M32U背面にあるOSD操作用スティック上部のKVMボタンで切り替えを行うと、暫くすると映像が表示されてキーボードとマウスも使用できるようになりました。
これまで本体のみだとやりづらい設定等を行う場合、専用のドックに乗せてHDMIで出力した映像を別のモニターに映してキーボードとマウスはそれぞれBluetoothのものを使っていたんですが、ケーブル1本で使えるこれは便利かもしれません。
ただ、ポートからの供給電力が足りない様で充電はできないのと、上でも書いた様に一般的なKVMとは違って切り替えにちょっと時間が掛かるので、一瞬でデバイスを切り替えて使うものとは異なります。
このキーボードとマウスはそういった普通の切替器も使っているので、PCとM32Uを添付していたアップストリームUSBケーブルで接続し、M32U側のUSBポートにキーボード切替器の片方を接続しています。
これだと、これまでどおりモニターに関係ないPC2台での切り替えはCtrlキーを2回押しで一瞬で切り替えが行え、モニターに繋がっているPCとType-Cで繋がっている機器を切り替える際にはモニターのKVMを使うといったこともできます。
その他G32QCとの比較としては、長らく同サイズの1500R湾曲モニターを使っていた関係か、同じ位置に設置したこのモニターを見ていると、中央がこちらに出ている逆湾曲モニターのような錯覚がありました。
本体背面のOSD操作用スティックは、大きめで中央が窪んだ形状になったので人差し指で操作しやすい。
ただ、設定から入力自動切換をオフで使って信号が無い場合、信号がある時の様に素早く入力切換メニューが表示されずにスタンバイ用メニューが表示されて素早く入力切換ができません。
普段は信号の無い入力に切り換えて画面が表示されるのを待つといったこともないので入力自動切換をオンで使えばいいんですが、勝手に切り換えされたくない場合に入力選択に時間が掛かるとイラっとしがち。
もっと酷かったG32QCよりはメニューも早く表示されるものの、信号が無くなってスタンバイに入るまでの間はやはりメニューも出ないので、入力切換だけはローテーションでも良いので素早く反応するボタンが別途欲しいと感じました。
とりあえずはこんなところでしょうか。
設置後、急いでエントリーしたのでいろいろと情報が抜けている部分もありますが、ちょっと使ってみてダメだと思う様な製品ではありませんでした。
テレビと比べると映像美は雲泥の差なものの、色もHDR感もG32QC比で想像していたよりは良かったですし、その他の機能も含めて十分良いモニターだと思います。※個人の感想です。
暫く使ってみて、気になることがあればまたエントリーします。
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